Mote / 2023.08.14
心配性な彼氏の特徴と心理|安心させるために心がけるべき行動7つ
心配性な彼氏と付き合っていると「飲み会に男はいるの?」「それって本当に大丈夫なの?」など、あらゆるシーンで心配や不安の声を聞くものです。
心配性には、大好きな彼女に対して心配をする人と、日常生活全般に心配ごとが多い人の2種類があるといえるでしょう。しかし、度が過ぎると束縛のように思えたり、うざいと感じてしまったりして悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、心配性な彼氏の心理と行動から見る特徴、過度な心配性でうざい彼氏への対処法を紹介します。
photo:@kananana.t
彼氏が心配性になる理由と心理
彼氏はどのようなことを理由に、心配性になっているのでしょうか。考えられる理由と、心配性の彼氏が抱える心理を紹介します。
①彼女が大好きで気になる
恋愛や彼女に対してのみ、心配性な一面を見せる男性がいます。彼女が大好きで、離れてほしくない、ほかの男性にとられたくない心理から、つい心配してしまうのでしょう。
嫉妬のような暗い感情ではないものの、彼女を心配するあまりあれこれ口出しをすることも少なくありません。
②過去に浮気をされたなどトラウマがある
元カノに浮気をされたなど、トラウマや嫌な思い出がある可能性もあります。「また浮気をされたらどうしよう」という心理から、彼女に質問攻めをしたり過保護になったりするのです。
あなたが元カノとは違う一面を見せて信頼関係を築ければ、心配性は落ち着きやすいでしょう。
③傷つくことが怖い性格
あなたに対してだけではなく、どのようなことに対しても心配性で人一倍傷つくことが怖い性格であることも考えられます。
この場合、もって生まれた性格であることを、彼女は受け入れる必要があるでしょう。彼氏を安心させる行動ができればある程度心配性が落ち着くものの、100%前向きな思考に変わることはなさそうです。
④自分に自信がない
- ・彼女が年上、仕事で成果を上げている
- ・見た目や性格でコンプレックスを抱えている
- ・恋愛経験が少ない
ふたりの関係性や彼氏の性格においてこれらの点に当てはまれば、彼氏は自信をもてず心配性になっているのかもしれません。
恋愛面での心配よりも「彼女に置いていかれてしまう」「自分は成長できていない」と自分自身に対する心配をしているのです。
⑤彼女から放置される時間が長い
- ・彼女に会える時間や機会が少ない、減っている
- ・彼女のLINEの返事がそっけない
- ・付き合った当初より彼女の対応が冷たくなった
このように、彼氏とあなたの間に少しマンネリ化が起こっている、もしくは仕事などが忙しくなり会えなくなっていることも、心配性の原因として考えられます。
就職・転職・キャリアアップで忙しくなりつつある20代では、恋愛よりも仕事や勉強に集中することもあるでしょう。このことから、彼氏はさみしさを感じて心配性になっているのかもしれません。
心配性の彼氏に見られる特徴
ここでは、心配性の人にありがちな特徴を見ていきましょう。どのようなことを心配しているか、心配性のタイプによって特徴が異なります。
①遊びに行くときや飲み会前後に連絡が増える
- ・友達と遊びに行くとき
- ・会社などの飲み会に行くとき
- ・家の用事などで半日以上連絡がとれないとき
このようなシーンでLINEを連投したり、何度も電話をかけたりすることは、心配性の彼氏の典型的な特徴です。心では彼女を信じていながらも「もしかしたらほかの男性といるのかも」とネガティブな想像をするのです。
②肌の露出が多いときは彼女の服装を指摘する
肌の露出が多いスカート、しゃがんだときに腰や足が見えやすい服、下着のラインが出ている服を見て指摘をする彼氏もいます。
女性からすると「これくらい誰も見ない」と感じる人もいますが、男性からするとつい見てしまうのでしょう。「ほかの男に彼女をいやらしい目で見てほしくない」と、心配しているのです。
ただ、それほど露出度が高くない服装でも細かな注意をしてくる彼氏なら、嫉妬をしているのかもしれません。
③自信のなさから彼女にキツく当たる
心配性というと、彼女を過保護に心配する人だと思うでしょう。しかし、自信のなさが原因で心配性な人は、相手にキツく当たる人もいます。
暴言を吐いて傷つけるよりも「細かいことを気にしない人はいいよね」「◯◯ちゃんは無神経だよ」のように、嫌味のような一言を言いがちです。
④常に悪い方向へ想像する
日常生活全般において心配性の彼氏は「本当にそれ大丈夫?」「それは意味があるの?」というように、ネガティブな発言をしがちです。彼氏は心配をしているつもりですが、彼女としては少々うざいと感じることも。
また、彼女が事故や事件に巻き込まれていないか心配するあまり、高い頻度でLINEや電話をする人もいます。
⑤仕事に対する不安を口にする
一緒にいる時間でも仕事に対する不安を口にしたり、長期間ひとつのミスを引きずったりすることも心配性の特徴です。
責任感があり真面目な人ほど心配性になりがちで、常に不安や心配で頭がいっぱいです。ときには、目の前に彼女がいても仕事のことばかり考えて、イライラそわそわしてしまう人もいるでしょう。
心配しすぎる彼氏を安心させる方法7つ
photo:@yuuuna_625
過度な心配性でうざい彼氏とはいえ、別れて解決というわけにはいきません。では、彼氏を安心させるにはどのようなことをすればよいのでしょうか。
①どのようなことが心配なのかを聞く
まずは、彼氏にどのようなことが心配なのかを聞いてみてください。突然「何が心配なの?」と聞いてしまうと、心配性ゆえに変に勘ぐってしまうかもしれません。
彼氏が心配性な発言をしたときに優しく、心配になる原因を聞いてみましょう。彼女から聞かれると、素直に抱えている不安や本音を話してくれるはずです。
彼氏が心配性になる原因が少しでも見えてくれば、安心させるための手段も少しずつ見えてきそうです。
②遠回しな表現や気を遣う話し方をしない
相手が何を伝えたいのか、本当はどう思っているのか、過度に気にする人もいます。「心配性の彼氏を傷つけたくない」という優しさで、遠回しな表現での言い方や気を遣うような話し方をすると、彼氏は「本音が見えてこない」と余計に不安を抱えることも。
「彼氏に気を遣いながら話しているかも」と自覚のある人は、今より自然でわかりやすく、キツくなりすぎない話し方を心がけてみてください。
③これまでよりLINEの回数や会話の頻度を高める
会う回数やLINEの頻度が落ちて彼氏を心配させているときは、コミュニケーションの頻度を高めれば、彼氏を安心させることができるでしょう。
さみしさゆえに心配する彼氏には、あなたからLINEでおはようやおやすみを伝えたり「今何しているの?」と質問をしたりすれば、孤独感を与えません。
人によってはうざい、面倒くさいと感じるかもしれませんが、彼氏を安心させるには有効な手段です。
④予定を伝えておく
前もって予定が決まっているときは、彼氏に伝えておくとよいでしょう。「〇日は、△△ちゃん達と□□に行ってくるね」と具体的に知らせておくと、余計な心配や詮索をさせてしまうことなく彼を安心させることができます。
急に決まった予定でも、出かける前に手短にメッセージを入れておけば、少し連絡がつかなくなっても何度も連絡がくることはなさそうです。
⑤友人との連絡は彼の前で堂々とする
友人から電話がかかってきても彼の前では出ないようにしていたり、こそこそと連絡を取ったりしていると「もしかして男と連絡しているのかも」と疑われてしまい、余計な心配をかけることになります。
せっかくのふたりの時間だからと遠慮して彼の前で連絡を取るのを控えているのなら、それがかえって彼にとっての不安の種になっていることもあるでしょう。
電話がかかってきたら「あ、〇〇ちゃんから電話だ。出てもいい?」とひとこと断ってから出るのがおすすめです。
⑥愛情表現をする
自分に自信がなく、あなたからの愛情をなかなか信じられないタイプの彼には、言葉や行動で愛情を示すのが効果的です。
「好きだよ」「あなたがいちばんだよ」など、素直な気持ちをこまめに伝えるようにしましょう。
一度や二度ではあまり変化がないかもしれませんが、繰り返し伝えるようにするとあなたからの愛情を感じて、心配が安心に変わっていくはずです。
⑦友人や家族を紹介する
大切な友人や家族を紹介するということは、「あなたは特別な存在」と伝えることにほかなりません。遊び相手を家族に紹介する人はほとんどいないでしょう。
真剣に付き合っている、将来を考えていることが伝わりやすくなるので、心配性な彼氏を少しでも安心させたいならおすすめです。
また、友人を一度紹介しておけば「この前紹介した〇〇ちゃんと出かけてくるね」と連絡することで、より彼に安心感を与えることができます。
心配性な彼氏をさらに不安にさせてしまうNG行動
彼氏が心配しすぎで重い……と感じるあなたは、もともと心配性な彼氏をさらに心配させてしまう行動を取ってはいませんか?
あなたが無意識に取っている行動が、彼を追いつめていることもあるので、NG行動をチェックしてみてください。
①よく異性の名前を出す
あなたにとっては単なる仲のよい友人であっても、異性というだけで彼にとっては心配の種になることもあります。
世間話をするつもりで異性の名前をよく出しているなら、気をつけてみたほうがよいかもしれません。
いくら恋愛感情のない相手といえど、異性の名前を頻繁に出されるのはいい気がしないものです。
②長時間連絡が取れなくなる
仕事や約束などで連絡ができないのは仕方がないことですが、何も予定がなかったはずなのに丸一日既読がつかなかったり返事がこなかったりすると、心配症の彼はそわそわしてしまうでしょう。
何か事件や事故に巻き込まれているのでは? 体調が悪くなって動けなくなっているのでは? などと悪いケースの想像までしてしまうかもしれません。
長時間連絡が取れなくなる予定があるときは、「今日は連絡ができないかも」と前もって伝えておきましょう。
もともと予定を伝えられていたら、彼も過度な心配をせずに済み、あなたからの連絡を気長に待てるはずです。
③普段から嘘をついたり隠しごとをしたりする
小さな嘘であっても、重なれば大きな信頼を失ってしまいます。普段から彼に隠しごとをしたり嘘をついたりする癖があるなら、少しでもあらためたほうがよいかもしれません。
あなたからすると取るに足らないできごとでも、一度隠しごとをされたほうは傷つき、忘れることができないものです。
何でも包み隠さずに話すようにしていれば、あなたと彼との絆が深まり、彼の心配症も改善する可能性があります。
④優柔不断な行動をする
あなたが自分で決断するのが苦手だったり、頼まれたら断れなかったりする性格なら、彼は「悪意をもった誰かにだまされるのではないか」「流されてしまうのではないか」と心配しているでしょう。
特に異性関係で、ほかの男性に思わせぶりな行動をする、アプローチされて「彼氏がいるからごめん」とはっきり断らないなどの行動は彼を傷つけ、より心配させてしまいます。
⑤人が集まる場所によく顔を出す
異性がいる飲み会や集会が好きで、誘われたらつい顔を出したくなってしまうあなたも要注意です。
あなたに他意はなくても、彼からすると「恋人がいるのになぜわざわざ異性と遊ぶんだ」と思うもの。
お酒の席だと何が起こるかわからないので、余計不安を抱いてしまうのも無理はありません。
どうしても参加しなければならない場合は前もって伝え、こまめにLINEを送るなどのフォローが必要でしょう。
心配性の彼氏の心理を探れば対処法は見えてくる!
彼氏がなぜ心配性なのか、どのような心理から心配性になったのか、彼氏と話しながら理由を探ってみてください。
しかし、うざすぎるほどに心配する彼氏は、彼女を心から心配していないのかもしれません。ただのわがままで欲求を満たしたいだけの可能性もあります。
彼氏が本当にあなたを思って心配しているのか、自分勝手に心配な気持ちをあらわにしているだけなのかを見極めていきましょう。
Text_Akane