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Interview

Interview / 2022.09.14

Sexy Zone 菊池風磨さんが惹かれるもの「みんなと被らないほうがおもしろい」

キャッチーな存在感で多方面から常に注目を集め続けるSexy Zoneの菊池風磨さんが4年ぶりに登場。バラエティでのパブリックイメージに加え、フラットな目線で周囲と調和する彼のロジカルさとエモーショナルさの両面の魅力に迫る。

菊池風磨インタビュー

冒険心はないほうじゃないと思います

―bisは二度目の登場です。今号は「ROMAN」がテーマです。ロマンと聞いてイメージすることは何ですか。

夢に近い感じですかね。子どものころ、車の助手席に座ることが憧れであり、ロマンだった気がします。小さいときって、なかなか助手席に座らせてもらえなかったので、ある種のロマンでしたね。今では普通に座るようになってるし、いつの間にか当たり前のことになっていったのが不思議だなと感じました。

―ロマンという言葉には冒険への強い憧れという意味も含まれますが、冒険心はありますか?

ないほうじゃないと思います。小学生のころ友人とふたりで「この道はどこまで繋がっているんだろう」と思って実家の近くの道路の果てを探しに自転車で出かけたことがあります。映画『Stand by Me』の少年達みたいですかね。大変でしたけど、楽しかったです。結局見つかったんだっけかな、確か道がどんどん細くなっていって、大体この辺なのかなっていうのはわかったんだと思います。

―現在の菊池さんにとってのロマンとは?

海外旅行ですかね。ヨーロッパにはまだ行ったことがないので、行ってみたいんです。おしゃれなイメージのあるイタリアに行ってみたいです。街並みを歩いたり普通に観光してパスタを食べたりしたいです。

最近はザラザラしていて、リアルで生々しいものが好き

―多趣味なイメージですが、最近のお好きなカルチャーを教えてください。

ここ数年は、ザラっとしたテイストのものが好きになりました。ザラザラした感じっていうか、リアルで生々しいというか……。Sexy Zoneのアルバムにもそういう質感を反映したんですけど、ちょっとレトロな感じで、海外のものもいいんですけど、東京の古さを感じさせるものとかが好みかもしれないです。
大学を卒業したときくらいから、そういうものに惹かれていって、ファッションも変わっていきました。そぎ落とされた感じというか、よりシンプルになりましたね。それまでは、胸元とかにロゴがどんとあるようなわかりやすいデザインの洋服が好きだったんですけど、最近は基本シンプルですね。

―変化するきっかけはあったんですか?

年末のライブで、ジャニーズの若手が集まったときに、自分を含めてみんな同じようなファッションをしているのに気づいたんです。流行のものを着ているんだから似てくるのは当たり前なんですけど、みんなと被らないほうがおもしろいなって思ったんです。元々、好きなファッションなんで衣装とかでなら今でもぜんぜん着たいとは思うんですけどね。

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菊池風磨
1995年3月7日生まれ。東京都出身。’08年ジャニーズ事務所に入所。’11年にはSexy Zoneとして華々しくCDデビュー。’13年から’17年まで慶應義塾大学に在籍し、アイドルと学業を両立。現在はバラエティ番組で大活躍しながらドラマにも多数出演。出演中のオシドラサタデー『トモダチゲーム R4』(テレビ朝日系)の主題歌として、Sexy Zoneのニューシングル『Trust Me, Trust You.』が9月7日に発売。

Information
主演舞台『DREAM BOYS』が9月8日~30日まで東京・帝国劇場にて上演。’04年、滝沢秀明主演でスタートしてから、数々のジャニーズタレント達がキャストや内容を更新しながら再演を繰り返している舞台。フウマ(菊池風磨)が弟の病気や親友のチャンプ(田中樹)との関係や境遇に悩みながら成長していく物語。“ふまじゅり”と呼ばれる仲よしコンビの熱演、ボクシングシーンが見どころ。

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