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Mote / 2024.02.28

愛とは何? 愛と恋の違いや定義を解説! 心に残る名言も紹介

ふと、「愛って何だろう」と思った経験はありませんか? 愛と恋愛は違うような気がしても、どう説明したらよいのか悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで今回は愛と恋愛の違いや、愛を育むための方法について解説します。モチベーションが上がる愛をテーマにした名言も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

愛とは
photo:@yapyuu0711

愛とは何?愛の定義をわかりやすく解説!

愛とは、特定の相手を大切に思うことです。愛の形には、友情に近い穏やかな愛や相手に尽くす愛など、さまざまなものがあります。

また、愛の対象は恋人だけに留まりません。家族や友人など性別や年齢関係なく、広い意味で考えられています。

 

【アンケート結果】みんなが思う「愛」の形は?

今回は25歳までの男女100人に「愛」のイメージや愛と恋の違いなどについてアンケートを実施しました。結果は以下のとおりです。

愛とは

「愛」のイメージとして1番多かった回答は、相手を大切にすることでした。全体の37%の人が相手を想う気持ちが大切と回答しています。一方、最も少なかったのは、相手がいとおしくて仕方ないことです。

それでは、愛についてのイメージを詳しくみていきましょう。

 

相手を大切にすること

愛を感じていると、相手が困難な状況のときに自然と助けたくなります。例えば、職場でつらいことがあったときや、体調不良で寝込んでいるときなど、気遣ってあげられるのが愛です。どんなときでも相手のことを思い、大切にしたい気持ちが行動や言葉に現れます。

 

相手のすべてを受け入れる覚悟があること

アンケートで2番目に多い回答が、覚悟をもつことでした。相手の過去やまわりの状況など、すべてを受け入れる覚悟をもっていることだと考える人が多いようです。あやふやな気持ちでは、相手を受け入れ、支えることは難しいものです。

 

相手の幸せを願うこと

愛があれば見返りは求めないと考える人もいます。見返りを求めて行動するのは、損得勘定が働いている証拠です。相手の幸せをいちばんに考えて、無償の愛を与えます。

相手が喜ぶ顔を見たくて尽くしたくなるのも、相手が幸せな気持ちでいてほしいからといえるでしょう。

 

相手がいるだけで感謝できること

アンケートの回答者はそれほど多くありませんでしたが、相手の存在に感謝できることも愛の形だと思う人は一定数います。

相手がそばにいてくれるだけで、自然と感謝の気持ちがわいてきます。「一緒にいてくれてありがとう」と、心から思える相手に対して愛を感じることができるようです。

 

相手がいとおしくて仕方ないこと

感情をコントロールできないほど、相手のことをいとおしく感じます。この気持ちも愛と考えてよいでしょう。

いとおしく感じる対象は異性だけでなく、家族やペットなどさまざまです。言葉が通じなくても、大切に思う気持ちは愛そのものです。

 

「愛」と「恋」の違い8選

愛とは
photo:@yapyuu0711

「愛は真心、恋は下心」といった言葉があるなど、愛と恋の違いにはさまざまな意見があり、人によって定義もさまざまです。

ここでは愛と恋の違いとしてよく挙げられるものを8つ紹介します。

 

相手を大切に思うのが愛、自分が大切なのが恋

愛は、相手のために何かを与えたい気持ちが強くなります。反対に、恋は自分中心に考えることが多い印象です。

恋の場合、相手のために何かしてあげたいと思うよりも、「こまめに連絡してくれないと嫌」「愛情表現が足りない」など、相手の状況よりも自分の気持ちを優先しがちです。

恋は好きなだけで成り立ちますが、愛は思いやりや支え合う気持ちがないと成り立ちません。愛の場合、たとえつらい状況だったとしても、相手の幸せを願って行動したくなるでしょう。

 

信頼があるのが愛、ときめきがあるのが恋

愛は相手を信頼しているため、心穏やかに過ごせます。一方、恋は相手に対してドキドキしたり、嫉妬したりすることがあります。

恋のようにときめきを感じると、好きな人の理想に近づくために努力しようとする人も少なくありません。燃え上がるような恋を経験すると、追いかけたくなることも。

 

すべて許せるのが愛、欠点が気になるのが恋

愛と恋の違いは、相手のダメなところも許容できるかどうかともいえます。愛は相手の嫌いな部分も受け入れることができますが、恋は嫌いな部分が目に付きやすいです。

相手の嫌な部分を見つけると、一瞬で気持ちが冷めてしまうこともあります。相手のすべてを受け入れることは難しいといった感情があるのなら、愛ではなく恋なのかもしれません。

 

年齢性別を問わず感じるのが愛、恋愛対象の異性限定なのが恋

恋の対象になるのは主に異性が多いのに対し、愛は友達や家族、ペットなど、異性以外も対象になります。

一緒にいると落ち着く、安心できるという関係性であれば、家族間でも愛が生まれることがありますし、親が子どもを思う気持ちも愛といえるでしょう。

 

永遠なのが愛、一時的なのが恋

相手を大切に思い、尊敬する気持ちは永遠に続くものです。恋の寿命は3年といわれていますが、付き合って3カ月目でときめきが消え始め、3年ほど経ったころにはなくなる人もいるようです。

愛は一生かけて育むものであり、ひとりだけでは成立しないものと考えてみるとわかりやすいかもしれません。

 

自己犠牲になりがちなのが愛、自己満足なのが恋

愛は自分よりも相手のことを優先しやすい傾向があります。見返りを求めず相手のために尽くす場合もあるでしょう。

一方、恋は自己満足になりやすく、自分の気持ちを優先して相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。愛があれば、恋が実らなくても相手の幸せを願えるものだと考える人もいます。

 

真心があるのが愛、下心があるのが恋

愛は純粋に相手の幸せを願ったり、支えたりしようとします。恋は見た目や雰囲気を好んで好きになることが多く、下心が隠れていることも。真心があると、「相手が困っていたら助けてあげよう」と気遣ってあげる余裕も生まれます。

 

覚悟が必要なのが愛、気軽に楽しめるのが恋

愛は重く、恋は軽いイメージがあるという人もいるでしょう。愛の先には結婚の可能性があり、一生添い遂げる覚悟があるか試されます。

恋はうれしい、楽しい感情だけでも問題ありませんが、愛は困難をふたりで乗り越えなければならないときもあるかもしれません。

 

愛されていると感じるのはどんなとき?

愛とは

アンケート結果から、今までに「愛されている」と感じたことがあると回答した人は、100人中62人でした。どのようなときに愛されていると感じるのか、確認していきましょう。

 

つらいときに寄り添ってくれた

楽しいことを共有するのは大切ですが、つらいときにどれだけ支えてくれたかで深い愛情を感じられます。

ただそばにいてくれるだけで、心が穏やかになれることもあるでしょう。体調が悪いときに介抱してくれると、相手の優しさにも触れられます。また、小さな変化にも気づいて気遣ってくれると、愛されているように感じます。

▼アンケート結果より

「有給休暇を使って毎回通院に付き添ってくれた」(25歳)
「小さな変化に気づいてくれてそばで支えてくれるとき」(24歳)

 

短所が気にならないと言ってくれた

短所も含めて受け止めてくれたとき、愛されていると実感します。

たとえば、優柔不断で飲食店でもメニューがなかなか決まらないときでも、「妥協しないで選んでいるんだから、気にしなくて平気だよ」などと言ってくれると安心しますよね。

短所を受け入れてくれると相手の短所も受け入れたいと思えるようになり、より深い関係へと発展しやすいでしょう。

▼アンケート結果より

「自分のダメな部分を受け入れてくれて、解決方法を一緒に探してくれたとき」(22歳)

 

いちばんの味方でいてくれる

大きな失敗をしてしまったり、自分が不利な状況に立たされていたりしても、変わらずに味方でいてくれたとき愛されていると感じることがあります。

いつでも味方でいてくれることで安心感にもつながります。精神的な支えになってくれる人がいるだけで、がんばれることもあるでしょう。

▼アンケート結果より

「いつでも味方でいてくれる」(24歳)
「1番に考えてくれているとわかったとき」(25歳)

 

スキンシップをしてくれた

ストレートな愛情表現は、愛されている実感がわきやすいものです。ケンカをしていても、スキンシップをすると愛情で満たされることもあるでしょう。愛されていると実感するのに、言葉はいらないという人もいるのです。

▼アンケート結果より

「ハグをしたときに愛情を感じる」(25歳)

 

「いつも可愛いよ」と言葉で伝えてくれる

「可愛い」「好き」「愛してる」などと言葉で伝えてもらうと、ダイレクトに愛されていると感じられます。言葉にすると恥ずかしさや照れくささもありますが、最も相手に伝わりやすい愛情表現のひとつです。

▼アンケート結果より

「自分がマイナス面をみせたときでも「可愛い」と受け入れてくれたこと」(23歳)

 

必ず約束を守ってくれる

小さな約束でも覚えていてくれると、相手から愛されていると感じやすくなります。相手が疲れていたり、大変な状況だったりしても、自分のために約束を守ってくれるとうれしいものです。

▼アンケート結果より

「なにをしても自分を優先してくれたとき」(24歳)

 

自分にしか見せない顔がある

日常では見せない顔を自分だけに見せてくれると、相手にとって特別な存在なんだと実感します。いつも厳しい表情で過ごしている相手が、自分だけには甘えてくるなど、普段見せない一面が見えると、愛されていると感じやすいです。

▼アンケート結果より

「相手が幸せそうにこちらをみて笑顔になっているとき」(25歳)

 

自分のことを思って指摘してくれる

厳しい指摘はあなたのことを思っているからこそできることです。嫌われたくない相手には、気になっていても注意することはありません。

大切に思っている相手だから、あえて厳しい言葉を伝えるのです。根底に愛があるかどうかで捉え方が変わります。

▼アンケート結果より

「つらくてしんどいときも何も言わずに側にいてくれていたり、ときには厳しく注意してくれたりされたときに、私のことを考えての対応だと愛を感じる」(21歳)

 

ささいなことでも覚えていてくれる

自分でも忘れていた約束や、何年も経っているのに好きなものや嫌いなものを覚えていてくれるとうれしいですよね。

疲れているときなどに好きなものを買ってきてくれると、さりげない優しさが感じられます。相手の記憶に残っていることで、愛されていると実感します。

▼アンケート結果より

「自分が何気なく発した「〇〇食べたい」や「〇〇したい」を覚えていて、ある日突然それを叶えてくれたとき」(22歳)

 

無条件に受け入れてくれる

つい相手に当たってしまうことがあっても、無条件に受け入れてくれると愛されていると感じることもあるでしょう。

イライラしてしまうのは、誰にでも一度や二度はあるものです。なぜイライラしてしまうのかには触れずに、話を聞いてくれる心の広さに大きな愛情を感じることがあるようです。

▼アンケート結果より

「どんなに私が理不尽に怒ったりしても受け入れてくれるとき」(23歳)

 

もう迷わない!愛を育むための方法

アンケート結果で79%の人が愛を育むのは難しいと回答しています。愛を育みたいと思っても、どうしたら愛を育めるのかわからないと前へ進めません。ここからは、愛を育むための方法についてご紹介します。

 

コミュニケーションを大切にする

話のキャッチボールができなければ、お互いの理解は深まりにくいものです。つまり、コミュニケーションを大切にすると、相手と心地よい関係性がつくれる可能性があります。相手の話を聞くことを意識すれば、信頼も得やすくなります。

 

笑顔でいることを心がける

ふたりで過ごすときにいつも笑顔でいるよう心がけていると、ポジティブな印象を与えられます。

自信がない、ネガティブになってしまう癖があるなどで、笑顔が消えていませんか? 楽しそうな表情でいると、一緒にいて楽しいと思ってもらいやすくなります。愛を育むためにも笑顔を忘れず、ハッピーな気持ちで過ごしましょう。

 

感謝の気持ちを忘れない

愛を育むために欠かせないのが、相手に対する感謝の気持ちです。一緒にいる時間が長くなると忘れがちですが、感謝できる部分を見つけていきましょう。

自分のために何かしてくれたときはもちろん、何もしてくれなくてもいてくれるだけで感謝しようと思えたら、お互いに愛を育みやすくなります。愛する気持ちがわからないときは、感謝の気持ちを伝えることから始めてみるのもよいかもしれません。

 

相手の短所も受け入れる

短所は誰にでもあるものです。無理に変えさせようとするのではなく、相手の短所も受け入れるよう心がけましょう。

相手のために自分も努力したのだからと、相手にも同じことを強要するのはおすすめしません。愛を育むためには、短所も含めて好きになる努力をする必要があります。

 

相手に期待し過ぎない

愛を育むためには、相手に多くを望まないことが大切です。「〇〇すべき」「〇〇して欲しかったのに」など、自分本位になってしまうと相手と良好な関係を築くことが難しくなってしまいます。期待が外れると、相手に裏切られたと感じてしまうことにもなりかねません。

人それぞれ価値観が違うことを念頭におき、広い心でありのままを受け入れるようにしましょう。嫌なところがあっても認められるように努めたり、話し合って妥協点を見つけたりすると良好な関係が築きやすくなります。

 

求めるよりも与えることが先

何かしてもらうことを考えるのではなく、まずは相手に与えることを意識しましょう。愛されたい気持ちが強くなると、求めることばかり考えるようになります。

「毎日電話してほしい」「かまってほしい」など自分中心で考えるのではなく、相手がしてほしいことを探しましょう。もし、相手が悩んでいるのならそっと寄り添ってあげることも大切です。

 

厳しさもときには大事

相手のすべてを受け入れることと、甘やかすのは違います。相手のことを思っているからこそ、ダメなところはきちんと伝えてあげましょう。

改善することで相手がよくなると思うなら、間違っていることは訂正してあげるのが優しさです。厳しさと優しさを兼ね備えた対応ができると、愛を育みやすくなります。

 

「愛とは」を学べる本3選

愛について学べる珠玉の3冊を紹介します。本を読みながら、「愛」についてじっくり考えてみませんか?

 

「愛する意味」

幸せになるためには、相手を「愛すること」が先。「愛される」ことを優先していると、幸せが遠のいてしまうことにもなりかねません。自分自身が人生の主人公になり、本当の「愛」を知るきっかけになる本です。

愛する意味 上田紀行/著 光文社刊 愛する意味 上田紀行/著 光文社刊

 

 

「妻がどんどん好きになる」

年を重ねても若いころのように妻と手をつなぐ。昔と違うのは、妻が難病を患っているということ。困難な状況でも前向きに愛し続けることの大切さが伝わってきます。

妻がどんどん好きになる 梶原しげる/著 光文社刊 妻がどんどん好きになる 梶原しげる/著 光文社刊

 

 

「愛することば あなたへ」

人は愛するために生きている。「男と女」「くるしみ」「しあわせ」「わかれ」「さびしさ」「いのり」という、「愛」にまつわる著者からの心温まる言葉が綴られています。

愛することば あなたへ 瀬戸内寂聴/著 光文社刊 愛することば あなたへ 瀬戸内寂聴/著 光文社刊

 

 

愛についての理解が深まる名言3選

愛とは
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今も昔も変わらずに愛は普遍的なもの。世界中には、愛についてすてきな言葉を残している人がたくさんいます。ここからは、心に残るおすすめの名言を紹介します。

 

名言1.「愛はお互いに見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」

フランスの作家であり操縦士であるサン=テグジュペリ(1900~1944年)の名言です。代表作は「星の王子さま」。

「お互いに見つめ合う」は恋のことを指しているのかもしれません。関係が長くなると、環境の変化やトラブルなど楽しいことばかりではないはず。愛とはふたりが同じ方向を向き、時間をかけて関係を育てるものなのでしょう。

 

名言2.「愛情には1つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ」

フランスの作家スタンダール (1783~1842年)の名言。代表作は「恋愛論」「赤と黒」。

恋愛は相手があってこそ成り立つもの。自分本位ではなく、相手の幸せを願うことこそが愛の本質だとわかります。

 

名言3.「愛とは、大勢の中からたった1人の男なり女なりを選び、ほかの人を決して顧みないことなのです」

ロシアの作家、思想家であるレフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(1828~1910年)の名言。代表作は「復活」「アンナ・カレーニア」

たった1人、唯一無二の人に出会えるのはまさに奇跡。かけがえのない存在に出会えたことに気づき、愛を育んでいくことの大切さを教えてくれます。

 

愛とは相手を大事に思うこと。長い時間をかけて愛を育もう

愛とは、特定の相手を大切に思うことです。異性だけでなく、家族や友人なども対象になります。

アンケート調査によると、愛のイメージとして1番多かった回答は「相手を大切にすること」でした。

愛情豊かな幸せな関係が築けるように、できることから始めるとよいでしょう。

 

【データ出典】
恋愛に関するアンケート
調査期間:2023年11月4日〜6日
有効回答数:100人
(インターネットによる25歳までの男性・女性へのアンケート調査)

 

 

Text_Yumi