Mote / 2023.12.28
【診断あり】回避型愛着スタイルの恋愛傾向とは? 特徴や向き合い方まとめ
あなたは、自分の恋愛スタイルを自己分析してみたことがありますか? どのように恋をするのか、どういうクセがあるか、意外にも自分ではわからないものです。
今回は、「回避型」と呼ばれる恋愛スタイルについて解説します。ぜひ、自分の恋愛について、客観的に振り返ってみてください!
photo:@kemidoll_oo
恋愛における回避型愛着スタイルとは?
他者と親密な関係になることを避けて、遠ざけてしまうタイプが回避型愛着スタイルです。
人間関係のいざこざを嫌っていたり、他人とのトラブルを避けるために意識的に、もしくは無意識に相手を回避してしまいます。
もし相手のことを気になっていたり、仮にお付き合いをしたりしても、なんとなく距離をとって深く関わろうとしません。
回避行動に依存しすぎている人は、心の奥底では寂しさを抱えていることもあります。
回避型以外の恋愛スタイル3つ
回避型以外に、安定型・不安型・恐れ回避型の3つの愛着スタイルが存在します。
あなたに当てはまるタイプはありますか?
回避型恋愛タイプの5つの特徴
回避依存は自分自身では気づいていないこともあります。以下の特徴から、自分が回避依存症になっていないかチェックしてみてください。
(1)人との間に常に距離を感じている
複数人の友達とグループで仲よくしていても、どこか心の距離を感じてしまったり、自分から壁をつくってしまうのが回避依存の特徴。
大勢でいても、孤独感を感じることが多いかもしれません。
(2)自分のペースで物事が進まないと苛立つ
みんなで足並みを揃えることが苦手な一面もあります。かといって仕切るタイプではなく、なんとなくペースが合わないと感じると、サッと距離を置きがち。
相手から、自己中心的だと思われる危険もあります。
(3)束縛や干渉が嫌いで耐えられない
束縛や干渉を好む人はあまりいないかもしれませんが、回避依存の人は、特にそれを好みません。耐えられないので逃げ出してしまいます。
追いかけられると逃げてしまうタイプだといえるでしょう。
(4)しばしば人間関係をリセットしたくなる
突然LINEやSNSが苦痛になり、簡単に誰かをブロックしたり、既読無視や未読無視をしたりすることもあります。
相手は「何か悪いことをしたのか」と不安になることもありますが、回避依存側は特に相手に原因がなくともこのような行動をとってしまうことがあるようです。
(5)ひとりになりたいけど、孤独はいや
ひとりの時間が欲しいけれど、ひとりぼっち、いわゆる孤独な状態にはなりたくないと思っているのも回避依存型の人の特徴です。
どこか「かまってちゃん」っぽい一面をもっているのかもしれません。しかし構われすぎると逃げてしまうため、周囲からは距離のとり方が難しいと感じられることもあります。
▼好き避けしてしまう原因を知りたい人は、こちらの記事をチェック!
回避型恋愛タイプだと気づいたときの向き合い方
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近づきたいけど近づくのが怖い……。そんな不安な思いを持ちながら、人と関わり合うのはつらいはず。
どうすれば回避依存を脱却できるのか、克服方法を考えてみましょう。
(1)自分と向き合う
回避依存をしてしまう原因はどこにあるのか。回避依存してしまうことで、どんな弊害が出ているのか。これからどのように人と関わっていきたいのか。まずは、自分の過去や現在の気持ちと向き合うことで、自分の状況を整理してみましょう。
客観的に自分を見つめてみることで、新たに見えてくることもあるはずです。
また、これからどうなりたいかを考えるのもとっても大切なこと。目標を定めることで、これからの行動が見えてくるはずです。
(2)自己開示してみる
「人に近づくの、実は怖いんだよね」「なぜかわからないけど、距離を置いてしまうんだ」とぶっちゃけてみましょう。
自分から心を開くことで相手も心を開いてくれることがあります。その結果、相手との距離が縮まり、親密になれることも。
「それができないから苦労してる!」と思うかもしれませんが、初めの一歩として信頼できる人に自己開示してみてください。
信頼できる人がいない場合、飲み屋で出会った人やお店の人など、無関係な人に自己開示してみるのもおすすめ。無関係だからこそ嫌われることを恐れずに行動できることもあります!
(3)踏みこんでみる
誰かに悩み相談をされたり助けを求められたとき、いつもは無視してしまうかもしれませんが、あえて踏み込んでみてください。
誰かの助けになることで他人の見えなかった部分が見えてきたり、逆に自分も助けてもらえたりして、少しずつ人を信頼できるようになるかも。
人を信頼できるようになってくれば、不安な感情も少しずつ小さくなってくることでしょう。
回避型愛着スタイルの恋人との付き合い方
回避型の愛着スタイルである恋人に悩んでいるという人も多くいます。
なかなか距離が縮まらなかったり、恋人から信用されていない気がして不安になることも。付き合い方にはコツが必要です。
(1)小さい約束もきちんと守る
回避型タイプは「信用している相手から裏切られるくらいなら、最初から関わらなければよい」という考えをもっている場合が多いです。過去に裏切られたり、人間関係で苦労をした経験がある人も多いため「どうせ口だけでしょ」とどこか冷めています。
まずはどんな小さな口約束もしっかり守って、信用できるということを行動で示しましょう。
行動と言動がともなっている、誠実であると思わせることが大切です。
(2)誰よりも味方であると伝える
他人と深く関わりたくないと思っている一方で、信用できる相手なのかじっくり見極めているという傾向もあります。
相手と壁をつくって自立しているように見えますが、自己肯定感が低いからこそ不安を隠すためにツンツンしているのです。
誰よりも味方であることをしっかり言葉にして伝えてあげましょう。
(3)焦って距離を縮めようとしない
回避型タイプは積極的に距離を詰めてくる人が苦手です。
なかなか距離が縮まらず、じれったく感じることもありますが、ゆっくり時間をかけて関係を構築していきましょう。
イチかバチかで急に距離を縮めると、警戒されてさらに遠ざかる可能性があります。
「回避型」でも自分が幸せならそれでいい!
回避型の恋愛は一概に悪いものだとはいえません。程よい距離感を保てるパートナーと、よい関係性を築けている人もいます。
しかし「もっと親密になりたい」「距離を縮めてパートナーを安心させたい」など、変わりたい理由があるのなら、回避型恋愛を改善できるように克服方法を試してみてください。
▼適度な距離感を知りたい人は、こちらの記事をチェック!
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