Mote / 2023.08.11
恋愛のマンネリ化とは？ 陥りやすいカップルの特徴や防止・解決策を徹底解説
恋愛におけるマンネリ化は、簡単にいうと「付き合いたてのドキドキが減ってきた状態」のことです。
付き合って時間が経つと、好きな人が側にいるのが当たり前になり、ときめきを感じにくくなるのは自然なこと。そうすると「好きだけど何かが足りない」のように、マンネリ化を感じはじめます。
彼氏との関係がマンネリ化する理由を知り、未然に防ぐもしくは解消して、モヤモヤを解決しましょう♡
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マンネリ化とは「恋愛感情が落ち着いた状態」のこと
マンネリ化とは、恋愛感情が落ち着いた状態のことで、新鮮さがなくなるという意味の「マンネリズム」が語源です。
恋愛でマンネリ化を迎えるのは、付き合いたて特有のドキドキ感や新鮮さが薄れていく時期です。しかし、新鮮さがなくなるのは悪いことではありません。
安心感が生まれ信頼関係を築けているポジティブな変化であるため、極度に心配する必要はないでしょう。
「マンネリ化」と「倦怠期」の違いはネガティブ度
マンネリ化と似た言葉に「倦怠期」があります。
倦怠期は、相手に冷めていたり、相手の嫌な部分が気になったりと、ネガティブな感情のほうが大きいことが特徴です。マンネリ化のあとに訪れるものであり、別れるかどうかと悩んでいる人もいるでしょう。
マンネリ化は、ちょっとした考え方や行動で抜け出せる可能性が高いため、ネガティブな感情は大きくありません。
恋愛以外でもマンネリ化の言葉を使うことはある
「マンネリ化」は、仕事など恋愛以外にも利用できる言葉です。
仕事のマンネリ化とは、やりがいを感じないまま長期間同じ仕事を続けていたり、目標をもたずに仕事をこなしたりする状況を指します。
仕事のマンネリ化を打破するためには、本当に自分がやりたいことは何かを考え、ときには転職も視野に入れる必要があるかもしれません。
マンネリ化は決して悪いことではない
付き合いたての新鮮さは落ち着いているものの、お互いの「好き」という気持ちはあるはずなので悪いこととは言い切れません。安心感、信頼のほうが大きくなり、恋愛が次のステップへ進んだのでしょう。
付き合う前後の新鮮さが好きな人にとっては、マンネリ化は少しつらいかもしれませんが、長く付き合うためには必要なことかもしれません。
あなたは大丈夫？ カップルのマンネリ化診断
「もしかしてマンネリ化しているかも？」と不安な方は、画像にある10個の項目をチェック。半分以上当てはまっていると、マンネリ化がはじまっているかもしれません。
5個以上当てはまっていても大丈夫。もしマンネリ化していても、ふたりの努力次第では抜け出せます♡
マンネリ化しやすいカップルの特徴
ふたりの考え方や行動次第では、マンネリ化に陥りやすい可能性があります。
倦怠期にならないためにも、どんなカップルがマンネリ化しやすいのかをチェックしておきましょう。
面倒くさがりな性格
「お出かけするのが面倒くさい」「身の回りのことをするのが面倒くさい」と感じる人は恋愛でも向上心がないことが多く、マンネリ化しやすい傾向があります。
付き合いたてのころは気持ちが高まっていたこともあり、たくさん会っていたのに、気持ちが落ち着くと、面倒くさい気持ちが勝ってしまうのです。
そのうち「彼氏（彼女）に会うと疲れるから家で寝ていたい」「デートが面倒くさい」と感じてしまうことも……。
飽きっぽい性格
飽きっぽい性格だと、せっかく付き合えた相手にも冷めやすいかもしれません。
付き合えたことがゴールであるため、新鮮な時間を少し楽しんだあと、恋人に飽きてしまい、一方的にマンネリ化することもあるでしょう。
恋人から「釣った魚に餌をやらないタイプ」だと思われがちです。
共通の趣味・好きなことがない
共通の趣味や好きなことがない場合、会話が続かない、価値観がずれやすいなど、マンネリ化を引き起こす可能性があります。
趣味に夢中になっている場合、恋人よりも趣味を優先する回数も増えるでしょう。そうすると、LINEやデートの時間が減り、その結果マンネリ化が続き別れてしまうことも考えられます。
共通点がないからこそ知識を補いあえるなど、よい影響を与えてくれる可能性もあります。お互いの趣味を尊重しあえれば、倦怠期を迎えづらくなるはずです。
デートがワンパターン化している
恋人には会えても、いつも同じお店で食事をするなど、デートがワンパターン化しているとマンネリ化しやすくなります。
新鮮さが落ち着いても「好き」という気持ちがあれば、マンネリ化はしませんが、まったく変化がなければ恋愛がつまらなくなり倦怠期を迎えてしまいます。
ふたりともお決まりのデートコースを気に入っていればよいですが、どちらか一方が変化を求めるタイプなら、マンネリ化しやすくなりそうです。
おうちデートばかりで刺激がない
おうちデートはお金がかからず面倒がないぶん、あまり刺激がありません。どちらかが外出したいのであれば、おうちデートばかりを選ぶ恋人との関係は、あまり長続きしないでしょう。
ゲームなど、おうちでできることが好きなカップルなら問題ありませんが、ときには刺激も必要かもしれません。
▼楽しみ方を知っていれば、おうちデートも素敵な時間になる♡
同棲している
同棲していると一緒にいる時間は長く、お互いのいい部分も悪い部分もすべて見えてしまいます。
恋人の生活感が見えたり、嫌な部分が見えたりすれば、マンネリ化を通り越して倦怠期を迎えてしまいそう。
好きな人と長い時間いられることは幸せですが、マンネリ化の覚悟は必要です。
▼同棲によるマンネリ化解消は、こちらの記事をチェック。
カップルがマンネリ化する理由
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マンネリ化は、どちらか一方だけに理由があるとは限りません。
ふたりの考え方や行動、付き合うまでの過程に理由があるため、あなただけが落ち込んだり彼氏を責めたりしないようにしましょう。
付き合うまでの進展が早かった
出会って距離を縮め、付き合うまでの時間が短い場合、相手のことを深く知らないまま付き合うため、マンネリ化しやすいと考えられます。
進展が早いと「やっと付き合えた」という喜びや達成感が少なく、ドキドキ感もあまりないかもしれません。
付き合ったとき特有のドキドキ感がないと、なぜ付き合っているのか、どこが好きなのかなどわからなくなってしまいそうです。
素の部分を見せすぎている
だらしない姿や部屋の様子など、恋人の気持ちが萎えてしまう素の部分は、マンネリ化を引き起こす原因になります。
素の部分を見せすぎると、新鮮さは失われてしまうもの。そのぶん安心感は大きくなりますが、友達や家族のような親しみに変わるかもしれません。
ふたりで一緒にいる時間が長い
同棲カップルや、休みの日は丸一日一緒にいるカップルは、マンネリ化しやすい傾向があります。
長時間一緒にいれば、どれだけ好きな恋人でも、少し飽きてしまう人もいるはずです。「ひとりでゆっくりしたい」「彼氏以外の友だちと会いたい」と思った瞬間が、マンネリ化の始まりかもしれません。
「一緒にいて当たり前」と思っている
一緒にいて当たり前という気持ちは、恋人に対する感謝の気持ち、好きな気持ちが薄れている証拠。心のどこかで「当たり前」と思っているのなら、すでにマンネリ化しているでしょう。
思いやりに欠けた言葉や態度は、相手にも伝わります。お互いが「一緒にいる時間を大切にしたい」「有意義な時間を過ごしたい」と思えるようになれば、マンネリ化はしないはずです。
コミュニケーションが足りない
言わなくても伝わるのは信頼の証だと捉える人もいますが、実はコミュニケーションをサボっているだけかも。どれだけ長く付き合っていても、言葉のコミュニケーションは大切です。
「ありがとう」「ごめんね」「好き」という言葉は特に重要。恥ずかしくても、疲れていても、相手を思いやる言葉がかけられなければ、どんどんマンネリ化します。
カップルのマンネリ化を未然に防ぐ方法
できればマンネリ化を防ぎ、少しでもドキドキする期間を長くしたいもの。
倦怠期にならないためにも、マンネリ化を未然に防ぐ方法を紹介します。
記念日や誕生日のお祝いをする
付き合って1年の記念日やお互いの誕生日など、節目のお祝いがマンネリ化防止におすすめです。
記念日のお祝いは、ふたりの関係性を大切にしている証拠。パーティのようなお祝いをしなくても「付き合って◯年だね」「いつもありがとう」などのLINEだけでもOK。彼氏もあなたと一緒にいてよかったと思ってくれるでしょう。
誕生日であれば、ちょっとしたプレゼントを渡すのもよいでしょう。おうちでパーティをしたり、ちょっと豪華なディナーを楽しんだりすると、いい刺激になりそう♡
遠出や旅行デートを計画する
おうちデートに飽きた人、刺激がなくてつまらないと感じている人は、彼氏と遠出や旅行デートの計画を立ててみましょう。
いつもと違う場所へ行くことだけでも刺激になり、マンネリ化を防ぎやすくなります。
遊びに行くのはもちろん、ふたりで計画することがマンネリ化防止に役立つはず。遠出や宿泊が難しいなら、近場でもふたりが行ったことのない場所へデートしてみて。
ちょうどいい距離感を保つ
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カップルのちょうどいい距離感とは、相手の生活や思考に入りすぎないこと。仕事や家族、友達のことになんでも口出ししたり、彼氏のすべてを知りたいと思ったりする状態は、距離感が近すぎるかも。
彼氏のすべてを知ることが、愛情ではありません。ときには、あなた以外の人との時間も必要でしょう。
ちょうどいい距離感を保てば、お互いに飽きることなくマンネリ化もしにくくなります。
ふたりで楽しめる趣味を見つける
共通点があればマンネリ化しにくいため、ふたりで楽しめる趣味などを見つけてみましょう。
共通の趣味があれば会話は途切れにくく、毎回のデートも楽しくなりそう♡ これからカップルで趣味を始めるなら、こちらがおすすめ。
「ありがとう」の言葉を意識する
仕事や勉強で心に余裕がないと、「ありがとう」の一言を忘れてしまいます。心の余裕のなさはお互いのマンネリ化につながるため、感謝の気持ちは常に忘れないことが大切です。
些細な一言ではありますが、言われた相手はうれしいもの。お互いに感謝の気持ちを常に持つことができれば、マンネリ化や倦怠期とは無縁の関係性を築けるはずです♡
適度にスキンシップをとる
手をつないだりキスをしたりするスキンシップは、マンネリ化防止に欠かせません。
付き合いたてのころはイチャイチャする機会も多くても、時間が経てばスキンシップの頻度が減るのはごく自然なこと。恥ずかしがらずに手をつないで歩くなど、ちょっとしたスキンシップをとるよう心がければ、マンネリ化を防止できます。
自分磨きを忘れない
髪の毛や肌の手入れ、ダイエット、おしゃれをするなど、自分磨きの方法は人それぞれ。彼氏に「可愛い」と言ってもらうための自分磨きは、マンネリ化防止にも役立ちます。
あなたがどんどんきれいで可愛くなっていく様子や努力する姿を見れば、彼氏はキュンとするはず。
「可愛くなりたい」という向上心は、恋愛にも自分の人生にもとてもいい影響を与えてくれます♡
カップルのマンネリ化を解消する方法
「もうすでにマンネリ化しているかも」という人は、早めの対策が倦怠期を防ぐポイント。大好きな彼氏と別れたくないなら、今日から実践してみてください。
いつもと違う場所でデートをする
マンネリ化を打破するためには、いつもとは違う刺激が必要。行ったことのない場所や、遠くの観光地へデートへ行くなどして、新鮮な気持ちを共有しましょう。
ふたりでSNSやマップアプリを見ながらデートの予定を決めれば、マンネリ化した雰囲気を抜け出せるはず。
面倒くさがらずに、デートの予定を一緒に立ててみて♡
ファッションやヘアスタイルを変えてみる
いつもと違う服や髪型は、彼氏をドキッとさせるポイント。イメチェンをすれば、自分自身も新鮮な気持ちになって、ネガティブな気持ちから抜け出せるでしょう。
マンネリ化解消が目的なら、彼氏の好きな芸能人を聞いて真似してみるのもおすすめです♡
▼垢抜ければ、彼氏はもっと好きになってくれるかも♡
親しい友達とダブルデートをする
ダブルデートは、いつもとは違うデートの雰囲気を楽しめるため、新鮮さも感じられます。
ダブルデートをするなら、テーマパーク、またはボウリングのようにゲームを楽しめる施設が盛り上がります。4人ならではの遊び方ができたり、写真を撮れたりと、素敵な思い出になりそうです。
ダブルデートをするなら、あなたも彼氏も知っている共通の親しい友人がおすすめ。「マンネリ化を抜け出したいから協力して！」と、一言声をかけておくといいかも。
「好き」の気持ちを言葉にしてみる
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今すぐできるマンネリ化を解消する方法が「好き」を言葉で伝えること。
「好き」と言わなくても、「かっこいいよね」「いつもお仕事お疲れさま」など、あなたの愛情がこもった言葉であればなんでもOK♡
普段言い慣れていないと彼氏は驚くかもしれませんが、好きな気持ちを言葉で表現できるよう習慣を身につけてみて。お互いに愛情表現が上手にできるようになれば、マンネリ化も倦怠期も訪れないでしょう。
LINEで可愛いスタンプを使ってみる
言葉で「好き」を表現するのが難しい人は、LINEで可愛いスタンプを使ってみましょう。
ハートマークのあるスタンプや、彼氏の名前が入ったスタンプを使って、さりげなく好きな気持ちをアピールしてみて♡
▼マンネリ化を解消したいなら、こちらの記事もチェック。
マンネリ化したら別れるべき？ 判断するときのポイント
マンネリ化したからといって、すぐに別れようとするのは早いかも。まずは彼氏の様子などをうかがって、マンネリ化から抜け出せるか確かめてみましょう。
仕事や勉強などで忙しくないかを確かめる
もし彼氏が仕事や勉強で忙しくてマンネリ化しているだけなら、別れるのはまだ早いでしょう。今は忙しく心の余裕がないので、LINEやデートが少なくなっているだけかも。
恋愛では、どちらかが少し我慢する時期はいつか訪れるものです。まずは、いつ忙しさが落ち着くのかを聞いてみて。さみしいですが、忙しさを乗り越えるまで少し我慢して、その後思いっきりデートを楽しみましょう！
マンネリ化の解決方法を試して反応を探る
「カップルのマンネリ化を解消する方法」で紹介した、こちらの5つを試してみましょう。
これらを試してポジティブな変化が見られたのなら、彼氏も同じようにマンネリ化に悩んでいたのかも。
もし何も変化がないときは、恋愛そのものに少し飽きている可能性アリ。彼氏との関係がうまくいかないのなら、別の恋をしたほうがいいのかも……。
彼氏に改善する意思がないなら別れたほうがいいかも
「おうちデートばかりだから、外に遊びに行こうと誘ったのに断られた」
「遠出や旅行のデートに誘っても『面倒だから』と断られた」
このように、あなたばかりが努力して、彼氏に改善する意思がまったく見られないのなら、別れたほうがいいかもしれません。
特に、面倒くさがりな性格はなかなか直らないもの。彼女のちょっとしたお願いも、面倒だという理由だけで断るなら、これから何年付き合ってもいい関係は築けないでしょう。
▼彼氏に「別れよう」と伝える前にチェック。
マンネリ化してもふたりに「好き」の気持ちがあれば解消できる！
マンネリ化そのものは、決して悪いことではありません。半年以上付き合っていれば新鮮さは少しずつなくなり、安心感や信頼といったより深い人間関係に移っていきます。
「マンネリ化したかも」と思ったときは、まずは解決法を試してみてください。彼氏にも好きという気持ちがあれば、マンネリ化から脱出できるはずです♡
Text_Ayumi