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Interview

Interview / 2020.05.14

水野しず×上國料萌衣「カフェ・ド・人間性」Vol.2 ~クセが強いお姉ちゃんとの関係~

ゲストの「人間性」に焦点を当てて対談するカフェ・ド・人間性。今回は、アンジュルム・上國料萌衣さんに話を伺いました。原石を通り越して誰が見てもわかるほどの逸材なのに、超フランクでピュアな「かみこ」さん。そんな彼女がアイドルになるまでには、いろんなことがあったみたいです。
 

カフェ・ド・人間性


 
Vol.1はこちら
 
水野しず(以下、しず):そもそも、最初にハマったきっかけは?
 
上國料萌衣(以下、上國料):お姉ちゃんが『まじですかスカ!』っていう曲のMVをPSPに入れてて、私もそのPSPを借りてゲームをやってたりしたので、そのときに「何これ?」と思って見たのが最初です。当時は少女時代さんやKARAさんが好きだったので、全然日本のアイドルに馴染みがなくて。それが、いつの間にか私も『まじですかスカ!』を口ずさむようになってました(笑)。
 
しず:自分でも気づかないうちに好きになっていたんですね。
 
上國料:あとは、お姉ちゃんが家で『シャボン玉』をひたすら歌ってたんですよ。近所迷惑とかも気にせず、大声でガンガン(笑)。しかも、普通に上手なんです。
 
しず:隣の家から熟練の『シャボン玉』が聞こえてくるって、おもしろいね(笑)。
 

上國料:最初はそれがモーニング娘。さんの曲だっていうことを知らなくて「すごいクセの強い曲を歌ってるな〜」くらいに思ってたんです。でも、あとからそれがモーニング娘。さんの曲だと知って、より好きになりました。
 
しず:かみこ(上國料)さんが今この世界にいるのは、お姉さんのおかげもあるんですね。
 
上國料:そうですね。ただ、ここ2年くらいはケンカしてて口きいてないんですけど(笑)。
 
しず:ケンカの原因は?
 
上國料:今となっては全然どうでもいいことです。私が「ベビースターラーメンちょうだい」ってお願いしたら「ウザいけん、やらん」って言われたり、「そこのコンセントに充電器さして」ってお願いしたら「届かん」って言われたり(笑)。そんな些細なことがきっかけで、いつの間にか喋らなくなりました。ちゃんとライブには来てくれるんですけどね。
 
しず:仲直りできるといいですね。モーニング娘。にハマる前は、何が好きでしたか?
 
上國料:そんなにハマってるものはなかったです。部活はバスケ部に入ってたけど、人数が少なくてユルい感じだったし。
 
しず:幼少期に習い事とかをやったりはしていました?
 
上國料:小学校低学年のころにピアノと水泳をやってました。どっちも1年くらいでやめちゃったんですけど。そのあと小学校の部活で吹奏楽部に入って、ドラムをやってました。
 
しず:小学生でドラムとは渋い!
 
上國料:楽しかったです。ドラムを叩いてると、めちゃめちゃスカッとするんですよ(笑)。演奏してるときも、自分がリードしてるなって感じることがあったり。
 
しず:当時は、ファッションに興味があったりはしたんですか?
 
上國料:まったく興味なかったです。だから洋服も全然持ってなかったし、自分で買いに行くこともたまにあったけど、ほとんどお姉ちゃんのおさがり。
 
しず:ファッション誌を読んで憧れたりすることもなかった?
 
上國料:なかったです。だから、今こうしてモデルのお仕事をしてるのが不思議なくらい。メイクも、アンジュルムに入ってから初めてやりました。住んでたところが熊本の田舎のほうだったっていうのも大きいかな。
 
 
Vol.3につづく…♡
 
 
Artwork&Interview_Shizu Mizuno