Mote / 2023.08.19
聞き上手になる方法7つ|会話のコツを知って話したくなる人を目指そう♡
聞き上手になるためには、相手の話にしっかりと耳を傾けることが大切です。
親しい人との会話は慣れているから適当に聞いている、苦手な人だと「この人との会話はつまらない」と先入観を抱いているようでは、聞き上手にはなれないかも。
今日から聞き上手になるテクニックを取り入れて、「話しやすい女子」を目指しましょう!
photo:@kemidoll_oo
聞き上手になれば好きな人や初対面の人とも話しやすくなる!
聞き上手になると、今まで以上に人間関係や仕事をうまくこなせるでしょう。好きな人との会話も楽しくなり、初対面の人とでも会話が続くようになります。
友達や好きな人、彼氏、家族、先輩や後輩との話はもっと楽しくなり、「◯◯さんだから話を聞いてほしい」「◯◯さんに頼りたい」と感じてもらえるはずです。
聞き上手になれれば、これからの人生がとても楽しくなること間違いなしです♡
聞き上手になる方法・コツ7つ
聞き上手になりたい人が、日常の会話から気をつけたい7つのポイントを紹介します。
まずは親しい友達と話すときにコツを取り入れて、聞き上手な人の話し方を身につけましょう!
①相手の話に共感する
自分からたくさん話す人、日々の報告をしてくれる人は、自分を理解してほしい心理があります。そのため、相づちで適度に「わかる」「そうだよね」と共感することで会話が盛り上がりやすくなるでしょう。
単純に「うんうん」と聞くだけよりも、共感の相づちを入れることで、相手はあなたが「自分を理解してくれる人」だと思ってくれるはず。
ただし、オーバーな共感はNG。適当に相づちをうっているだけと思われてしまいます。
▼自分のことをたくさん話す人、何を考えている?
②相手の表情やジェスチャーから感情を読み取る
聞き上手になるためには、相手が話す言葉だけではなく、表情や身振り手振りからもどんな感情を抱いているか読み取ることが大切です。
たとえば、相手が「こんなことがあって」と面白おかしく話してくれたとき、言葉では笑っているけど、どこか悲しそうな表情をしているのなら、本当はつらさや悲しさがあるのかも。
こんなときは相手に合わせて笑うのではなく、「それって本当に大丈夫なの?」と声をかけてみて。そうすると相手は「実はね……」と、本音を口にしてくれることもありそうです。
③自分の表情も意識しながら話を聞く
聞き上手になりたい人は、相手の表情や様子をうかがうことだけを意識しがちですが、実は自分自身の表情も大切なポイント。
相手がうれしそうに話すときは笑顔で聞き、つらいできごとを話すときは、心配していることが伝わる表情で聞くよう意識してみてください。
目線がまったく違う場所を向いている、キョロキョロするのは控えましょう。話に興味がないのだと思われてしまいます。
▼相手のうれしい話題には笑顔で共感しよう!
④相手にあわせた反応をする
会話は、相手のテンションに合わせることが重要です。
ショックなできごとがあり相談や報告してきてくれた相手なら、無理に元気づけようとするのではなく、同じ温度感で、心配や共感するのがおすすめ。
無理にテンションを上げようとすると、相手は「相談する人を間違えた」「自分の意見を押しつけてくる」と思われるかもしれません。ショックを受けた人の心はとても傷つきやすいので要注意です。
恋人ができたなどハッピーなできごとを報告してくれた相手なら、高まったテンションにあわせることで、相手はもっとうれしくなるはずです。
⑤先入観なく話に耳を傾ける
苦手な人、会話が弾まない人と話すとき、先入観なく相手の話に耳を傾けることで、会話が盛り上がりやすくなります。
「この人の話つまらないんだよね」という気持ちで話を聞いていると、無意識のうちにその気持ちが態度に出てしまい、相手は話す気が失せてしまいます。
先入観なく話を聞くことで、会話のなかで盛り上げられるチャンスや自分との共通点が見つかるかもしれません。
⑥適度にオウム返しをする
オウム返しとは相手の発言をそのまま返すこと。上手に使うと相手の話題をさらに引き出すことができ、会話が盛り上がります。
「どうだった?」とだけ聞くよりも、相手は「きちんと話を聞いてくれている」と感じるもの。親近感や共感は、会話を盛り上げるために必要です。
ただし、しつこくオウム返しをすると、ただウザいだけの人になってしまうので注意してください。
⑦気になったことは質問する
聞き上手な人は、自分が気になったことを質問して、相手にどんどん話してもらおうとします。
「それってどういうこと?」「そのあとどうなったの?」など、相手の話をもっと知りたい、聞かせてほしいと伝わるリアクションをしましょう。
ただし、相手の会話を何度も遮ってまで質問するのはNG。「この人はここを聞いてほしいのかな」「もっと話したいんだろうな」と思うポイントを感じ取って、ピンポイントで質問してあげるのがおすすめです。
話を聞くのが下手な人がやりがちなこと7つ
話を聞くのが苦手な人、なぜか会話が続かない人は、ここで紹介する7つのことをやっているかも。
聞き上手になる方法を実践するのが難しくても、下手な人がやりがちなことをなくすだけでも会話を続けられるはずです。
photo:@__.moonlight121
①自分の話にすり替える
相手が「◯◯なことがあったんだよね」と言ったとき、つい「実は私も◯◯なことがあってね、それで……」と無意識に自分の話にすり替える人がいます。これを「会話泥棒」といい、嫌われてしまう行為です。
相手の話を聞こうとしていたのに、つい自分の話ばかりしてしまう人は要注意。
聞き上手になろうとしていても、なぜか相手が話をしたがらないときは、会話泥棒をしていないか振り返ってみてください。
②話を最後まで聞かない
「相手の話に共感したい」「理解してあげたい」という気持ちがある人や、せっかちな人は、相手の話を最後まで聞けない傾向があります。
相手がまだ話しているのに「◯◯ってことね」「◯◯になったんだ」と言い、話を遮ってしまっては、気持ちよく最後まで伝えられません。
特に、面白かった経験を話してくれるとき、先にオチを言ってしまうのはNG。なんとなくオチが読めていても、最後まで聞いてあげてください。
③否定的な言葉から入る
聞くのが下手な人にありがちなのが、「でも」「いや」といった否定的な言葉から始まることです。
相手が提案をしてきたとき、アドバイスを求めてきたときなど、最初に否定的な反応をすることで相手はあなたの話を最後まで聞くよりも先に、嫌な気持ちが勝ってしまいます。
否定をする、断るときは「◯◯の意見もいいと思うんだけど、自分はやめておいたほうがいいと思うな」と、共感をしたうえで自分の意見を伝えるようにしてみてください。
頭ごなしに否定するのではなく、相手が納得できそうな理由も添えてあげると、会話に深みが増すはずです。
④求められていないのにアドバイスをする
話を聞いてほしい、共感してほしい人の話に、アドバイスをするのはあまりよいこととはいえません。
相手はアドバイスを求めているのではなく、あなたに自分の話を「うんうん」と聞いてほしいだけのため、どれだけ適格なアドバイスであっても、会話が楽しくないと思われてしまいます。
「◯◯ちゃんなら、こういうときどうする?」など、アドバイスを求められていないときは、「つらかったよね」「それでどうなったの?」と共感や質問をするのがおすすめです。
⑤「それで?」と突き放す相づちをする
苦手な人と話をするときや、会話のペースが遅い人と話すとき、つい「それで?」と言ってしまいますが、相手は突き放されたと感じてしまいます。
一度でも冷たい反応を見せてしまうと、相手は次からあなたと話すのが苦手になるかも。相手の話がつまらない、盛り上がらないときの原因は、会話中の自分の反応が原因ではないか振り返ることも大切です。
⑥プライベートに踏み込みすぎる
話を盛り上げよう、仲よくなろうとするあまり、相手のプライベートに踏み込みすぎる人は、話を聞くのが下手な人といえます。
コミュニケーション能力が高い人は相手の懐に入るのがうまいので、相手から次々とたくさんのことを話してもらえます。
反対に、テンションは高いのにコミュニケーション能力が低い、会話が続かないタイプの人は、自分から相手のパーソナルエリアに入り込んでいるだけ。自分では聞き上手だと思っていても、相手の心理は違うかもしれません。
相手が自らプライベートについてどんどん話したくなるように、聞き上手になることがコミュニケーションのポイントです。
⑦髪やスマホを触る
無意識のうちにくせで髪やスマホに触ってしまう人は、相手に「会話に集中していない」という印象を与えます。
会話に集中していない、つまらないと感じているからこそ、ほかのものに触れてしまうのは相手もわかっていること。
相手が話を無理やり終わらせた経験がある人、「ちゃんと聞いているの?」と言われたことがある人は、無意識のくせがないか振り返ってみましょう。
会話に困ったときの話題5つ
「聞き上手になりたいのに、そもそも会話が続かない……」と悩む人は、会話を続けるためのネタを用意しておきましょう♡
会話に困ったときの5つの話題を覚えておけば、ちょっとした時間なら沈黙の時間はなくなるはずです!
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①趣味や関心のあること
初対面の人、お互いをあまり知らない人と会話するときは、趣味や関心のあるできごとについて聞いてみましょう。
これといった趣味がない人でも、少しだけ興味があること、面白いと感じたニュースやYouTubeの動画、SNSの投稿ならきっとあるはずです!
②相手との共通点
趣味や関心のあることを話すときは、まず「私は◯◯が好きなんだけど」と一言伝えるのがおすすめ。
自分の趣味や好きなことを相手も知っている、好きなら共通点ができて会話が途切れないはず♡
コミュニケーションでは、まず自分のことから話すのがポイント。聞き上手になりたい人は、相手の話を聞き出そうとしがちですが、自分のことを話すのも忘れないでください。
③直前にあったできごと
会話の最初、何を話せばよいのかわからないときは、直前にあったできごとを伝えるのもおすすめです。
聞き手に回るだけではなく、「さっき、こんなことがあって」と自分から会話をスタートするとよいでしょう。会話が苦手な相手でも、あなたが話してくれたことで、いろいろと話してくれるかもしれません。
④恋愛の話
年齢が近い人と話すときは、思い切って恋愛の話をするのもよいでしょう。
「付き合っている人はいるの?」といったことから聞いてみて、「いる」と言ったら「どんな人?」と聞いてみましょう。「いない」と言ったら、「好きな人は?」と聞いて会話を広げてみて。
相手の表情を見て、話しにくそうにしているのなら、恋愛の話は避けて、趣味などの話に変えましょう。話したくないのに無理やり聞くと、嫌われてしまうかも……。
▼LINEで話題に困ったときは、こちらもチェック。
⑤少しだけ自分のことを打ち明けてみるのもおすすめ
何を話せばいいか迷ったとき、言える範囲で自分のことを打ち明けてみるのもよいでしょう。
「実はこの間彼氏と別れたんだ」「◯◯なことがあったけど、どうすればよかったのかな」など、自分から話してみてください。
話題に困らないだけではなく、相手がどんな話の聞き方をしてくれるかも確かめられるため、聞き上手な相手なら勉強になりそう。相手のいいところは真似してみてくださいね。
▼初対面の男子と会話に困ったとき、どうする!?
どんな人とでも会話を楽しむための心構え3つ
聞き上手になる方法は会話のテクニックだけではありません。会話がうまくなる様子は目には見えないため効果はわかりませんが、たくさんの人と話をすることで成長していくはずです。
「うまくなろう」と力を入れすぎると、空回りしてしまうかも。まずは会話を楽しみましょう!
①相づちと笑顔を忘れない
相手の話を聞くときは、適度に相づちをうつようにくせをつけてみてください。反応が薄い人よりも、「うんうん」と話を聞いてくれる人のほうが話しやすいはずです。
楽しい話題のとき、常に満面の笑みでいる必要はありませんが、少しだけ口角を上げたり目で感情を表したりしましょう。
いい反応をしてくれる人は、もっと話したくなるもの。相手が気持ちよく話せる反応を心がけましょう。
②少しの失敗は気にしない
会話が苦手な人、聞くのが下手だと思っている人は、ちょっとしたことで「言い方を間違えたかも」「相手の反応が悪かった」と落ち込んでしまいがち。
何度も相手の話を遮るような、不快な思いをさせていないのであれば、失敗と思っているのは自分だけかもしれません。
失敗をしたからといってコミュニケーションを避けていては、いつまでも聞き上手にはなれません。一度失敗したと思っても、次の会話でうまくいけばOK! だいたいのことは時間が経過すれば忘れるものだと思い、まずは会話のきっかけをつくりましょう。
③いろいろな人と話す機会をつくる
聞き上手になる方法で大切なのは、いろいろなタイプの人と話すことです。
親しい友だちや家族、話慣れた彼氏だけではなく、先輩や後輩、まったく違うタイプの人と話すことでコミュニケーション能力がつき、どんな人とでも話せるようになります。
話す人によって、話し方、聞き方を変える必要があり最初は大変ですが、生きるうえで必要なスキルです。若いうちにたくさんの人と話し聞き上手になれれば、コミュニケーションで悩むことはなくなるでしょう。
話す言葉以外のポイントにも注目して聞き上手になろう!
聞き上手になるためのテクニックやコツはたくさんありますが、まずは相手の話に耳を傾けるという基本を忘れないようにしましょう。
いつもより相手の話を真剣に聞くよう心がけ、表情やジェスチャーから相手の心理を読み取ろうとするだけでも、いつもとは違う反応ができるはずです。
聞き上手になれば、恋愛や人間関係もうまくいくはず。まずは親しい人とのコミュニケーションから、コツを取り入れてみてください。
Text_Ayumi