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Column / 2019.07.13

桃月なしこが語る「なしこと言う名前の由来」

 

bis7月号「It girl×Fashion」企画に登場してくれた、コスプレイヤーの桃月なしこちゃんに名前の由来や現在の活動について聞きました。

 

――100万回くらい聞かれているとは思うんですが、 “なしこ”という名前の由来は?

ふなっしーが流行っていた頃、LINEの名前を本名に“なっしー”をつけた名前にしていたんですよ。そしたら周りの友だちが“なしこ”って呼び始めてそれが定着したので、芸名としてもそのまま使っています。「まぁ、これでいいや」って(笑)。

 

――なしこさんといえばコスプレイヤーとしても有名ですよね。

高校3年生くらいから趣味でコスプレを♡ それでちょっとずつSNSのフォロワー数が増えていったなかで今の事務所から声をかけられました。でも、一番没頭していたのは看護学校の1年生だった19歳の頃ですね。実習がまだ始まっていなかったからイベントにも行きやすかったので。看護師になってからは余暇を楽しむための趣味として嗜む程度に♡

 

――いま現在のレイヤー活動は?

大きいイベントのときは個人として参加したりもしますが、ほぼほぼ仕事のときだけですね。でも、コスプレは変身願望を満たすためにやっているので、それが仕事だろうと趣味だろうとどちらでもいいんです。カメラを向けられている間は別人物になったような気持ちになれるのでそれが楽しいです♡

 

――なしこさんって看護師免許をお持ちなんですよね。

そうなんです。事務所に所属してからもずっと二足のわらじをはいてました。最初の頃は、あくまで本業は看護師でタイミングが合えば芸能のお仕事もちょっとやろうかなくらいの感覚だったので。私、安定志向というかものすごく堅実派なんですよ。ちゃんと地に足つけた生活を送りたいので、芸能界だなんてそんな不安定ないつ野垂れ死ぬかもわからない世界、全く考えてなかったんですけど…。なぜか気づけばここにいる(笑)。

 

――どんな心境の変化が?

地元が愛知県の豊橋で、毎年『ええじゃないか とよはし映画祭』というものが開催されていてお手伝いさせてもらっているんですけど、そこで監督さんや俳優さんの作品や演技に対する思いを聞いているうちに俳優という職業にすごく興味がわいてきて。お芝居をやりたいなと思うようになってからですね。

 

――俳優としてやっていきたい?

そうですね。お芝居はまだまだ勉強中なんですけど、去年くらいからは少しずつドラマにも出させて頂けるようになってきたところです。最近だとテレビ東京の『電影少女』に加藤さやかっていう生徒役で出演させて頂きました。コスプレも自分の中の変身願望を満たすためにやっていたから、演技のお仕事に興味を持ったのも多分その延長で。静止画と動画っていう違いはあるけど、より長い時間全く別な人物の別な人生を生きられる俳優業はすごく楽しいです。

 

――憧れる女優さんはいますか?

私、池田エライザさんが好きなんです。『SUNNY 強い気持ち・強い愛』っていう映画の中で、池田さんは高校生の役と大人の役をひとりで演じていたんですけど、高校生の役をやっているときは高校生にしか見えないし、大人の役をやっているときは大人の女性にしか見えないんですよ。それをひとつの作品で演じ分けられるのはすごいなと思って。それから憧れてます。今度監督作品やるじゃないですか。演技も上手いし多才だし、ますます憧れますね♡

 

桃月なしこプロフィール

1995年11月8日生まれ(23歳)。コスプレイヤー、モデル、女優、ナース。愛知県出身。身長160cm。高校3年生より地元を中心にコスプレイヤーとして活動。ファンを増やすなか現在の事務所にスカウトされほどなくデビュー。モデル、女優としても活躍の幅を広げている。趣味はコスプレとヲタ活。好きなアイドルグループは『26時のマスカレイド』。

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    Shiori Ikeno