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Interview

Interview / 2024.03.11

歌手・女優で陶芸も? 藤原さくらに聞く、マルチな活動への向き合い方

歌手だけでなく、女優としてもマルチに活躍する藤原さくらさんがbisに初登場。フレッシュな春の色彩と趣向を凝らしたデザインを身に纏い、静謐でエモーショナルな世界を表現。美しいオーラを放つ、チャーミングな彼女の素顔に迫った。

藤原さくらさんにインタビュー

ジャケット¥61,600/バウム・ウンド・ヘルガーテン(S&T) ワンピース¥35,200/サムソサムソ(エイト) ハット¥17,600/メゾンドリリス

本日の撮影はいかがでしたか。

とっても楽しかったです! たくさんの衣装を着させていただいて、いろいろなヘアアレンジやちょっと変わったポーズをとってみたりなど、刺激的な撮影でした。大きな紙にお花がプリントしてあるプロップも面白くて素敵でした。

気に入った衣装はありましたか?

どの衣装も可愛かったですね。特に白いリボンのついたパンツがお気に入りです。デニムワンピースに赤いソックスを合わせたコーディネイトも好きでした。ワンピースはコクーンっぽいシルエットでシンプルなのですが、足元にパキッとした鮮やかな色が入るだけで、一気におしゃれ上級者になりますね。普段は、ダボッとしたスラックスを着ることが多いので、スカートをたくさん着させていただいて楽しかったです。寒い季節はどうしてもモノトーンの服が多くなってしまいますが、暖かくなって春めいてきたら、ピンクなどの服も私服で取り入れたいと思いました。

今号の撮影のテーマは「Oneself」。自分を大切にする、前向きに生きるために心掛けていることはありますか?

いろいろなお仕事をさせていただくのですが、その瞬間に自分が心を動かされたり、面白そうだと思ったことに対して、全力で向き合うようにしています。自分らしさを大切に、やりたくないことはやらない、ストレスを抱えすぎないということを心掛けています。

最近、藤原さんが心を動かされたことはありますか?

去年の8月に下北沢で初の陶芸のポップアップショップを開催しました。陶芸は高校時代に一度やったことがあったのですが、お仕事で陶芸をする機会をいただいて、そのときに自分の中に陶芸の才能を感じました(笑)。見ていただいたらわかると思うのですが、緻密でもなんでもなくて、動物をテーマにした置物とか箸置きとか、緩い感じの陶芸なんです。土を練ることは難しくてまだできないので、造形と色付け担当です。40点以上作りました。ポップアップショップをやってみるというのも面白そうだと思っていましたし、貴重な経験ができて楽しかったです。あと、ずっとやりたいと思っていたモンゴルの民族楽器の馬頭琴を、ついに始めました。清らかで美しい音色が好きで、どうやって弾くのか動画を見てはいたのですが、習うまでには至っていなかったんです。今は念願の楽器を演奏する機会が増えて、とても楽しいです。

藤原さくら

福岡県出身。1995年生まれのシンガーソングライター。父の影響ではじめてギターを手にしたのが10歳。洋邦問わず多様な音楽に自然と親しむ幼少期を過ごす。高校進学後、オリジナル曲の制作を始め、少しずつ音楽活動を開始。地元・福岡のカフェ・レストランを中心としたライブ活動で、徐々に注目を集める。天性のスモーキーな歌声は数ある女性シンガーの中でも類を見ず、聴く人の耳を引きつける。4月からは自身初の東京NHKホール公演をはじめ全国5都市をまわるツアーを開催。

Instagram:mammothsakura
X:MammothSakura

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