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Interview

Interview / 2023.03.05

年々美しさがアップ♡ 今田美桜、26歳の目標「無理して変わることはないと思っている」

年々美しくなる女優、今田美桜さんにインタビュー! 3月で26歳を迎える美桜さんに今後の展望や、ここ数年で達成したい目標を聞きました。美の秘訣を探るべく、プライベートにも迫ります。

今田美桜さんにインタビュー

ジャケット¥121,000 / 3.1 フィリップ リム(3.1 フィリップ リム ジャパン)

今号のテーマは「Vision」。今田さんの展望、未来、夢などについて教えてください。

私は「何歳までにこうなっていたい」という人生計画みたいなものをまったく持っていません。ただ学生のときは、今の私くらいの歳になったらもっと大人なんだろうな、とは思っていました。23歳くらいになったら結婚とか考えていると思っていたのですが「大人ってこういうものだ」という自分の中での大人像が移り変わっていて、どんどんわからなくなっています。周りは徐々に結婚するなど環境の変化はありますが、それだって絶対じゃないし、今は「大人なんだからこうなっていないといけない」という固定概念は持たないようにしたいです。

大きな将来の展望ではなく、ここ数年で達成したいちょっとした目標はありますか?

私は3月で26歳になります。20代後半に入って、無理して変わることはないと思っているのですが、30代に向けて、何か自分のためになることを始めたいなとは思っています。今までは自分に余裕がなくて、あまり深くいろいろなことを考えられなかったのですが、徐々に考えられるようになってきました。時間は有効活用したいですね。

具体的にやってみたいことは?

すごく小さいことで言うと、今までは仕事から家に帰ってきたら、基本的にはお風呂に入って、ダラダラして寝るという生活でした。疲れていたらご飯なんて作れないから、デリバリーなどで注文して済ませていたのですが、ここ最近はちゃちゃっと何か作るようにしています。お肉やお魚を焼いたり、野菜を洗ってサラダを作ったりなど、簡単な料理なのですが、自分のために使う時間って大切なんだと気付きました。自炊のほうが断然健康的ですしね。冷蔵庫に入っている食材も増えましたし、調味料にこだわるようにもなりました。焼いただけのお肉も、おいしい柚子胡椒をつけるだけでグンとレベルアップするんですよ。外食や出前なども嫌いじゃないのですが、自分でお肉を焼くという簡単なひと手間だけで自分のために時間を使っているんだな、と気分よく過ごすことができます。そういう自分と向き合う時間をもう少し作っていきたいです。

ちなみに、子どものころの夢は叶えられていますか?

小さいころは保育士さんになりたかったんですよ。だから、今とはぜんぜん違いますね(笑)。私はお仕事がすごく好きで、ありがたいことにみなさまのおかげでお仕事をいただいていますが、本当に未来はわからないなと思います。もっとやりたいことが出てくるかもしれないし、ほかに突き進みたい道が見つかるかもしれない。これから出会う方やお仕事によって、考え方が変わったり、影響を受けたり、選択肢が多くなっていくこともあるかと思います。どんな道を選んでも、自分の好きなことをお仕事にできるということは幸せだなと思うので、そのためにもいろいろなことを常に吸収していく姿勢でいたいです。

プライベートでのトピックは?「編み物ができるようになりました」

タートルネックトップス¥19,800 /アイレネ(リステア) チュールトップス¥39,000 /チカ キサダ(エドストローム オフィス) パンツ¥159,500 / MSGM(アオイ) チョーカー¥25,300 /ジュスティーヌ クランケ(ザ・ウォールショールーム)

心身のバランスを整えるために、今田さんが普段心がけていることはありますか?

体力がついているかはわからないですけど、ピラティスはここ2年ほど週1ペースで続けています。こんなに続いたのは初めてですね。あとは、よく食べてよく寝ること。これがいちばんだと思います。よく食べているのは、ケールです! 基本はサラダで食べるのですが、先日ケールと豚肉だけのシンプルな鍋を食べたらすごくおいしかったです。

入浴や睡眠などにもこだわりはありますか?

入浴の際は必ず湯船に浸かるようにしています。ちょっと香りがいい好みの入浴剤を入れると気分が上がりますし、リラックスもできますよね。生活習慣はあまり変えないのですが、ひとつだけ変わったことがあります。この冬からシーツの上にあたたかいふわふわした敷きパットを敷いています(笑)。それがすごく心地よくて、手放せないですね。最近の寝るときの楽しみです。

新しい趣味など、新しく始めたことはありますか?

編み物ができるようになりました。昨年、『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)のドラマに出演した際に、スタイリストさんが1日くらいでマフラーを編んでくれたんです。撮影の合間にスタイリストさんに教えていただいて、パッチワーク風のめちゃくちゃ大きいブランケットを作ったのですが、最終話で使っていただいたんですよ! 私自身は不器用なほうなのですが、母が手芸好きなので、母の血を受け継いでいるのかな。編み物をしている最中は集中して無心になれるので、リフレッシュできるんですよね。ストレス発散にもなって、すごく楽しいです。可愛い毛糸をたくさん買ったので、今なら何でも作れそうです。

それでは最近、遊びに行って楽しかった場所を教えてください。

昨年はお休みをいただいて、1週間ほど海外にも行けました。スペインとポルトガルに行ったんですけど、すごく楽しかったです。4〜5年くらい「スペインに行きたい」と言い続けて、やっと叶いました。人がとっても陽気で優しくて、ずっとニコニコしていたので、こっちまで笑顔になりました。あとお料理がすごくおいしかったです。ずっとバル料理を食べていました。生ハムはたくさん食べましたね。スペイン名物のパエリアを食べ忘れちゃったんですけど(笑)。

トラブルはなかったですか?

飛行機が1〜2時間遅れることなどはありましたが、スリに遭ったり危ない目に遭ったりはしなかったです。特に何が目的かは決めずに行ったので、サグラダ・ファミリアは中に入るのに予約がいるのを知らなくて、入れませんでした(笑)。外からしか見られませんでしたが、だいぶ完成していて感動しました。そういうアクシデントも楽しかったですし、またスペインに行く楽しみができたと思えば、それはそれでOKかなと(笑)。今回行った場所も結局もう1回行きたいと思っちゃうし、今回行けなかった場所にも行ってみたい。スペインは絶対にもう1回行きたいですね。

ブラウス¥38,500/クローゼット(H3O ファッションビュロー)

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映画『わたしの幸せな結婚』
継母と異母妹に虐げられ、使用人同然の暮らしをしていた斎森美世(今田美桜)は、冷酷無慈悲と噂の軍人・久堂清霞(目黒蓮)との政略結婚を命じられる。最初こそ清霞は美世に冷たい対応をしたものの、次第に心を通わせていく。しかし、2人の前には過酷な運命が待ち受けていた。3月17日、全国東宝系にて公開。

Photography_Masaya Tanaka(TRON) Styling_Yuka Sakakibara Hair & Makeup_Aiko Tokashiki Flower Styling_Ten. Interview_Akiko Takada Text & Edit_Megumi Shimbo