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Mote / 2024.01.12

アラサーは何歳から? アンケート結果からわかる本音と素敵なアラサーになるための方法

アラサーの定義はあいまいで年齢層の幅も広く、自分が予想していた年齢と異なる場合があります。またアラサーの理想像がぼんやりしていると、ネガティブなイメージが先行しがちです。

アラサー 何歳から

そこで今回は、残念なアラサーと周囲から慕われるアラサーの違い、素敵な女性になるための心構えや身だしなみについて紹介します。

アラサーは何歳から何歳まで? 意味も解説

アラサー 何歳から
photo:@__.moonlight121

アラサーとはAround Thirty(アラウンド サーティー)の略で、30歳前後の人を表現するために使われる和製英語のことです。

四捨五入すると30歳になる25~34歳や、30歳の前後2歳の28~32歳と示される場合もあり、年齢についてはあいまいな部分が多いのです。アラサーは女性を示す言葉と思われがちですが、最近では男性に対しても使われるようになりました。

 

100人のアンケート結果からわかる生の声!アラサー女性のイメージとは

bis世代である25歳以下の女性に「アラサーを意識し始めた年齢」と「アラサーになるのが楽しみな人の割合」のアンケートを実施しました。早速アンケート結果を見ていきましょう!

アラサーは何歳から?

アラサー 何歳から

アラサーを意識し始める年齢でいちばん多かった回答は、30歳でした。全体の27%の人が30歳をアラサーだと考える結果に。次に多かったのは28歳で、全体の25%の人が回答しています。

 

アラサーを意識するのはなぜ?

アラサーを意識する理由は、結婚や出産、焦りなどさまざまです。どのような理由が考えられるかみていきましょう。

 

結婚・出産の適齢期に差し掛かるから

アラサーになると、結婚や出産など、人生の決断をする機会が増えていきます。結婚する・しない、子どもを産む、産まないなど、人生設計を考える年齢になって、アラサーを意識する人もいるでしょう。

20代中盤で「20代のうちに結婚して子どもが欲しいけど、まだ時間があるから大丈夫」と考えていると、あっという間にアラサーになってしまいます。

 

独身でいることに焦りを感じる年齢だから

仕事やプライベートが充実していると、結婚について考える機会は少ないものです。しかし、まわりの友達の結婚ラッシュが続くと、独身でいることに焦りを感じてしまうかもしれません。

20代で結婚したいなら、今から少しずつ行動していくことが大切です。

 

健康が気になり始めるから

アラサーになると、健康を気にする機会が増えていくようです。「肌が荒れやすい」「疲れやすい」「太りやすい」など、体調の変化を感じやすくなる人も。食生活を見直したり、運動習慣を取り入れたりするなど、健康的な生活を意識し始めます。

 

女子という言葉に違和感があるから

アラサーを意識するきっかけとして「女子」と呼ぶのに違和感や恥ずかしさを感じるといった理由もあるようです。

メイクやファッションが似合わなくなったりするなど、20代とのギャップを感じる人もいます。

 

年齢を聞かれたくないと思い始めるころだから

「25歳を過ぎてからアラサーと言われるようになった」という人もいるように、アラサーに近づくと、年齢を聞かれたくないと思うようになる人もいます。

若さをアピールするよりも年齢を隠したくなるのがアラサーの特徴なのかもしれません。

 

アラサーになるのが楽しみな人はどのくらいいる?

アラサー 何歳から

アラサーになるのが楽しみな人は23%であり、楽しみではない人は77%でした。約8割の人は、アラサーになりたくないというのが本音のようです。

 

アラサーになるのが楽しみな理由は?

アラサーになるのが楽しみと回答した人は、年齢を重ねることへの希望や向上心、アラサーへの憧れがあることがわかりました。

まわりのアラサー世代が楽しそうにしているからと回答した人もいます。自分らしくアラサーを楽しんでいる人が近くにいると、よいイメージにつながりそうですね。

▼「楽しみ」と答えた女性の声はこちら。

「30歳を超えてから育児も落ち着いたり、仕事がよりできるようになって、リーダーとして働き充実していけると思うから」(25歳女性)

「変化することへの不安もあるけれど、どのような変化があるのか楽しみだから」(25歳/女性)

「金銭面では収入が増え仕事や趣味など自分にかけらる時間が増えると思うから」(24歳/女性)

「落ち着いた魅力が出てくると思うから。高級店で軽く見られることがなくなりそうだから」(25歳/女性)

「歳をとっても、いろいろな経験を積めたり経験値を上げて人間力を高めたい」(25歳/女性)

 

アラサーになりたくない理由は?

アラサーになりたくないと回答した人の多くは、アラサーになることへの不安があるようです。若いままでいたいけれど結婚やキャリアと向き合わなければならず、心の葛藤がみられます。

リアルな本音をのぞいてみましょう。

▼「楽しみではない」と答えた女性の声はこちら。

「今の年齢が充実していて楽しい。30歳になるのも楽しみだけど、今の年齢でいたい」(24歳/女性)

「年齢を重ねるにつれて体も心もボロボロになっているイメージがあるから。アラサーになったらもうおばさんだと思うから」(20歳/女性)

「結婚や健康など、気になりだすことが多くなり、人生を楽しめるか不安だから」(22歳/女性)

「年々歳をとることが怖くなっていて若い子におばさんって言われたくないから」(24歳/女性)

「いつまでも若く可愛いと言われたいから。歳をとると健康に不安になる」(20歳/女性)

「年齢が上がるにつれて似合う服装やメイクの幅が徐々に狭まりそうだから」(24歳/女性)

 

 

残念なアラサーの特徴


photo:@__.moonlight121

アラサーになると、まわりからの見る目も変わります。憧れの的になるアラサー女性がいる一方で、あなたの周りにもこうなりたくないと思うアラサー女性はいませんか?

ここでは、痛いアラサーにならないように、残念なアラサーの特徴を確認しておきましょう。

 

「アラサー」をネタにして自虐的になる

自分を守るために、20代の早い段階から自分のことをアラサーという人がいます。まわりに公言することで、「若いと勘違いしている痛い女性ではない」とアピールしようとするからです。

とはいえ、笑いを取るために食事会などで自虐的になってしまうと、自分がつらくなることも。

「どうせ私なんか」「もうおばさんだから」「老後もひとりかなぁ」など、年齢をネタにすると、まわりの人は対応に困ってしまいます。今まで経験してきたことや知識を活かしたコミュニケーションを心がけた方が、魅力的に映ります。

 

メイクが10代〜20代のときのまま

10代、20代のときに流行していたメイクをアラサーになっても続けていると、痛い女性に思われてしまいます。アラサーになると化粧のノリが悪くなったり、カサつきが見られるようになったりと肌の状態も変化しがちです。

メイクも流行が変化するためうまく取り入れること、年齢によって変化した肌質に合わせた化粧品を選ぶことが大切です。

 

SNSの投稿に必死になっている

加工した自撮り写真やキラキラした日常をSNSに投稿しすぎるのも、残念なアラサーの特徴です。ブランドバッグや高そうな食事の写真などを連続して投稿すると、金銭感覚がズレているのでは? 浪費癖があるかも? と思われやすく周囲からよいイメージをもたれないかもしれません。

愚痴アピールも自分をコントロールできない人と思われてしまうため、投稿する内容に気をつけましょう。

 

上から目線で接する

恋愛経験のあるアラサー女性のなかには、男性を上から目線で評価してしまう人もいます。「結婚するなら年収1000万円以上ないとダメ」など条件ばかり並べていると、周囲から「あんなアラサーにはなりたくない」と思われてしまいます。

また、お局様(職場をまとめているベテラン職員)といわれる年代に差し掛かると、仕事にも慣れてきて他人の言動に口だししたくなることも。「いじわる」「口うるさい」といったイメージをもたれてしまうこともあるため、冷静さを忘れずに。

 

幸せなアラサー女性になるためのマインド7選

アラサー 何歳から
photo:@__.moonlight121

アラサーになる前に、内面を磨いておくことが大切です。年齢を重ねたとき魅力的な女性になれるように、今から心がけておくべきマインド面について紹介します。

 

気持ちを切り替える

年齢を重ねるにつれて、「できない自分」「ダメな自分」が気になることが増えるかもしれません。

足りないところばかりに目を向けるのではなく、もっとよくするにはどうすべき? と気持ちを切り替えていくことが大切です。今からスキルアップのための勉強をしたり、新しい趣味に挑戦したりするのもおすすめです。

 

素直さと謙虚さを忘れない

30代は社会人としてのマナーもみられるなど、求められるレベルが上がります。

20代のころは若いからといって言葉遣いや態度で少し失敗をしても大目に見てもらえますが、アラサーになると「ずうずうしい」「態度がでかい」と思われてしまいます。

自分がミスしたときは素直に認めることや、何かをしてもらったときは、「ありがとう」「ごちそうさま」など感謝の気持ちを伝えることが大切です。

 

幸せな未来を設計する

アラサーになる前に、どんな未来を歩んでいきたいのか具体的に考えておきましょう。

たとえば、「何歳ごろまでに結婚したいか」「子どもを希望するか」「仕事のキャリア形成」など将来の計画を立てるとアラサーになる前に心の準備ができます。

途中で何度でも修正できるので、細かく決められないときは考えられる範囲で計画を立てておきましょう。

 

ポジティブマインドを心がける

ネガティブになりがちな人もいるかもしれませんが、意識してポジティブでいるよう心がけることが大切です。悪口や愚痴などネガティブな言葉を発すると、まわりの人にもよいイメージをもたれません。

「この人といると疲れる」「楽しくない」と思われないように、ネガティブ発言は封印しましょう。

気持ちを抑えられないときは、ネガティブになる理由を紙に書き出すとスッキリします。また、書いた紙を破るのも効果的です。ネガティブな出来事も一緒になくなるイメージをするとよいでしょう。

 

まわりの目を気にしすぎない

アラサーに限らず、他人と比べて「自分なんて……」と否定せずに自分らしくいられるように意識した方が幸せになれます。

他人の足を引っ張るのではなく、他人の幸せを喜んであげられるように心がけましょう。自分を大切にしてまわりに影響されない人生を歩むことが、幸せへの近道です。

 

大人な振る舞いをする

落ち着いた雰囲気や大人の女性の包容力を演出するために、内面を磨くことも大切です。

「すぐに感情的になる」「都合の悪いことは受け入れない」など、気分のままに行動していると子どもっぽい、痛い女性と思われてしまいます。

大人の女性はどんな振る舞いをするんだろう? と普段から考えるクセをつけるのもおすすめです。

 

コミュニケーション力を養う

アラサーになると学生よりも人付き合いの範囲が広がるため、どの年代や性別の人とでも分け隔てなくコミュニケーションをとれるのが理想です。

上司や部下、取引先、ママ友など、20代よりも人間関係が複雑になるので、コミュニケーション能力を養っておくと安心です。

 

好印象なアラサー女性の身だしなみ5選

アラサー 何歳から
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アラサー女性は内面を磨くことと同時に、身だしなみにも気を配ることが大切です。魅力的な大人の女性になれるように、今からチェックしておきましょう。

ここからは、アラサー女性におすすめのメイクやファッションなど、身だしなみについて紹介します。

 

きれいめコーデに切り替える

年齢に合ったファッションを意識することが大切なので、きちんと感が演出できるコーディネートへ切り替えましょう。

デニムとTシャツだとカジュアル過ぎる場面では、ワイシャツにするとおしゃれに着こなせます。全身パステルカラーで統一していると、幼い印象になりやすいため気をつけましょう。

ブルー、イエロー、グリーンなど、ハッキリとした色味の服は、さりげなく取り入れると年齢に合ったおしゃれな雰囲気に仕上がります。とはいえ、20代にしか似合わない服装もあるので、今しかできないおしゃれを楽しんでおきましょう。

 

露出が少ない服を選ぶ

ミニスカートや胸元が開いた服など、肌の露出が多いものは少しずつ減らしましょう。色や柄が派手すぎるものも同様です。大人っぽさを出したいなら、シアー素材を重ね着するのがおすすめです。

 

ノーメイクはNG! 外出時は好印象を与えるメイクにする

ボリュームのあるマスカラや涙袋を強調したメイクは、30代になると痛いアラサーに思われてしまいます。

アラサー女性には上品で美しさが際立つナチュラルメイクがおすすめです。血色感がないと体調が悪く見られがちなので肌の色に合うチークを選び、頬につけるときはふんわりとのせるなど、メイクを研究しておきましょう。

 

ワンポイントアイテムは控えめにする

派手なネイルやヘアスタイル、アクセサリーを多様すると、痛い女性に見えてしまいます。ワンポイントになるアイテムをさりげなく使い、上品な印象に仕上げることが重要です。

靴やカバンなど、細かい部分にも気を配ると印象がよくなります。ファストファッションでも、靴やカバンなどはよいものを使うとメリハリが出てバランスよく見られます。

 

TPOに合わせて柔軟に対応する

アラサー女性は、その場にふさわしい服装を意識することが大切です。お仕事やデート、食事会など、TPOに合わせて身だしなみを整えられるように、知識を得ておきましょう。

結婚式などのフォーマルな場で主役よりも目立つドレスやヘアスタイルにしないなど、TPOに合わせて身だしなみを整えるのがポイントです。

 

アラサーになるのは怖くない! アラサーならではのメリット

アラサー 何歳から
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アラサーになるのは決して怖いことではありません。アラサーならではのメリットもたくさんあります。ご紹介するメリットを確認し、魅力的なアラサーを目指しましょう。

 

モテやすくなる

品格のある女性や包容力がある女性は、男性からモテやすくなるようです。若いときにはなかった大人の色気をアピールできます。

相手の仕事への理解や大人の気遣いができると、人生のパートナーとして男性から選ばれやすくなりますよ。

 

精神的な余裕を感じさせることができる

アラサーになり心にゆとりが生まれると、芯のある落ち着いた女性としてみられるようになります。若いうちは自分のことだけで精一杯になりがちですが、アラサーになると気持ちに余裕ができて周囲に対して気遣いができるようになるからです。

さりげない気遣いやサポートにより好印象を与えやすく、男性からも安心感をもたれやすいでしょう。

 

今までの人生経験が活かせる

経験や知識が積み重なっていくアラサーは、20代のころよりも客観的に物事をとらえることができるようになります。人間関係や立ち居振る舞いなどで、人生経験が活きる場面も増えていきます。今まで培ってきた人生経験をもとにして、新たな夢をつくるのもおすすめです。

 

アラサーになっても自分らしく生きることが幸せにつながる

アンケート調査の結果から、アラサーだと判断する年齢は30歳が最も多い結果となりました。結婚や出産、健康面での不安などが増していく人も多いでしょう。

素敵なアラサーになるために、今からマインド面や身だしなみなどで改善できることを探しておくことが大切です。

アラサーになると人生経験が強みに変わり、心にゆとりができやすく大人の魅力が醸し出せるようになります。メリットもたくさんあるので、怖がらずに自分の人生を楽しんでいきましょう。

【データ出典】
アラサー女性に関するアンケート
調査期間:2023年10月13日〜14日
有効回答数:100人
(インターネットによる25歳までの女性へのアンケート調査)

Text_Yumi