Mote / 2023.08.21
ネガティブ思考の治し方5選! ポジティブ思考への転換方法とマイナス思考になる原因
もっと気楽に生きたいのに、ネガティブ思考になってモヤモヤすることは誰にでもあります。
ネガティブ思考になる原因と克服方法を知っておけば、少しは気持ちが楽になるかもしれません。この記事ではあなたがマイナス思考になったとき、少しでもポジティブ思考に変換できる方法を紹介します!
photo:@kemidoll_oo
ネガティブ思考の原因5つ
まず知っておきたいのがネガティブ思考の原因。大きく5つに分けることができます。
原因がわかったら克服も簡単になるので、チェックしてください。
①過去にトラウマがある
ネガティブ思考になる人は、過去にトラウマがあることが多いです。
恋愛関係で落ち込みやすい人は失恋経験がある、仕事で落ち込みやすい人は大きな失敗をしたことがあるなど……。自分では気にしていないつもりでも、頭のどこかで引きずっている過去があるのかもしれません。
②ひとりで考えごとをする時間が多い
あなたはいつ考えごとをしますか? ネガティブ思考になる人の多くは、夜寝る前やひとりでぼーっとしている時間に悩みがちです。
このタイプは一度考え始めるとどんどん想像が膨らんで、ネガティブ思考のループにはまってしまうため注意!
③失敗することが怖い
失敗への恐怖から、よからぬ未来を想像しすぎてしまうことはありませんか?
幼少期に失敗して怒られたことがある、自分の失敗から大きな迷惑をかけたことがあるなど、失敗に対して恐れを抱いている人はネガティブ思考になりやすいです。
④成功体験がない
成功体験がない人は成功するイメージが見えないため、どうしても悪い未来ばかり想像してしまいます。
「否定されたらどうしよう」「悪い方向に進んだらどうしよう」と、どんどんネガティブ思考になっていくでしょう。ポジティブな未来を想像できない人は、このタイプに当てはまる可能性が高いです。
⑤他人と比較してしまう
友人や兄弟と比較して自分はどうか、まわりより劣っているのではないかと考えていませんか?
他人と比較してしまう癖は幼少期からの過ごし方が影響していたり、癖になるとなかなかやめられないため改善が難しい部分です。
ネガティブ思考を克服する方法5選
ネガティブ思考の原因がわかったところで、具体的な克服方法をご紹介します。
できることから始めてみましょう!
①暇な時間をつくらない
考えごとをする時間のほとんどは、暇なときです。なるべく予定を入れて暇な時間を減らしましょう。
インドア派で家にいることが多い人は、掃除や家事をしたり、YouTubeで宅トレを見て体を動かしたり、映画を見たり、本や雑誌を読んだり……ぼーっとしない時間をつくることがおすすめです。
考えごとをして寝れないときは、睡眠グッズをつかって寝ることを楽しんでみてください。
②成功体験を重ねる
成功体験をつくることで「私でも成功できるんだ!」と思えるため、どんどん考え方が変わっていきます。
やったことのない習いごとを始めることがおすすめですが、難しい場合は家でできる運動や料理でもOK! 「腹筋が5回できるようになった!」「肉じゃがをつくれるようになった!」とできることを増やすのが大切です。
小さいことでもいいので、今日から始めてみましょう。
③小さな目標をつくる
「トイレ掃除をする」「コンビニでアイスを買う」「服をひとつ捨てる」など、達成できる目標をつくってください。
達成が難しい大きな目標をつくってしまうと「できなかった……」と落ち込んで逆効果になってしまうので、必ず達成できる小さい目標がおすすめ!
ミッションを達成することで②で紹介した成功体験にもつながって、毎日が楽しくなります♡
④ネガティブな言葉を発さない
ネガティブ思考の人は否定的な言葉を使いがち。まずは自分の発する言葉に耳をかたむけてみてください。
「疲れた」「しんどい」「だめだ」「終わった」「無理」など、無意識に言っていませんか?
口に出すことで、どんどんネガティブ思考になっていきます。まずは自分の言葉を変えるところから始めてみましょう。
⑤嫌な未来を想像しない
あなたが想像している不安な未来は、誰にもわからないことです。未来を想像して不安になることは誰しもありますが、まずは未来より今のことを考えるようにしましょう。
どうしても不安が残るなら「〜なったらどうしよう」ではなく、「〜ならないためにどうすればいいか」と考え方を変えてみてください。
未来ではなく今に目を向けることでやるべきことが見つかり、暇な時間を減らすことへもつながります。
ネガティブ思考になってしまったら? ポジティブ思考に転換する方法
photo:@kemidoll_oo
考え方は長期間かけてつくられたもので、現在の行動へ無意識に反映してしまうこともあります。そのため簡単に変えることは難しいものです。
ここではネガティブ思考に陥ってしまったとき、ポジティブ思考へ転換する方法をご紹介します。モヤモヤしているときに試してみてください。
とにかく予定を入れる
不安なことがあると予定を入れることすら嫌になることも。しかしそれでは負のループです。
友人と遊びに行く、美容院に行く、映画に行く、家族と出かけるなど、なんでもよいので予定を入れることをおすすめします。
どうしても外に出たくないときは、ポップな映画を見たり、掃除をして気持ちをスッキリさせてみてください。
紙に書き出して気持ちを整理する
自分の気持ちがわからず、なんとなくモヤモヤしているときは紙に書き出して整理しましょう。他人に見せないものなので、攻撃的な言葉や否定的な言葉を書き殴ってもOKです!
文字にすることで自分の本当の気持ちがわかってスッキリしたり、心の中にたまっていたものが排出されてスッと軽くなります。
書き終わった紙は、気持ちと一緒にぐちゃぐちゃに丸めて捨ててしまいましょう!
タイムリミットを決める
不安なことがあるとき、時間の流れが遅く感じることはありませんか? 「いつまで続くんだろう」「いつまで悩めばいいんだろう」と考えるほど、どんどんマイナスな方向へ進んでしまいます。
もしネガティブな気持ちになったときは、「〜時まで悩む!」と決めることがおすすめです。
タイムリミットを決めたら、その時間までは思いっきり悩んで大声で泣いてもOK! 時間を決めることで考えすぎを防いでくれるので効果的です。
ポジティブ思考の人と一緒に過ごす
ネガティブな人と一緒にいると、どんどんネガティブになってしまうので注意。
あなたのまわりにいるポジティブな人、いつも明るくて笑顔が多い人と一緒に過ごしてみてください。
「私とは考え方が違うな」「仲よくなれる気がしないな」と避けてしまっていませんか? ポジティブな人と過ごすことで、参考になる考え方や言葉の発し方がたくさんあるはず。
思考を変えるために人間関係を変えるのもひとつの手です。
ポジティブな言葉に変換する
ネガティブ思考のときは発言も否定的になりがちです。ネガティブな言葉を発する前に、頭の中でポジティブな言葉に変換できるか考えてみましょう。
「疲れた」→「今日もがんばった!」
「できるわけない」→「やってみないとわからない」
「嫌われているかも」→「相性が合わないのかも」
自分自信が傷つかないような言葉に変換することで、思考も変わっていきます。
ネガティブ思考だと自覚したら焦らずに対策を
ネガティブ思考は悪と思われがちですが、まわりの人より慎重にものごとを考えられたり、常にリスクを考えながら丁寧に仕事をこなしたり……と長所に転換することもできます。
一度ネガティブ思考になってしまうと、どんどん負のループが起きて落ち込んでしまいます。
自分の不安な気持ちを整理するためにも、克服する方法やポジティブ思考に転換する方法を試してください♡
Text_Naako