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Series / 2017.05.25

Interview Millennial #1

柴田あやな

21歳
1996年3月9日生まれ
血液型A型

柴田あやな

21歳
1996年3月9日生まれ
血液型A型

――はじめまして。あやなさんはモデル以外にも『めざましテレビ』のイマドキガールとして活躍されていますね。芸能活動は他にも?

いえ、まだ芸歴1カ月なんですよ。今年の4月にイマドキガールに決まって、芸能事務所に入ったのもそれからなので。芸能界のことはまだ何も知らないんです。

――事務所のほうが後なんですか?

そうです。元々今の事務所の方と知り合いで、キャスティングをしてもらっていたりお世話にはなっていたんですけど。その方と、「しばちゃんやりたいことないの?」「ないっす」みたいな話をしてたときに、「テレビなに観てる?」って聞かれて、そういえばお母さんが『イマドキ』好きだったなあと思って、それを言ったら「じゃあイマドキのオーディション受けよう!」となり…。書類を出したら通って、最終まで残って受かって…。

――あれよあれよという間に?

ほんとにそんな感じです。

――それまでの経歴は?

今はやめちゃったんですけど、それまではサロンモデルでした。サロンモデル・アワード・ジャパンというサロモの日本一を決める大会が今年の4月にあって、それが最後ですね。経歴は以上です(笑)。

――サロモはどのくらい続けていたんですか?

「サロモです」って言えるくらいの活動は去年の4月からなのでぴったり丸1年ですね。その前は美容院でiPhoneで写真撮って終わり、みたいな。たまにビューティー系の雑誌にちょこっと出たりするくらい。そんなにサロモしているって感じじゃなかったです。3カ月に1回行くか行かないかみたいな。

――そこからすべてが始まっているんですね。

そうです。渋谷のスクランブル交差点で『SHIMA』の方に声を掛けられて。そのときはいったん断ったんですけど、「カラーもトリートメントもカットもするので来てください」と言われて、「あ、行きます!」って(笑)。

――急に快諾。

たま~に雑誌に載ったりするようになってから、いろんなサロンさんから、私のインスタに連絡がきていたみたいなんですが、機能をよくわかってなくて無視みたいになっちゃってて、メッセージに気づいたのが去年の3月で、いろんな方から「めっちゃ探した」って言ってもらって、うれしかったですね。

――あやなさん、これまでにもスカウトされていそうですけど。

あったんですけど、全部怪しい事務所だと思っていて断ってました。

――声かけてくる人はみんな怪しい?

そう思っていました。スカウトだと思ってなかった。全部怪しいビデオだと思ってた。でも声をかけてくれた『SHIMA』の人は女性だったし、話しやすい感じの人だったので。基本的に警戒心は強いかもしれない。

――そんなこんなでサロモを本格的に始め、インスタのフォロワー数も13万人に。

前はフォロワー200人とかでしたよ。

――これは何かで一気に増えたパターンですか?

1年くらいかけてですね。横顔の写真でヒットしたり、何気ないサロモの写真でヒットしたり、変顔で増えたり、1日に3〜4,000人増える日が月に何回かあって、だから単純計算で1カ月に1万人ずつ増えました。

――柴田さんの変顔といえば“しば顔”が有名ですね?

正直、変とは思ってない(笑)。ただ口が曲がるだけ? 小さい頃から多分なにげなくやっていたんですよ。「キモッ」って言われてから誰でもできるわけじゃないんだと知って、この顔をインスタに載せたらフォロワーが一気に5000人増えて、そのときに「この顔は普通じゃないんだ」と知りました。

――改めて見るとすごく口が曲がりますね。

曲がりますね。お母さんもできます。妹はできないです。でもたまにいるんですよ、できる人が。出会うとすっごくうれしい。「わあああ♡」ってなる。とりあえず私の中ではコレは変顔ではないんです。私の変顔はもっと気持ち悪いです。キツイです。二重アゴにするし、鼻の穴を広げるし、歯も出すし、目もひんむくし、もはや原型をとどめていない。

――それは発表してないんですか?

発表できない! 未公開で。これは嫌われる。真の私の変顔は友達にしか見せられない。結構ヒドイですよ。

――こっそり見せてくださいよ。

(スマホの写メを見せながら)…こんな感じです。

――これは…ヒドイ。見ていると元気が出ますね。

アゴを使うんですよ。これはとある行列に並びながら友達と撮ったんですけど、後ろにいる人たちは私の携帯の画面を見てめっちゃびっくりしていたと思う。友達もみんな顔がヤバイ(笑)。なんでしょうね、女子校出身なもんで。

――そんな感じしますね。

よく言われます。女子校ノリ。楽しいこと大好き。友達もみんなどっかネジが…。

――ゆるんでる?

いや、抜けてる? 誰もお酒は飲まないんですけど、シラフで酔っ払いみたいなテンションになっちゃうから。そういう感じです私も。すみません、全く関係ない話で。

――あやなさんって陽気ですね。もっとふんわりとした方かと思ってました。

大人しそうってめっちゃ言われるんですけど、違うんですよ。ファンの方に会ったりしたときも、私がガンガンしゃべるから、相手は何も言いたいことが言えずに終わっちゃうことが多くて(笑)。

――あやなさんだけが一方的にしゃべっている?

そうそうそう。「ごめんねえ、頭ぼっさぼさでメイクぼろぼろで~~~」みたいにずっと話続けて。

――ファンの方にキャッキャするスキを与えない?

そうなっちゃってますね。きっとガッカリしてる。今度はもっと静かにしていようと思います。おしゃべりなもんで、つい。お母さんもおしゃべり。妹は…。

――妹さんは? クール?

…と見せかけてどっかおかしいですねやっぱり。

――楽しそうなご家族ですね。

みんなよくしゃべる。しゃべってるけどよく聞くと全員違う話題なんですよ。妹はテレビについて、私はインスタについて、お母さんは自分の今日の出来事について。誰も何も聞いてないけど全員しゃべってる、みたいな。

――サロモをする前はどんな生活をしていたんですか?

ふつ~に生きていました。バイトしてましたよ。

――どんなバイトをしてたんですか?

ファーストフードとか喫茶店とかラーメン屋さんとか。食べ物大好きみたいなバイトですね。でも食べていたらめっちゃ太りました。すごい太ってた。

――どのくらい?

体重、測ってないんですよね。体重計が壊れちゃってから乗ってない。いま何kgなんだろう、恐い。とりあえず見た目だけどうにかしようとがんばっています。

――ダイエットしてる? 

してます。自分のデブさに驚愕してからはがんばっています。

――デブさとは?

撮影で会うモデルさんってみんな細くてかわいいじゃないですか。周りを見ていたら、このままじゃダメだと思いました。いま筋トレしています。

――ジム通いですか?

自宅でですね。日が暮れてから外でやっています。ヤセたい部分によって歩き方を変えるんです。カカトだけで歩いたり爪先だけで歩いたり。で、そのあとにガーッて全力ダッシュ。運動会の徒競走くらいのガチダッシュで100メートルを3本くらい。これヤセますよ。あと、石垣みたいなところに昇っては降り、昇っては降り、この作業を延々と。

――踏み段昇降みたいな?

そうです。何十回を何セットと決めてやってます。

――中学生の部活みたいですね。

これが一番効率いいんですよ。だらだらランニングするより、ヤセたい部分をメインにした運動を20分しっかりがっつりやるとヤセます。あとは食事制限ですかね。

――食事制限というと?

基本的に食べたいものを好きなように食べるんですけど、食べたいものを食べた次の日は野菜を中心にしたり、お水をいっぱい飲んだりして調整します。

――ちなみに元々運動は得意ですか?

スーパー運動音痴です。高校生のとき跳び箱ができなくて補習になりました。あと、50メートル走は13秒くらいですし、ドッジボールとか真っ先に狙われて真っ先に当たって一番ヒマしてる子でした。

――当たったら攻撃に回るんじゃないんですか?

投げない。ボールを投げても当たらないからはじっこで座って見てる。ぼんやりと。

――ところで、こういうお仕事だと朝は早かったりするんですか?

日によってバラバラです。今日は7時に起きたけど、明日は4時起きの予定だし。かと思えばのんびり起きられる日もあるし。

――日々の楽しみはなんですか? 

寝る瞬間です。ベッドに入って布団をかぶった瞬間。布団にもぐる瞬間のために生きています。ああもう寝られる、一生寝ていたいって思います。

――寝起きはいいですか?

めちゃくちゃいいですよ。めったに寝坊しないです。めったにっていっても人生で寝坊したことは2回しかないです。起きるのツライけどパッと起きます。「夜、寝られる」と思ったら起きられます。

――どこでもすぐに眠れるタイプ?

それがめっちゃデリケートなんです。家のベッドで、無音で電気真っ暗じゃないと眠れない。外で仮眠ができないんです。2時間空くからココでちょっと寝ておこうとかできなくて。家に帰ってパジャマを着て夜のおやすみなさい状態にならないと眠れない。待ち時間があったら誰かとしゃべるかツムツムするかしかない。

――ツムツムが好き?

ハマっていますね。今日撮影に来る途中も電車の中でずっとツムツムやっていました。ハマっているといっても波があって、飽きたりやめたりしながらやり続けているのでなんともいえませんが。

――レベルはどのくらいですか?

100は超えてはいます。でもお母さんのほうがはるかにレベルは上です。

――趣味とかはありますか?

散歩かな? 歩くのが好きです。2〜3時間は歩けます。音楽を聞きながらだったらどこまでも。ヒールでも1時間くらい歩いちゃいますね。ただ、人がいっぱいいるところはあんまり歩きたくないから、昼間は活発に歩いていないです。日が暮れてからだったら5駅分くらい余裕で歩けます。

――趣味は散歩♡

地味なんですよ。明るい生活を送ってないからなあ。意外とのっそりした生活を送っている。

――得意なことは?

お菓子作りです。大好き♡ 最近は作る時間がなくて全然作れていないけどそのうち作ります。いつか撮影現場に持っていけるようにがんばりますね。

――楽しみです。お料理もするんですか?

最近するようになりました。昨日はラタトゥイユを作りましたよ。もこみちさんになったつもりでオリーブオイルをドバドバかけて。美味しかったです♡

――食べ物は何が好きですか?

スパゲッティです。あとしゃぶしゃぶと焼き肉。スパゲッティは毎日食べたいです。今日の昼、昨日の昼、一昨日の昼、全部スパゲッティでした。先週のお昼はもしかしたら1週間パスタだったかもしれない。スパゲッティ大好き!

――何パスタが好きなんですか? 

スパゲッティでありさえすれば割と何でも。レトルトのソースをかけたパスタでいい。そのへんにあんまり欲はなくて。ファミレスのごはんも好きですし、全般的に私、安上がりな女なんですよ。

――よく行くファミレスは?

デニーズです。マルゲリータパスタとたらこパスタが好き。でも、ジョナサンのパスタも好きだしサイゼリアのも好きです。結局みんな好きですね。

――あやなさんはスパゲッティが好き。それじゃあこの世で苦手なものは?

ハトです。私、ハト恐怖症なんです。

――ハトに襲われたことがあるとか?

襲われたこともあるし…。20年くらい生きてきたなかで死んだハトを10回は見てるんです。そのうち1回は目の前で自転車にひかれた瞬間で…。それが完全にトラウマになっちゃって。だから遊園地とか朝から行けないですね。朝はなぜかハトが多いから。

――そんなにも出くわすなんて、逆に縁がありますね。

ないですないです。私のハト嫌い、日本一。ハトがいるから通れない道とかあります。1回ハトを見るとそれからマンホールのフタや何もかもすべてがハトに見えるくらい恐怖。恐すぎてハトセンサーが発達しました。目は悪いんですけどハトの気配はわかる。

――敵だから敏感に反応するんですね。

だから夜が好きです。夜は鳥が活動していないから。たまに駅のホームにいますけどね。「もう、寝る時間でしょ!」ってブチ切れそうになります。

――ハトがダメだと行けない場所が多そうですね。

そうですね。注意しなきゃいけない場所は多いですね。公園とか、動物園とか、遊園地とか、海辺とか。楽しい場所が…。ハトのせいで人生が台無しです。すみません、ハトの悪口が止まりません(笑)。

――じゃあ、この夏行きたい場所の話をしましょうか?

沖縄! いま沖縄計画を立ててるんです。泊まりたいホテルも全部選んでる。お休みとれるかもわかんないのに(笑)。

――沖縄では何をする予定ですか?

海に入ります。泳ぎます。

――泳ぎは得意?

平泳ぎが得意です。いや、ほんとは犬かきです。犬かきで25メートル泳げます。そのへんは運動音痴じゃないんですよ。

――犬かきで25メートルってすごいですね。

もう、最後のほうは腕と足がもげそうになりますけどね。犬かきしたい。今年の夏は、沖縄に行けたらあとはどこにも行かなくていいです♡

――最後にインスタのアカウント名の“しばおばさん”について聞いてもいいですか?

特に意味はないんですよ、よく聞かれますけど。たまにフォロワーの方から、「しばおばさんですか?」って声をかけられたりするんですけど、思った以上に戸惑いますね。

――自分でつけたんですよね?

そうなんですけど。アカウント名が“shibaobasan”なだけであって、名前がしばおばさんなわけではないから複雑な気持ちに(笑)。「しばおばさんですよね?」「はい、そうです」って答えるのもちょっと気が引けるというか。いいんですけどね。そこに親しみやすさがあるなら。

――友達には普段なんて呼ばれているんですか?

大体「しば」ですね。「しばた」とか「しば」。下の名前ではめったに呼ばれない。

――そもそもなんで「しばおばさん」にしたんでしょうね。

サロモをやり始めた頃くらいに、友達としゃべっているなかでふと出てきて、「しばおばさんっていいなあ」と思ったんですよ。なんかちょっと語呂がよくないですか?

――確かに。語呂がよくていいですね。呼びたくなりますね。

そうなんですよ。でも実際、「しばおばさん」って呼ばれてみると、“おばさん”の響きが思いのほか強くて結構きますよ。ほんとのほんとは“しばちゃん”って呼ばれたかったりして…。「しばちゃんって呼んでね」って書いておいてください(笑)。

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