Mote / 2023.10.07
別れ話を電話でするのはあり? 切り出し方や注意点、直接会わないメリットとデメリットを解説
恋人と別れたくても、顔を見たくない、会うと気まずいといった理由で、別れ話を切り出せず時間が経過することがあります。電話だけで別れられれば気持ちは楽ですが、電話で別れ話をしてもよいのかと悩むのではないでしょうか。
そこで今回は、別れ話を電話でするのがありなのかNGなのか、メリットデメリット、別れの切り出し方や注意点までばっちり解説します!
photo:@yapyuu0711
別れ話を電話でするのはあり?
ふたりの関係性や状態によっては、別れ話を電話でしても円満に別れやすいこともあります。
自分達が電話で別れるのはありかなしか悩んだときは、以下のポイントをチェックしてみてください。
【あり】遠距離恋愛中のカップル
遠距離恋愛で会って話ができないのであれば、電話で別れ話をする人もいます。
別れ話をするために、どちらかが会いに行くのは時間とお金がかかることから、お互いに電話だけで別れても仕方がないと思うはずです。
電話一本で別れてしまうのが申し訳ないと思うのであれば、ビデオ通話で顔を見ながら伝えてもいいかもしれません。
【あり】しばらく連絡をとっていないカップル
1か月以上会っておらず連絡もしていない状態であれば、電話で別れ話をしても納得してもらいやすいでしょう。
お互いに冷めているのであれば、電話をして時間をかけずともすぐに別れられそうです。
ただ、彼氏が連絡をするか悩んでいて、連絡をずっと待っていたのなら「もう一度やり直そう」と言われる可能性があります。
【あり】彼氏の顔を見ると決心が鈍る人
彼氏の顔を見ると別れの決心が鈍る人は、あえて顔を見ずに電話で別れを告げてもよいでしょう。
ただ彼氏としては、会わずに別れてしまうのは、あなたからの誠意を感じられないかもしれません。
特に長年付き合った相手であれば、きちんとお別れをするほうが、彼氏をモヤモヤさせず印象が悪くならないでしょう。
【なし】突然の別れを告げるとき
つい最近までデートや連絡をして良好な関係だったのに、ある日突然電話で別れ話をされると彼氏は驚きます。
電話での別れ話に限ったことではありませんが、別れ話をする前には、別れの兆候を見せておくと、比較的別れやすいでしょう。
突然別れを告げられた彼氏のショックは計り知れません。別れ話をされる彼氏の立場になり、できるだけダメージが少ない別れ方を考えてみてください。
お互い嫌いではないときは会って話してみよう!
遠距離になり付き合い続けられない、仕事や勉強が忙しく泣く泣く別れるなど、嫌い同士で別れるわけではないのなら、会って別れ話をしたほうがよいでしょう。
別れ話をしてみると、実はお互いに未練があり、別れたくないと思っていたのであれば、会ったことをきっかけに好きな気持ちが戻ってくるかもしれません。
また、顔を見ながらきちんとお別れができれば、恋がよい思い出で終わり、今後どこかで出会ったとしても気まずくなりません。
関係をこじらせたくないのであれば、顔を見て話し合いをしたうえで別れることをおすすめします。
▼彼氏と別れたい人必見!
別れ話を電話でするメリット
別れ話を電話でするなんてそっけないような気もしますが、メリットも存在します。相手のタイプによってはむしろ電話で別れ話をしたほうがいいパターンも。
(1)感情的になりづらい
電話では、相手の表情が見えることがなく淡々と話せるため、感情的になりづらいというメリットがあります。冷静に話すことができれば、会うよりも円満に別れられるかもしれません。
お互い感情的になりやすい性格なら、あえて電話で別れることを選んでみてはいかがでしょうか。
(2)会う予定を調整する必要がない
忙しかったり遠距離だったりする場合、別れ話をするために会う予定をつくるのも大変です。電話ならどこにいても話ができるので、少しでも空き時間があればOKだからありがたい!
相手が面倒くさがりで別れのタイミングを逃してばかりの人も、電話を活用してみてもよいかもしれません。
(3)暴力などのトラブルを避けられる
中には、相手の暴力的な一面が理由で別れたいと思っている人もいることでしょう。電話で別れ話をすれば、会わないためその場で暴力をふるわれる危険はなくなります。
暴力的な相手とは、できるだけ会わずに別れ話を進めたいもの。電話をうまく使って、トラブルのない別れを目指しましょう。
別れ話を電話でするデメリット
一方で、電話での別れ話にはデメリットもあります。デメリットも考慮した上で、どう別れ話をするのか考えてみましょう。
(1)温度差がある場合、納得しづらい
あなたが別れたいと思っていても、相手がまだあなたのことを好きな場合、お互いの気持ちには温度差がある状態。電話でサラッと別れ話をされても納得できないこともあるでしょう。
相手もなんとか会う機会をつくって再構築を迫ってくるかもしれません。
(2)会わなかったことを後悔する可能性がある
意外とあっけなく別れることができた場合、「最後くらい会ってもよかったかな……」と後悔することもあります。
相手がすがってくることを期待する気持ちが少しでもあるのなら、電話での別れ話は少し考え直してみてもよいのかも。
(3)別れた実感がわかない
あっさり別れ話ができるぶん、別れた実感がわかないことも。ゆるやかに別れを感じられるのはメリットともいえるかもしれませんが、相手に別れをなあなあにされる可能性があるデメリットともいえます。
きちんと別れたいなら、もし相手が何事もなかったかのように連絡してきても、毅然と無視する覚悟を持ちましょう。
別れ話を電話でするときの上手な切り出し方
電話で別れ話をするときは、電話をかける前の準備が重要です。
突然電話をかけるのではなく、冷静になり何を伝えるかを考えてみてください。
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(1)LINEで「話がある」と伝えておく
電話で別れ話をする前に、LINEで「話があるけど、電話をしてもいい?」と伝えましょう。突然電話をしても、用事で電話に出られない可能性があるため、ワンクッション置くと話がしやすくなります。
彼氏から要件は何かと聞かれたら、包み隠さずLINEで「◯◯だから別れたい」と伝えます。そのままLINEで話をするか、電話をかけて言葉で詳細を話すかは会話の流れ次第です。「話がある」と伝えておけば、彼氏は深刻な話であると身構えることもできます。
▼LINEで別れ話もあり?
(2)できるだけ早い段階で別れようと伝える
彼氏と電話がつながったら、できるだけ早い段階で別れたい意思を伝えましょう。あれこれ話したり沈黙の時間が続いたりすれば、そのぶん別れを切り出しにくくなります。
とても勇気が必要ですが、本気で別れたいのであれば、言い出せなくなる前に思い切って別れの言葉を伝えましょう。
(3)理由は簡潔にわかりやすく説明する
別れの理由は、緊張したり感情的になったりすると、うまく説明できなくなるものです。変にエピソードなどは話さず、決定的な理由を簡潔に伝えましょう。
どうせ別れるのですから、怒りや悲しみを伝えようと思わずに、別れたい意思一点のみを伝えることに集中です!
別れ話を電話でするときの6つの注意点
言い方、切り出し方を間違えると、別れ話がこじれて最悪の印象のまま別れてしまいます。
できるだけ円満に別れるためには、以下の注意点を覚えておきましょう。
(1)復縁の可能性がある言葉をいわない
「好きだけど、今は別れたい」「またいつか戻れるかもしれないね」このように、復縁を匂わす言葉は彼氏をモヤモヤさせるだけのため、言わないようにしましょう。
期待をさせると、別れたあとも彼氏は連絡をしたくなり、戻れる可能性があるなら別れる必要はなかったのではと、余計につらくなりそうです。
▼絶対別れるべき男はコレ!
(2)思い出話を聞かない
電話で別れ話を切り出された彼氏は、あなたとの思い出を長々と話し始めることもあるかもしれません。
つい懐かしんでしまうかもしれませんが、聞けば聞くほど別れがつらくなるだけ。冷たいと思われることを恐れずに「過去のこと」と割り切って、できるだけ話を早く切り上げるようにしましょう。
(3)情に流されない
一度は好きになり、付き合った相手ですから、別れるとはいえまだ情があるのは当然。言い訳に耳を傾けたり、涙ながらの復縁要求を聞いて情に流されてしまわないように注意しましょう。
相手を愛したときはもちろんあったはずですが、なぜ別れたいと思ったのかを忘れないで。
(4)無言にならないよう内容を考えて電話をかける
無言の時間を防ぐためには、ある程度何を話すか順序立てておきましょう。別れ話を切り出しづらい、怖いという人は、電話をかけても無言になるかもしれません。
いいたいことだけを伝えて一方的に電話を切るのはNGですが、別れに迷いはない意志を伝えるためにも、隙を与えないように別れを切り出してください。
(5)「会いたい」と言われても応じない
電話で別れ話をすると、彼氏から「会って話がしたい」と言われる可能性があります。わずかでも未練があり引き止められて心が動きそうであれば、会わないほうがよいでしょう。
会うと別れ話がうやむやになって別れられない、なんてことも。別れたくないと思っている彼は、あなたの気持ちが変わるまで帰らせない場合もあります。
できるだけ会わずに電話だけで別れられるようにするためにも、少し前から別れる雰囲気をつくっておきましょう。
(6)長くなる場合は日を改めることを検討する
別れたい理由を簡潔に伝えたものの、口論や思い出話が長くなり、本題から反れてしまうばかりで話が進まなくなることもあるでしょう。相手は会おうとしてくるかもしれませんが、電話で別れたい理由があるのなら、会う選択をせずにまた日を改めて電話することを検討して。
時間をあけることで、相手も自分も気持ちが整理されて、冷静に話せるようになるはずです。
どうしても「会って話したい」と言われたらどうする?
彼氏が「会って話したい」と言う理由は、あなたとの別れを引き止めたいからです。
借りていたものを返すなど、やむを得ない理由で会う場合は仕方ありませんが、会わずに円満に別れられるのであれば会わなくても構いません。もし会うのであれば、情に流されないこと、彼氏の話はきちんと聞くことは意識しておきましょう。
彼氏の話を聞かないまま一方的に別れを伝えるだけでは、あなたの印象は最悪になります。同じ職場だったり共通の知り合いがいて関わったりする可能性があるときは、円満に別れる方向へ導くことがおすすめです。
後悔のない別れ方を選ぼう
会って別れ話をしたほうが、誠意が伝わり円満に別れやすいでしょう。しかし、やむを得ない事情があり電話で別れ話をするのであれば、感謝の気持ちと、簡潔に別れる理由を伝えてみてください。
恋人との別れは、フラれるほうが少しつらいかもしれません。別れ話をされた彼氏がどう思うかを考えたうえで、お互いが「よい恋愛だった」と思える別れ方をしましょう。
Text_Kanato Suzaku