Mote / 2023.02.27
距離を置く意味と心理｜冷却期間の連絡頻度やメリット・デメリットについて
彼氏から「距離を置こう」と言われたら、とてもショックを受けるはず。彼になにか理由があるのか、自分のせいなのかわからないと不安ばかりが募ります。
そこで今回は、距離を置く彼氏の心理とメリット・デメリットを紹介します。
ほかにもこちらから距離を置きたいと伝えるときに気をつけるべきポイント、距離を置いている期間、注意したいことも頭に入れておきましょう！
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距離を置くとはどういう意味？
距離を置くとは、一定期間会わないことや連絡を取らないことを意味します。カップルによって距離を置く理由は異なりますが、喧嘩、仕事の繁忙期、マンネリ化が原因であることが多いです。
距離を置く期間もそれぞれですが10日から半年間ほどの場合が多く、完全に別れてはいないものの会っていないだけの状態を指します。カップルの空白期間ともいえるでしょう。
また、喧嘩などが原因で距離を置き、冷静さを取り戻す期間を「冷却期間」といいます。
距離を置きたいと言う理由と彼氏の心理
突然彼氏から「距離を置きたい」と言われたとき、彼女にできることはあるのでしょうか。まずは、どのような男性心理があるのかを見ていきましょう。
恋愛に疲れた
彼氏は、彼女であるあなたといることにつらさを感じているのかもしれません。原因として、自分の時間を犠牲にしたり気遣いをしたりしていることが考えられます。
あなたに原因があるのか、彼自身の心の問題かは不明ですが、恋愛をすることに疲れてしまったのです。恋愛に疲れているようなら、無理にかかわらずそっとしておきましょう。
本当に必要な彼女かを考えたい
彼氏の心の中では、あなたと付き合い続けてもいいのか疑問が生まれていることも考えられます。
恋愛感情はあるものの、このまま結婚をしてもいい相手なのか、自分にとってプラスな存在なのかわからなくなっているのです。
彼女がわがままだったり、喧嘩を繰り返していたりすると、彼氏はこの心理に陥りがちです。
仕事が忙しい
あなたのことが嫌になったのではなく、仕事が忙しく恋愛どころではないと距離を置きたくなる男性もいます。
繁忙期やキャリアアップするタイミングは仕事のことで頭がいっぱいになることも……。彼女からの連絡がプレッシャーとなり、一度距離を置いて仕事に集中したいのだと考えられます。
影で彼を応援してあげることが心の支えになるでしょう。
揉めずに別れたい
自然消滅で別れを考えている人は「距離を置きたい」と言って、少しずつ恋人と離れようとする人もいます。
あなたに別れたいと伝えたら揉めたり別れられない可能性がある場合、波風を立てず別れるために、わざと距離を置くのです。
ほかに気になる人ができた
あなたのほかに気になる人ができて悩んでいるときも、距離をおきたくなるものです。
彼女であるあなたからすると、距離を置くことで違う女性に目移りしてしまうのでは……と不安になりますが、あなたのよさに離れて気づくこともあります。
この場合、つらいですが彼を信じて待つしかありません。
「仕事が忙しいから距離を置きたい」に隠された男性心理
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仕事が忙しい男性と恋愛関係を保つのは難しい場合があります。彼のペースに合わせているとなかなか会えずに寂しい思いをすることもあるでしょう。
「仕事が忙しいから距離を置きたい」と男性が言うときの心理を紹介します。
仕事に熱中しすぎて恋愛をする余裕がない
今は仕事がいちばん楽しいので、仕事にすべてを注いでがんばりたいと考えているのかもしれません。
あなたのことは好きだけど、あなたよりも仕事を優先したいという気持ちが強くなったことも考えられます。
もし距離を置いたとしても彼のなかの優先順位に変化がない限り、元の関係に戻るのは難しい可能性があるでしょう。
会う時間を作れなくて申し訳ない
彼が仕事中心の生活をしていて、あなたに連絡をしたりデートしたりする時間が作れない場合です。
このまま付き合っていてもあなたに寂しい思いをさせてしまい、申し訳ないと思っているのでしょう。
長期間会えなくて悲しませてしまうよりも、一度距離を置いてあなたにも彼が必要なのかどうか考えてみてほしいと思っているのかもしれません。
生活のペースが合わなくて疲れる
お互いに忙しくしていると、休みも合わない、LINEや電話をする時間も取れないカップルもいるでしょう。
忙しいなか、なんとか都合を調整してあなたとの時間を作ろうと努力することに少し疲れてしまったのかもしれません。
あなたからの連絡に「返事をしなきゃ」と考えるのも彼のプレッシャーになってしまい、ひとりの時間をもちたくなった可能性があります。
ひとりの時間が欲しい
仕事が忙しい男性なら、貴重な休日をあなたとのデートに使っていると自分の時間がありません。たまにはひとりでゆっくりしたり、友人と遊ぶ時間も欲しいと思うはず。
休日のたびにあなたとの予定を入れてくれていたのなら、リフレッシュ期間としてお互いにひとり時間を楽しむのもいいかもしれません。
▼仕事が忙しい彼氏の本音を知りたい人は、こちらの記事をチェック！
距離を置きたいときの傷つけない伝え方
距離を置きたいことをあなたから彼に伝えるとき、どのような言い方をすれば彼を傷つけずに済むのでしょうか？
理由をはっきり伝える
あいまいに濁して距離を置きたいと言っても、モヤモヤするばかりです。納得できるまで詰め寄られ、結果的に喧嘩になってしまうこともあるかもしれません。
距離を置きたいと伝える時点で、理由ははっきりと伝えるのがベター。
「最近会うと喧嘩ばかりだよね。少し距離をおいて今後のことを考えたいんだけどどうかな？」「資格の勉強が忙しくて、今は〇〇くんと会う時間が作れない。落ち着くまで距離を置きたい」などと伝えましょう。
期間を決める
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お互いの頭が冷えるように2週間だけ、試験や繁忙期が終わる〇月まで、といったように距離を置く期間を決めておくと安心です。
期間を決めておくことは、冷却期間が終われば必ずもう一度話し合いをする、という約束になります。
彼からしても、いつまで待てばいいのかわからない不安な状態にはなりにくいでしょう。
感情的にならない
距離を置くことに反対されたときなど、「面倒くさいなぁ！」「どうしてわかってくれないの⁉︎」などと感情的になるのは避けたいものです。
距離を置くことが必要な理由を客観的に、彼にもきちんと伝わるように話しましょう。
気持ちがたかぶったままだと、お互いに意地を張って距離を置くどころか別れ話になってしまう可能性もあります。
▼彼氏に冷めているかどうかを知りたい人は、こちらの記事をチェック！
距離を置く期間の目安
距離を置くことになったとき、カップルによって設ける冷却期間は異なります。10日前後のこともあれば半年ほど続くこともあり、理由もさまざま。
距離を置くときの目安期間を紹介します。
一時的な原因なら1～2週間
喧嘩や少しひとりの時間がほしいなど、一時的な理由の場合は1～2週間程度を目安にするカップルが多いようです。
その間は連絡を最小限にして自分を見つめ直すことで、すこし気持ちがリフレッシュし、次に会ったときには冷静に話し合えるはずです。
仕事やストレスが原因なら1～3カ月
仕事が忙しい場合には仕事が落ち着くまで、恋愛に疲れたりお互いの気持ちがわからなくなったりした場合には1～3カ月を目安にするとよいでしょう。
ただ、別れる前提で距離を置く場合や、冷却期間を経てすでに別れることを決めた場合には冷却期間が延びるだけ宙ぶらりんの状態が長引いてしまいます。
もしも別れを考えているのなら、結論を先延ばしにせずできるだけ早く話し合いの場を設けるのがおすすめです。
付き合っていく上で大きな不安があるなら半年
浮気、性格や価値観の不一致、相手家族との衝突など、お付き合いを続けていく上でどうしても見逃せない大きな不安や原因があるなら半年くらいの期間は必要です。
本当にこのまま付き合っていていいのか、数ヶ月では決められないこともあるはず。
相手にもきちんと理由を伝えた上で距離を置きましょう。
距離を置くメリット・デメリット
距離を置こうと言われた側はつらいものの、実はお互いにメリットが得られるケースもあります。具体的には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット①恋愛によるストレスがなくなる
どれだけ好きな恋人でも、長く一緒にいると苦痛になることがあります。
- ・週末は会わないといけない
- ・忙しいときのLINEや電話で自分のペースを乱される
- ・喧嘩が増えてストレスを抱えている
このような悩みがある場合は恋人の存在がストレスになりかねません。好きだけど会いたくないという感情のとき、距離を置くと心がすっきりするでしょう。
メリット②自分の時間を確保できる
趣味に没頭したいけど恋人に会わないといけない、休日はひとりでゆっくりしたい……。このような人は、時間を確保するためにあえて距離を置くと、時間に縛られるストレスが解放できます。
しかし、一定期間距離を置くだけでは、根本的な解決にはなりません。恋人がいながらも、自分の時間を確保する手段を考えてみてください。
デメリット①再会しても気まずい
距離を置き久しぶりに再会したとき、付き合っているのによそよそしくなることも少なくありません。
会いたくても会えなかったという状況ではないため、再会がお互いにとってうれしいものとは限らないからです。
ふたりの関係が元通りになるまで、少し時間がかかるかもしれませんが、別れないための努力をして、元通りの関係を取り戻しましょう。
デメリット②別れる可能性がある
距離を置いたことで、お互いの気持ちが冷めることも考えられます。距離を置いている期間で、別の異性を好きになった、本当に大切な人ではないと感じたのなら、別れてしまうこともあるでしょう。
自分達を客観視した結果別れるのなら、後々いい決断だったと思えるかもしれません。
距離を置いている冷却期間の連絡はどうする？
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距離を置き、会わない期間があってもLINEで連絡をとりたいときはあります。そんなとき、どのように連絡することがベストなのでしょうか。
彼からの連絡を待つ
彼氏から一方的に距離を置くと告げられたとき、彼の本音を探ったりさみしさを紛らわせたりするために、ついLINEや電話をしてしまう人もいます。しかし、距離を置いているときの連絡は、彼氏の心が冷めていくだけの可能性があるのです。
距離を置きたいと告げたのは、恋愛をしたくない、恋人よりも優先したいことがあるから。彼女がしつこいと、彼氏の心に大きな負担を与えてしまい、別れにつながるかもしれません。
LINEを送りたい気持ちを我慢して、彼から連絡がくるときを待ったほうがよいでしょう。
一切連絡をしないと自然消滅するかも
しかし距離を置きたいと言った彼氏に、一切連絡をしないとこのまま自然消滅するかもしれません。自然消滅を防ぐためには、週1回～10日に1回くらいのペースで「元気？」など、LINEをしてみてください。
そうすると、彼氏は彼女の存在を忘れることがなく、何かあったときも頼ってきてくれるはずです。重々しいLINEではなく、少しだけ現状をうかがうような軽めのLINEをしてみましょう。
距離を置いているときの注意点
LINEや電話をすれば、彼氏の気持ちが取り戻せるわけではありません。会わない期間、彼氏が「やっぱり自分には彼女が必要だった」と思わなければ再会できないため、必要以上に連絡はしないようにしましょう。
距離を置いてすぐだと、ついいつものように連絡をしたくなりますが、このときの彼氏はLINEの通知音すら嫌になっていることも。本当に必要な連絡以外は控えたほうが、今後関係を取り戻せる可能性が高まりそうです。
一方的に距離を置かれると「私にはあなたが必要」といったLINEを送る人もいるかもしれません。しかし、距離を置きたい彼氏にとって大きな負担になります。すがりつくような連絡は控えましょう。
冷却期間を終えて元に戻りたいときはどうする？
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距離を置いてみて、やはり彼の存在が必要だった、と感じることもあるでしょう。元の関係に戻りたいけれど、冷却期間のあとの連絡をどのようにすればいいのか悩みますよね。
連絡の仕方によっては自分勝手に映ることもあるので、まずは軽いメッセージを送るところから始めてみてください。
気軽に返信できるメッセージを送る
「最近忙しいの？」「あの映画観た？」など、すきま時間に手軽に返信できるような内容のメッセージを送ってみましょう。
突然、長文で「やっぱり別れたくない」といったような内容を送ると彼もびっくりしてしまうかもしれません。
まずはメッセージで何気ない会話を続けると、以前のふたりの空気感がよみがえって元の関係に戻りやすくなるはずです。
変わった自分をアピールする
距離を置いた理由がお互いの性格の不一致にあるのなら、改善する努力をしたことを話してみてください。距離を置いた原因を解決できなければ、元の関係に戻ってもまたぎくしゃくしてしまうのも時間の問題。
お互いに努力したことがわかれば、またカップルとして前向きに付き合っていけるでしょう。
関係を戻したいことを伝える
一度電話や会う約束をして、単刀直入に元に戻りたいことを伝えてみてください。
「考えたんだけど、やっぱり〇〇くんのことが好きだから戻りたい」「私が悪かったから謝りたい。仲直りして元に戻ろう」など、素直な気持ちを話すだけで伝わります。
▼復縁できる可能性を知りたい人は、こちらの記事をチェック！
距離を置く理由はお互いの気持ち次第
彼氏から距離を置こうと言われたときは、彼の心が落ち着くまでの時間をつくってあげることが大切です。距離を置く前に、なぜ彼氏が距離を置きたがっているのかも聞いておいたほうがよいでしょう。
反対にあなたから切り出すときは、理由も一緒に伝えて感情的な言い方にならないように注意してください。
距離を置いている期間は無理に連絡をせず、離れていながらも心で寄り添ってあげることが理想です。
Text_Naako