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Interview

Interview / 2021.06.13

宮脇咲良が語る♡ 自身が思う“宮脇プロ”と呼ばれる理由は「ファン想いなところ」

IZ*ONEの活動を終えワールドアイドルとして注目が集まる、宮脇咲良がソロで初登場。今回、韓国リモート撮影が叶い、韓国ファッションブランド&メイクでのメモリアルシューティングに。圧倒的な華と飾らない素顔の双方で魅了する彼女にインタビュー。

宮脇咲良ちゃんにインタビュー♡

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――「宮脇プロ」と呼ばれる咲良さんの「ここがプロだ!」と思うポイントを教えてください。

私はファンの皆さんのことが本当に好きで、常にファンの方達に喜んでもらえることをしたいって思っているので、ファン想いなところはプロかなって。

――SNS上でサイン会のレポもたびたび話題になってますよね。

サイン会はせっかく会いにきてくださっても時間が本当に短くて、ビデオ通話でも数十秒とかしかないので、その数十秒で少しでも喜んでくれたらなと思って、直前までTwitterを見て「誰が来るかな」とかチェックしています。「この人は何日に来るんだな」とかをメモに書いておいて、当日見返したり。

――咲良さんが作詞した「FIESTA_Japanese Ver.」はIZ*ONEファンだけではなく多くのK-POPファンが「素晴らしい」と話すほど話題になっていましたね。作詞のエピソードがあれば教えてください。

日本での活動のときは日本の曲があったのですが、韓国でのタイトル曲も日本の歌番組で披露できたらなっていうのをずっと思っていたんです。それで自主的に「La Vie en Rose」「Violeta」「FIESTA」を日本語の歌詞にしたらどうなるかな? っていうのを考えていた時期があって。歌詞を考えるのが好きだったので、やってくださいって話がきたときもあんまり大変じゃなくて、元々自分の中で書いてあったのがあったので、そこから練ったり、奈子とひぃちゃんが書いてるものを見せてもらったり。「FIESTA」が花シリーズの最後だったので、前作ふたつの雰囲気も見つつ、クライマックスにふさわしい歌詞をと思って書きました。

――韓国語直訳じゃなくて韓国語の歌詞を生かしながらも日本語歌詞をつけていたのが素晴らしいなと思いました。

やはり韓国語ならではの言い回しがあって、ただそのまま訳すだけだと多分曲を台無しにしてしまうなと思っていました。「FIESTA」って曲は私達にとってもファンの皆さんにとっても思いのこもった一曲だったので台無しにしたくないなっていう気持ちで作りました。

――同じ楽曲でも韓国語版と日本語版があって歌い分けるうえで大変だったりしましたか?

そうですね、韓国語はまだ正直完璧ではないので、レコーディングのときは口の形を固定して歌ったり。今は少しずつわかるようになってきたのですが、最初は指摘されても本当に違いがわからない発音もあったりして、すごく大変だったなと思います。発音の練習は特にたくさんしました。

――その後、作詞・作曲を担当した「Yummy Summer」も発表していますが、作曲に挑戦したきっかけは?

ファーストアルバム「BLOOM*IZ」にメンバーのユリとウンビオンニの作詞・作曲を手がけた楽曲が入ったことがきっかけです。だいぶ前からそれを聞かせてもらっていたのですが、まず「楽曲って作れるんだ!」と。メンバーが作るっていうこと自体が私にとっては新しい発見でした。もしかしたら自分にもできるかもしれない、自分の伝えたい気持ちを楽曲で伝えてみたらどうなるんだろう? って興味を持ってから作るようになりました。

――作曲はどうやって学び始めたんですか?

最初はYouTubeで「曲 作り方」で調べて(笑)。でも、やっぱりプロの方に教えてもらうのがいちばんということで、作り方を直接習いに行ったり、作曲家の方と話しながら作っていきました。

――3月にはIZ*ONEのオンラインコンサート「ONE,THESTORY」も行われましたが、いかがでしたか?

私達にとってはラストコンサートで、すごくファンの皆さんに会いたいっていう気持ちはあったんですけども、それでもアイドルって「ラストです」って言ってコンサートができること自体そんなに多くはないので、私達はすごく恵まれていたなって思っていました。感謝の気持ちをファンの皆さんに直接リアルタイムで伝えられる場を設けていただいてありがたかったなと思っています。

韓国生活で自分を支えた原動力は? そして、今後挑戦したいこと

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――IZ*ONEとして最初に舞台に立ったころの自分に声をかけるとしたらなんて伝えたいですか?

「大丈夫だよ」って言いたいですね。そのときは韓国語もわからなくて、メンバーの言っていることもわからないし、自分が歌っている歌詞の意味すら、調べないとわからないっていうのがすごく大変でつらかったんですけど、今は韓国語で日常会話ができるようになったし、活動を楽しい! って思えるようになって。不安でつらかったと思うけど、大丈夫だよって伝えたいですね。

――そんな韓国生活の中で自分を支えた原動力はなんだったと思いますか?

やっぱり最後は自分で選んだ道なので、「やるしかない!」というか。もし、誰かにやれって言われてやったことだったら「あの人のせいで」とか、「なんで私がこんなこと?」とか思ってたと思います。自分で選んだ道だったので、自分で決めたことだからがんばれました。

――最近、力をもらっているアイドルはいますか?

すごく多いんですけど、やはり私は歌詞が好きなので、ITZYが大好きです。「私は私」、「気にしないでくれますか?」(ITZY「WANNABE」)、「うるさい、私は大丈夫」(ITZY-「ICY」)とか歌詞がかっこいいんですよね。つらくなったときに見て元気をもらってます。

――そういったパワフルなコンセプトも挑戦してみたいですか?

これまで優雅で上品なイメージだったので、いつかそういうのもやってみたいですね。

――咲良さんがアイドルという仕事を通していちばん表現したいことは何ですか?

正直私達は目には見えない誰かを助けていると思うんです。それがアイドルだと私は思うので、今日1日の誰かの笑顔だったり元気を与える存在になりたいです。もちろんアイドルとして成功したいとか、上に行きたい、もっとこうなりたいっていうのがあるんですけど、まずは今日の誰かの元気のもとになっていたいっていうのがいちばんだと思います。

――今後はどのような活動をしていく予定ですか?

HKT48に復帰して、6月19日には卒業コンサートを行わせていただくので、そこからはまた新しい挑戦ができるように努力したいと思います!

――日本で待っていたファンにも会えますね!

そうですね。7年間日本でアイドルをしてきたのでちゃんと区切りをつけないと、と思っています。HKT48に戻ってHKT48のファンの皆さんやメンバーに、希望や未来の見える卒業の姿を少しでも見せたいです。

――最後に、アイドル「宮脇咲良」の強みとはなんでしょうか?

自分もアイドルが好きなところ? 自分もオタク気質なので(笑)。私自身もアイドルが好きで、仕事が大変なときにアイドルの動画を見て元気をもらっています。自分がアイドルを好きだからこそアイドルにこうしてほしいっていうのがわかるので、そこは自分の中では「オタクでよかった~!」ていう部分です(笑)。

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