bis

bis

Interview

Interview / 2023.11.22

「実は私、安定志向なんです」女優・山田杏奈がもしも俳優という仕事を選ばなかったら?

溢れる才能とイノセントな輝きで注目を集める女優、山田杏奈ちゃんが2年ぶりにbisにカムバック。休日の過ごし方や、ヒロインを演じるドラマについてお話をしてくれました。心ときめくドラマティックな個性を放つ衣装を身につけた姿にも注目です。

山田杏奈ちゃんの休日の過ごし方

バッグ¥97,650/ラバンヌ(エドストローム オフィス)ブラウス¥89,100、スカート¥97,900/ともにパトゥ(イザ) ピアス¥58,300/トリー バーチ(トリー バーチ ジャパン) リング¥25,300/ジミー チュウ ストッキング¥7,700/フォーガル シューズ¥160,600/ロジェ ヴィヴィエ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

料理も趣味だと伺いました。休日は自炊されているんですね。

野菜をとりたくて、焼きなすや山形のだし、野菜スープ、ミネストローネなどを作ったりしています。基本は家にいるので、あまり罪悪感を抱かないようなヘルシーなお料理を作るようにしています。お酒も好きなので、お料理に合わせていろんな種類のお酒も楽しんでいます。家だとビール、焼酎、ハイボールなどが多いですが、お肉やお魚を食べるときにはワインを飲んだりしています。

おうち時間を楽しんでいるんですね! 

チルな時間を過ごすのが好きなんです。本当はサウナにも行きたいのですが、外に出るのが面倒臭くなってしまって、家で〝整って〟います。リビングにヨガマットを置いて、その上にタオルを敷いて、整うスペースを作ってからお風呂に入るんです。1時間半くらいかけて半身浴を3セットして、お風呂から出た後に、全裸で大の字に寝っ転がって整っています(笑)。あと、髪を丁寧にケアすることに今夢中になっています。これまで髪にそこまで気を使っていなかったのですが、少し前に撮影でつけていたスタイリング剤で、髪がギシギシになってしまって……。「ちゃんとやらなきゃ!」と思っていたところに、友達からトリートメント用のブラシを貰ったんです。お風呂でトリートメントをする前後で髪を梳いておくと、ドライヤーで髪を乾かすときの絡まりがぜんぜんなくなりました。トリートメントは行きつけの美容室で勧められたものを使っています。今ではそのブラシがヘアケアでなくてはならない必須アイテムになっています。

睡眠にもこだわりはありますか? 

そうですね、マットレスをいいものに買い換えました。枕は今ちょっと満足していないので、自分で作れるところなどで新調したいですね。最近、ベッドサイドに置くランプを買ったのですが、かなりいい買い物をしたなと満足しているところです。スピーカーがついているのですが、眠れないときは波の音などヒーリング系の音を流しながら眠りにつくようにしています。

インドア派の山田さんですが、休日に外出するときは何をしていますか? 

昼から遊ぶというよりは、夜に友達とご飯に行くことが多いですね。ストレスにならないように、「汚したらどうしよう……」と心配になるような大切な服は着ないようにしています。「今日は飲むぞ!」という日は、なるべく物をなくさないように、大切なアクセサリーもつけず、身軽で汚れてもいい格好で行きます(笑)。

どうやって演じていこうか、私自身もワクワクしている

イヤカフ¥63,800、チョーカー¥204,600/ともにジミー チュウ リング¥28,600/スワロフスキー・ジュエリー(スワロフスキー・ジャパン)コート¥169,400/MSGM(アオイ)

今クールからドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系10月14日(土)22時スタート)にも出演されます。原作は慎結氏が『BE・LOVE』(講談社)で連載していた漫画ですが、どのようなドラマなのか教えてください。

私は、市役所納税課に勤める百目鬼華子というヒロインを演じます。税金滞納者の元へ行き、納税を促すのですが、彼らにも税金を払えない事情がいろいろある。でも、税金は国民の義務として払わなければいけないものです。いろいろな人の立場に立って、市民に寄り添い、救う方法を模索していくお仕事ヒューマンドラマです。

社会問題を題材にしたドラマ出演は初めてですか? 

ここまでしっかり社会人として働いている役は初めて演じます。衣装合わせでは、オフィス系の服を着て、すごく新鮮な気持ちになりました。華子は真面目な性格で仕事にも一生懸命なキャラクターなので、どんな色のどんな服を着るのかもスタッフさん達と話し合って決めていきました。どうやって演じていこうか、私自身もワクワクしています。

俳優の仕事をしていなかったら、山田さん自身は市役所に勤める選択肢もありましたか?

十分ありますね。実は私、安定志向なんです。今となっては、ほかのことはできないしなーとは思いますが、俳優という仕事を選ばなかったら、公務員試験を受けていた可能性はあったと思います。

では、作品の見どころを教えてください。

主人公の菊池風磨さん演じる饗庭蒼一郎とペアを組んで、市役所の仲間達と税金問題の解決に向けて奮闘していくのですが、作品のテンションとしては明るくポップな感じなので、楽しみながら見ていただけると思います。原作を読んでいただいた方はわかると思うのですが、気負うことなく税金について理解ができる作品なので、ぜひ気楽に見てみてください!

最後に、bis読者にメッセージをお願いします! 

私もいつもbisを読んで癒されています。「女の子であることを楽しむ感覚」や「自分の好きな自分になること」を大切にしたいですよね。私自身もキラキラした人でいられるよう努力し続けたいと思いますので、一緒にがんばっていきましょう!

山田杏奈

2001年1月8日、埼玉県生まれ。’11年『ちゃおガール☆2011 オーディション』でグランプリを受賞しデビュー。’18年『ミスミソウ』で映画初主演、’19年『小さな恋のうた』では第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。’22年、ドラマ『未来への10カウント』『新・信長公記』や’23年主演映画『山女』などの話題作に多数出演。10月14日(土)22時より日テレ系ドラマ『ゼイチョー』が放送開始。今後も話題作への出演が多数控えている。

Instagram:@anna_yamada_

あわせて読む

女優・山田杏奈が煌めきを全身に纏う。ドラマティックな7ルック

King & Prince永瀬廉にとって正義とは「人の意見や考え方を否定しないこと」

齋藤飛鳥が語る、乃木坂46卒業後の変化。ファンは「ふるいにかけられた猛者達が集まっている」

Photography_Ittetsu Matsuoka Styling_Chiharu Toyoshima Hair & Makeup_Conomi Kitahara(KiKi inc.)Model_Anna Yamada Interview_Akiko Takada Text & Edit_Miki Kuwamori Cooperation_PROPS NOW