Interview / 2024.06.27
SixTONES京本大我の言えない秘密…♡ 秘密を持っていそうなメンバーは誰?
不思議な雰囲気を纏いながらも、静かなるプライドで自己表現に信念を感じるSixTONESの京本大我さんにインタビュー。6月28日には主演映画『言えない秘密』が公開。完成した映画を見たときには、大号泣してしまったという京本さん。作品に込めた思いを語ります。さらに、映画のタイトルにちなんで、京本さんとSixTONESメンバーの“秘密”も聞いてみました♡
試写室で大号泣「思いが溢れてしまいました」
主演映画『言えない秘密』を観たとき、号泣されたと聞きました。
試写室にはスタッフさんもたくさんいらっしゃったんですが、主演だからど真ん中の列のど真ん中に座らせていただきました。いちばん最初に自分の鼻がぐずぐず鳴り出してしまいました(笑)。めちゃくちゃ恥ずかしかったですね。僕が演じる湊人が惹かれる女性・雪乃の秘密の部分を(古川)琴音ちゃんが演じているのを初めて見たので、雪乃の気持ちがダイレクトに届いた感じがしたんです。そこは湊人が知るはずもなかった背景だったので、湊人の気持ちになって思いが溢れてしまいました。撮影から半年以上も経っていたんですけど、一気に引き戻された気がしてそこから涙腺が崩壊しました。
あれだけ泣かれる方は珍しい、と監督さんが話していたそうで。
観終わってロビーに出たら監督さんが待っていたんですが、涙で視界が曇っていたので、とりあえずトイレに行きました。「すみません、トイレに行きます」と(笑)。トイレで鏡を見たら目が腫れていました。でもそれぐらい、はかないけれどこの作品にはすごいパワーがあるんだってことを感じましたね。早くたくさんの方に届けたいって思いました。雪乃とのデートシーン、ゲームセンターでのやり取りが可愛かったです。あのときは普通に遊んでいました(笑)。カメラワークの都合で何テイクか撮影したんですけど、毎回会話が違うくらいアドリブ多めというか、本当に学校を抜け出して楽しんでいる感じでしたね。監督も自然な感じを意識して撮っていたので、ナチュラルな感じに仕上がっていると思います。
自転車ふたり乗りもキュンとしますね。
最初はてこずったんですが、急にコツを掴んでできるようになったんです。そうなると、乗せなくてもいいときでもこっちゃん(古川琴音)に「乗っていきなよ」って言って調子づいていましたね(笑)。こっちゃんも安心して寄りかかってくれて、いいシーンになったなって思います。胸キュンシーンや素敵なシーンがたくさん詰まっているし、とても純粋できれいな空気が流れているので、夏にピュアな胸キュンしてもらえたらうれしいです。
SixTONESメンバーの言えない秘密
ズバリ、言えない秘密はありますか?
自分は聞かれたら何でも喋ってしまう人なので何もないです。人の秘密は決して言わないですが。自分のことは知られても何とも思ってないんです。でも、聞いても面白くない秘密ばかりだと思いますよ。
SixTONESのメンバーで秘密を持っていそうなのは誰ですか?
(松村)北斗と髙地(優吾)ですね。北斗はみんなわかっていると思うけど、自分の世界があって、あんまり深く聞かれたくないタイプだと思います。髙地の家はたぶんメンバー誰も知らないと思うし「最近どうなの?」って聞いても「ええ?」「おお~」なんて言ってはぐらかす感じはありますね。プライベートは詮索されたくないタイプだと思います。
秘密を持っていなさそうなのは?
(即答で、森本)慎太郎! こっちが聞いてないのに、昨日何食べたとか、最近何を買ったとか、何から何まで自分でずっと喋っていますよ。雑誌で近況を聞かれたら、慎太郎の分も僕が代わりに答えられます。そのくらい彼のことは大体わかります(笑)。
ミステリアスな女性は魅力的?「追いかけ続けたくなります」
いろんな役を演じていますが、今後やってみたい役はありますか?
サイコパスな殺人鬼とか、誰にも共感されないような役をやりたいですね。憧れの(藤原)竜也さんも映画『藁の楯』で演じていましたけど、どうしようもない悪党みたいな役を。以前、バスジャック犯を演らせていただいたとき、今後の武器や強みになりそうな予感がしました。
ご自身と真逆な役柄だからですか?
うーん、僕の中にもあるのかもしれないからです(笑)。怖いですけど、みんな人間ならあると思うんですよね。そこを意図的に引き出せるかどうかですが、そういう恐怖感というかゾワッとさせたい願望がありますね。バスジャック犯のときはそうなってしまうまでのバックボーンのある役だったのでちょっと同情する余地があったと思いますが、今度はまったく同情できない役を演じたいです。
雪乃は謎めいた女性でしたが、ミステリアスな女性をどう思いますか?
いいですよね、すごく惹かれます。掴みどころのない女性は追いかけ続けたくなります。掴みかけたと思ったらまた離れていっちゃうってまさに雪乃そのものですが、湊人が惹かれるのもすごくわかります。でも、男性ならみんなそうじゃないですか。いや、逆もしかりですよね、女性の皆さん!
京本大我
’94年12月3日生まれ、東京都出身。’15年、SixTONESを結成。’15年から2年連続でミュージカル『エリザベート』に出演するなど、歌唱力を生かした舞台に立つ。’20年、SixTONESとして『Imitation Rain』でCDデビュー。今年3月、インスタグラムで“見習いアーティスト”という名義で元旦から投稿していたことを告白。
Information
京本大我主演の映画『言えない秘密』が6月28日公開。過去のできごとからトラウマを抱えた音大生湊人(京本大我)は、どこか謎めいた女性・雪乃(古川琴音)に出会い、惹かれていく。ともにピアノを奏でていくうちにトラウマが癒されるが、突然雪乃は姿を消してしまう……。
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