Mote / 2023.05.24
彼氏と一緒にいても寂しいときは別れるべき? 満たされない思いの対処法を解説
彼氏がすぐ側にいるのに寂しい理由は、心の距離を感じているからでしょう。
デートをしても手をつないでいても、彼氏はどこかそっけない態度を見せていませんか?
今回は、一緒にいても寂しいと感じる具体的な理由と対処法を紹介します。
photo:@yapyuu0711
彼氏と一緒にいても寂しいと思う理由
なぜ、彼氏と一緒にいても寂しいと思うのでしょうか。考えられる原因を紹介します。
会う回数は多いが心が満たされない
毎週デートをしている、同棲をしているカップルでも寂しいと思う理由は、心が満たされていないからです。
- ・すぐ隣にいるのに会話が少ない
- ・スマホばかり見ていて構ってくれない
- ・おうちデートばかりで外出が少ない
たとえばこのようなときは、会っても喜びよりも寂しさのほうが大きいでしょう。
側にいるのに心が満たされないと感じることが、余計に寂しさやつらさを感じさせます。
愛されている実感がない
スキンシップや「好きだよ」などの愛を伝える言葉がないと、寂しさを感じるでしょう。
一緒にいるのに少しも愛情表現をしてくれないと、本当に私のことが好きなの⁉ と思ってしまいますよね。
彼は恥ずかしくてあまり表現しないだけなのかもしれませんが、女性からすると自分に興味がなくなってしまったのかと不安になるのです。
価値観が合わない
楽しいと感じること、恋愛で大切にしたいことなど、価値観が合わないと充実感がなく、一緒にいても寂しいと感じるでしょう。
あなたばかりが彼氏の考えに寄せていても、彼氏が歩み寄らないのであれば、価値観は合わないままです。
「自分ばかりが一生懸命になっている」と感じたとき、寂しさを強く感じるとともに、イライラも湧いてきます。
付き合い始めたころと変わった
付き合い始めは、毎日好きと言ってくれていた、尽くしてくれていたのに、今は一方的な恋愛だと感じるときは虚しいでしょう。
仲よしな時期があったからこそ、彼氏が「今の状況に甘えている」「自分に冷めている」とわかることが寂しく感じます。
デートの行き先がいつも同じ
いつも同じ場所で食事をして、その後はおうちデートのように、遊び方がマンネリ化しているときも寂しく感じる原因です。
近所だけで済むデートであれば、がんばっておしゃれをした甲斐がありません。
疲れているから、節約のため、時間がないからなどの理由はあっても、楽なデートばかりだと適当な扱いを受けていると落ち込みます。
彼氏に依存している
あなたが彼氏に対する依存度が高いと、どれだけ尽くされていても寂しいと感じるかもしれません。
彼氏としては、たくさんデートをしている、頻繁に連絡はしているものの、あなたは物足りないのでしょう。
何をしても満たされない、愛されていると思えないのであれば、彼氏に過剰に期待をしているのかもしれませんね。
自分に自信がない
彼との関係は順調で特に大きな問題はないのに、なぜか寂しさを感じることもあるかもしれません。
- ・こんな私が彼に愛されているはずがない
- ・この恋愛もいつかは終わってしまうに違いない
- ・ほかの女性の方が魅力的に決まっている
など、自分に自信がないことでネガティブ思考になってはいませんか?
過去の恋愛のトラウマなどから自信を失くしている場合、恋の結末や悪いことばかりを想像して勝手に寂しくなってしまうのです。
いくら彼が愛情を表現してくれても、ネガティブな考えを捨てない限り、寂しさが続く可能性があります。
一緒にいても寂しいと思わせる彼氏の特徴
あなたが彼氏に一生懸命尽くしていても、彼氏から反応がなければ寂しくなります。
一緒にいても寂しさを感じさせる彼氏には、どのような特徴があるのでしょうか。
彼女からの提案ばかりで積極性がない
- ・デートの誘いはいつも自分から
- ・彼氏から電話やLINEをしてこない
- ・イベントや誕生日も、あなたが言わなければ何も計画しない
このように彼女から提案をされなければ、何もしようとしない積極性のなさは、彼女を寂しくさせます。
何かをしてもらって当たり前、自主性がない彼氏からは愛を感じません。
体の関係ばかり求められる
一緒にいてもゲームやスマホに夢中、デートの頻度が少ないのに、体の関係だけは頻繁に求められると、何のために付き合っているのかとつらくなります。
スキンシップは大切ですが、一方的な愛情では心が満たされません。
彼氏が満足していれば、彼女から「寂しい」と言いづらく、胸が苦しくなるでしょう。
彼女をけなす
- ・「可愛くない」「太っている」
- ・「ほかの女子は、もっとおしゃれにしているよ」
- ・「ほかの女子と付き合おうかな」
本気、冗談に関わらず、彼女をけなす彼氏と一緒にいると、常にネガティブ思考になり、寂しさを感じやすくなります。
自己肯定感が下がると、ふとした瞬間「私なんか……」と考えて、何もする気が起きません。
たとえ冗談でも、あなたをけなす言葉は寂しくなり、彼氏が優位になる恋愛になるでしょう。
否定や言い訳が多い
- ・センスがないなど、曖昧な理由で提案を却下する
- ・でも、だって、どうせの言い訳ばかり
- ・否定をして自分の考えが正しいと主張する
彼女の意見を受け入れない、自分本位で否定をする彼氏との付き合いは、心が通じ合っていない寂しさを感じるでしょう。
歩み寄ろうとしない彼氏は、何事も自分が正しいと思い込んでいるため、この先何年付き合っても変わらないかもしれません。
彼女より友達や仕事を優先する
- ・一緒に行こうと約束していた場所に、彼氏が先に友達と一緒に行く
- ・デートの約束をしていても、仕事が入ると優先する
友達や仕事を優先されていると、大切にされていないと寂しくなるものです。
当然ながら、仕事や人付き合いの都合上、彼女を後回しにすることはあるものの、毎回優先順位を下げられているとがっかりしてしまいます。
彼氏といるのに寂しさを感じやすい女性の特徴
photo:@kemidoll_oo
彼氏と一緒にいても寂しさを感じやすい女性には、以下のような特徴があります。
自分を責めてしまう
自分を否定してしまいがちな女性は自信を失いやすいです。自信のなさは一緒にいても寂しいと感じる原因のひとつ。
- ・彼がかまってくれないのは私が悪いからだ
- ・連絡が減ったのは私のことを嫌いになったからだ
- ・愛情表現をしてくれないのは私が可愛くないからだ
など、ふたりの問題をすべて「私のせいだ」と思い込み、自分で自分を責めてしまってはいませんか?
あなたが自分のことを責めれば責めるほど、自信を失い、不安になって寂しさが募ってしまうのです。
心配症
心配症や慎重な性格でなかなか彼を信じられずにいる女性は、彼氏がいるのに孤独を感じてしまいます。
彼が遊びに行くと聞いただけで浮気を疑ったり、些細なケンカをしただけで自分のことをもう好きではないのではないかとショックを受けたりします。
彼を心から信じられていないので、いつ彼にフラれてしまうかと不安でたまらず、常に寂しさを感じるのかもしれません。
恋愛依存体質
誰かに甘えたい、構ってもらいたい、自分のことをすべて理解してほしいと思う、いわゆる恋愛依存体質の女性は寂しさを感じやすいです。
恋愛や彼の存在に依存してしまうと、彼からの反応が思ったものと違っただけで不安になり、寂しいと思うのです。
とことん尽くしてしまう
彼に頼まれてもいないのにあれこれと尽くしてしまう女性も、寂しさを感じやすいでしょう。
- ・私はこんなにしてあげているのに、どうして返してくれないの?
- ・私はこんなに好きなのに、なぜわかってくれないの?
などと考えてしまってはいないか、チェックしてみてください。
彼のことを思って尽くすことは悪いことではありません。しかし見返りを求めてしまうと「私のことを好きじゃないから何もしてくれないんだ」と思い込んで寂しくなるのです。
変化に敏感に気づく
普段から相手の気持ちを察しすぎるタイプの女性に多いです。
なんとなく彼が負のオーラをまとっているとき、原因はほかのことであっても「私が何か悪いことをしたのかな」と気を働かせすぎてしまうのです。
彼にはそのつもりは一切ないのに、相手の感情を敏感に汲み取ってしまう性格のせいで不安や寂しさを感じやすくなっています。
一緒にいても寂しいときの対処法
彼氏と一緒にいて、満たされるにはどうすればよいのでしょうか。
一緒にいても寂しいときは、あなたからアクションを起こしてみてください。
「寂しい」と素直に伝える
彼氏は、あなたが寂しいと感じていることに気づいていない可能性があります。
仕事が忙しいなどの理由で、無意識に連絡が疎かになっていたり、冷たい態度になったりしていた可能性もあるでしょう。
寂しいの一言で、彼氏があなたの悲しみに気づいてくれれば、充実した恋愛に戻るかもしれませんね。
恋愛に対して淡泊な人だと受け入れる
付き合った当初からさっぱりした関係だったときは、彼氏は恋愛に淡泊なのだと受け入れることも考えてみてください。
性格上恋愛に淡泊であるため、あなたがどれだけ寂しいと伝えても大きな変化は期待できません。
恋愛に対する価値観、愛し方は人それぞれです。
彼氏の考え方を受け入れて納得できれば、必要以上に寂しさを感じることはなくなるでしょう。
彼氏といても寂しいときにやりがちなNG行動
彼氏といるのに寂しさを感じるときは、どうにかしてこの孤独感から抜け出したいと考えるものです。
しかし、解決を急ぐあまり、かえって彼との距離を遠ざけてしまうことにもなりかねません。
彼氏と一緒にいても寂しいときでも、避けるべきNG行動を紹介します。
しつこく連絡する
寂しいから、気持ちをわかってほしいからと、返信がないのに何度も連絡をするのは避けましょう。
もしも彼の気持ちが少し離れてしまっているならば、余計に「面倒くさい」「しつこい」と感じさせてしまう可能性があります。
寂しさをどうにか消したくて彼の言葉で安心したくなりますが、しつこくする前に話し合いをしてあなたの気持ちを伝えてみてください。
相手のせいにする
寂しさが消えないのは彼が悪いからだ、彼が何もわかってくれないからだ、とすべてを彼のせいにして責めるのは得策ではありません。
寂しさの原因が何かもはっきりしないのに一方的に責められても、驚いてしまうだけ。人によっては「別れたい」と感じる原因になってしまいます。
彼に原因があるとしても、怒ったり責めたりすることなく、冷静に彼の考えを聞いてみましょう。
彼に完璧を求める
完璧な人間はいないので、彼があなたの求めることに100%応えることは難しいと考えましょう。
あれもしてほしい、これもしてほしいと求めるばかりではなく、ギブアンドテイクを意識して。
愛情表現が足りないと感じるのなら、あなたから先にしてみましょう!
それでも彼の態度が変わらないとき、怒るのではなく可愛く「好きって言ってほしいな」とお願いしてみるのがおすすめ。
一緒にいても寂しいからと別れるのはあり?
寂しいと伝えても変えようとしない、性格上恋愛に淡泊である彼氏を受け入れられないのであれば、あなただけがつらい状況になるため、別れを検討してもよいでしょう。
付き合いが長いほど情が湧いて別れにくいですが、寂しさが続くとストレスになり依存する可能性があります。
満たされない思いから解放されて幸せになるためには、別れるか付き合い続けるか、どちらが自分にとって最適かを考えてみてください。
将来を考えている相手であれば、結婚をしたらどうなるかも考えるといいかもしれません。
一緒にいても寂しいと思うなら彼氏に相談してみよう
一緒にいても寂しいときは、素直に「寂しい」と伝えてみてください。
あなたの寂しさに気づいてくれれば、彼氏が関係性を見直し、今まで以上に絆が強くなる可能性は十分にあります。
一緒にいても寂しくつらいとき、お互いが本音を伝える努力をすれば、これから先寂しさを感じない充実した付き合いができるでしょう。
Text_Akane