Mote / 2023.09.23
同棲のメリットとデメリットを知っておこう♡ 欠点を解消して長続きする秘訣
大好きな彼と一緒に住むことを考えると、ワクワク……! しかし、一方で喧嘩が増えたり、嫌な一面が見えたりするのでは? と不安も大きいのではないでしょうか。
この記事では、同棲するメリットとデメリットを紹介します。同棲を始める前に知っておきたいポイントとデメリットを解消する方法も紹介しているので、同棲する予定がある方はチェックしてみてください。
photo:@tomatomaro_
同棲するメリット5つ
まずは、同棲するメリットを5つ紹介します。仕事の関係でデートの時間がつくれないカップルなど、一緒に過ごす時間がもっとほしいと思っているカップルには、同棲はメリットが多そうです。
①節約できる
お互いにひとり暮らしをしている場合には、ふたりが一緒に住むようになることでお金の節約ができるでしょう。
家賃や食費など、生活にかかるお金が減り、経済的に助かったと感じているカップルは多いようです。ふたりで協力し合えるので、広めの部屋を借りることも可能になるかもしれません。
ほかに、どこかで待ち合わせたり食事に出かけたりする必要がなくなるため、デート代や交通費が節約できるといったメリットもあります。
②一緒にいる時間が長くなる
同棲すると、好きなだけ一緒にいられるようになります。終電の時間を気にして早めにデートを切り上げたり、もっと一緒に過ごしたい気持ちを我慢したりせずに済みます。いつでも大好きな彼がそばにいて、日常の些細なことを共有できるのはとても楽しいこと。
休みが合わずスケジュールを調整するのに苦労していたカップルならなおさら、一緒にいられる時間が長くなることの幸せを強く感じられるでしょう。
③結婚のイメージが湧きやすくなる
いつかは彼と結婚したい、と考えているのなら、結婚前のステップとして同棲してみるのもあり。
同棲すると、「彼とうまく生活していけるだろうか」「金銭感覚は合うだろうか」などといった不安なポイントを結婚前に確認できます。
同棲を経験しておくと、価値観をすり合わせてから結婚に向かえるので、いざ結婚してから苦労せずに済みます。
▼彼は結婚についてどう考えている? 気になったらこちらの記事をチェック!
④支え合える
ひとりではなく、ふたりで支え合えることも同棲のメリットです。家事の分担や金銭面の負担はもちろんのこと、いつも恋人がそばにいてくれるのは精神的にも心強いことです。
体調を崩しているとき、落ち込んでいるときなどは特に、寄り添ってくれる人がいる幸せを感じられるでしょう。
⑤相手を深く知ることができる
お互いの素の顔を知ることができるのも同棲のメリットといえます。彼の得意分野、苦手分野を知れば家事分担に活かすこともできます。
ほかにも、生活スタイル、彼の育ってきた環境を垣間見ることもできるでしょう。デートで会うだけではわからないところを深く知ることができるので、結婚準備のためにもよいステップとなるはずです。
同棲するデメリット5つ
続いて、同棲するデメリットをまとめます。大好きな彼と一緒に住むといっても、最初からすべてがうまくいくとは限りません。デメリットを知っておき、解消する工夫をしましょう。
①どちらかに負担がかかる
どちらか片方に負担がかかってしまうと、不満のもとになり、喧嘩が増えたり別れの原因になったりしてしまう可能性があります。
同棲の前に負担について決めていない場合など、カップルのうちどちらか一方が生活費や家事を多く負担している状況に陥りやすいようです。せっかくの楽しい同棲生活のはずが、ストレスがたまる生活に変わってしまうかもしれません。
②家族のような関係になる
一緒にいる時間が長くなること、お互いの存在に慣れ、ときめきがなくなってしまうことがあります。彼がそばにいることが当たり前になり、恋人というよりは家族のように感じてしまうのです。
ファッションや見た目に気をつかうことがなくなって刺激が減ったり、わざわざ結婚する必要がないと感じて結婚までの道のりが遠のいたりすることもあるでしょう。
▼同棲後の「あるある」を知りたい人は、こちらの記事をチェック!
③嫌なところが目につくようになる
同棲生活で、今まで見えていなかった彼の欠点に気がつくのはよくあることです。
最初は許せていても、一緒の生活が長くなると嫌なところばかりが目につくようになり、些細なことでも許せなくなってしまいます。
最初に話し合って決めた役割分担も慣れたころにはあいまいになり、すれ違いのもとになることもあるかもしれません。
④ひとりの時間がもてなくなる
常に家に恋人がいる状況なので、ひとりになりたいときになれないのもデメリットのひとつでしょう。特に彼と喧嘩をしたときなど、同棲していると逃げ場がなくクールダウンするのが難しくなります。
誰にも邪魔されず趣味に没頭したい、ひとりで考える時間がほしいときなど、「ひとり暮らしだったらよかった」と考えるタイミングが訪れるかもしれません。
⑤別れるときが大変
別れることになってしまったとき、同棲していると手続きや引っ越しが大変になります。
どちらが出ていくか、ふたりとも引っ越すのか、家財道具はどう分けるか、マンションの更新時期は大丈夫かなど確認しなければならないことがたくさんあります。
家の契約のことなどで、別れてからもしばらく連絡を取らなければならないかもしれません。
同棲前に話し合っておくべきこと4つ
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同棲生活にはいくつかデメリットがあることがわかりましたが、デメリットをできるだけ少なくするにはどうすればよいのでしょうか。
同棲をスタートする前に決めておきたいポイントを紹介します。
生活費の負担
同棲生活を長続きさせるうえで、いちばん大事なポイントは生活費に関する決まりです。
- ・月々いくらで生活するのか
- ・どちらがいくら負担するのか
などの点は、あいまいなまま生活を始めてしまうと、あとから大きな揉め事になる可能性があります。
「ふたりで生活するのだから、少し贅沢したい」「せっかく生活費が安くなるのだから、できるだけ貯金したい」など、金銭的な価値観のズレがある場合は、月々いくらで生活するかを早めにすり合わせておきましょう。
ほかにも家賃や食費、光熱費をすべて折半にするのか、あるいは家賃は彼、食費は彼女などと項目ごとに分担するのかの決めごともしておきましょう。
家事の負担
家事は、快適に生活をしていくうえでやらなければならないことですが、家事に対する意見のちがいがあると喧嘩のもとになってしまいます。
- ・何をどのくらいの頻度でするのか
- ・どちらがどの家事を担当するのか
などは最初の段階で決めておきましょう。家事の得意不得意もあるので、苦手な家事は後回しになりがちになり、結局得意なほうばかりに負担がかかる状況はよくありません。
「週末にまとめてやる」または「分担を決めて毎日やる」など頻度も同様です。
同棲の期間
同棲生活がズルズル続いて婚期を逃してしまうかも……と不安な場合には、同棲の前に期限を決めておくとよいかもしれません。
- ・1年後を目安に両親に挨拶しに行こう
- ・〇〇円貯まったら、結婚式場を探し始めよう
など、具体的な数字で目標を決めておくのがおすすめ。
結婚の話をしづらいのなら「とりあえずお試しで半年同棲してみて、半年後に一度お互いに将来のことを話し合う機会をつくろうね」といった決まりなどでもOKです。
お互いに譲れないルール
いくら大好きな恋人とはいっても、生活リズムや育った環境がちがう大人と生活をともにするのだということを心得ておく必要があります。お互いに踏み込んでほしくない部分があることを知っておきましょう。
- ・勝手にスマホを見ないでほしい
- ・無断で友達を家に呼ばないでほしい
- ・帰りが予定より遅くなるときは連絡がほしい
など、些細に思えるようなことでも、絶対に譲れないところは約束しておくとよいです。これだけは許せない、というポイントを知らせておくことで、彼も気をつけてくれるようになるはずです。
▼同棲カップルが別れる原因を事前にチェック!
同棲前に話し合いでデメリットを解消しておこう♡
同棲は、一緒の時間が長くなる、相手への理解が深まるなどのメリットもたくさんある一方で、デメリットもあります。しかし、同棲前に話し合ってルールを決めておけば、欠点のように思える部分が解消できる可能性があります!
ラブラブな同棲生活を長続きさせるためにも、メリットとデメリットを知って、話し合いの場をもっておきましょう。
Text_Akane