bis

bis

Mote

Mote / 2023.04.25

告白の断り方を相手別に解説|男性を傷つけない言葉と例文を紹介

好意のない男性から告白された、予想もしていなかった男友達から告白された……。このようなとき、告白を受け入れることはできず、返事に悩んでしまいますよね。

告白の断り方は、男性を傷つけず、告白をしてくれた気持ちを尊重することが大切です。

そこで今回は、男性を傷つけない告白の断り方と、断るときの注意点を紹介します。

告白 断り方

photo:@yuuuna_625

100%傷つけない告白の断り方はない?

「告白してくれた男性を傷つけたくない」と思う女性は多いでしょう。しかし、告白にOKをしない時点で、男性は大なり小なり傷ついているはずです。

告白の断り方で大切なことは、いかに傷つけない伝え方ができるか。はっきりと断りすぎると傷つき、気を遣いすぎても男性はみじめになるだけ。

告白を断るときは、素直に気持ちをぶつけてきてくれたこと、自分を思ってくれていたことに感謝を伝えると、男性は傷つきにくいでしょう。

そして、言い方やタイミングに配慮をして、うまく告白を断ってみてください。

 

男性を傷つけない告白の断り方とポイント

まずは、男性を傷つけない告白の断り方を紹介します。

告白を断るときは、ここで紹介する5つのポイントや例文をもとに考えてみてください。

 

①友達のままでいたいと伝える

男友達から告白されたとき、相手を傷つけにくい伝え方は「友達のままでいたい」という断り方です。

スタンダードな断り方でありつつも「付き合えない」「恋人にはなりたくない」この気持ちをうまく言い換えられるため、男性は極端にショックを受けないでしょう。

【例文】
「ありがとう。だけど◯◯くんとは友達でいたい」
「気持ちは伝わったよ。恋人にはなれないけど、これからも友達として仲よくしてほしい」

 

②告白の返事を待たせすぎない

断る言葉がすぐ思い浮かばず「返事は待ってもらってもいい?」と保留にする人もいます。

返事の保留は悪くありませんが、返事をするまでに日を置きすぎると、告白が断りづらくなる、男性を期待させてしまうなどデメリットばかりです。

遅くとも、次の日には返事をしてください。親しい男友達だと「関係が崩れるかも」と断りにくいですが、期待させるほうが失礼でしょう。

 

③遠回しな断り方は失礼になる可能性もある

「気持ちはうれしいけど、今は付き合えないかもしれない」
「◯◯くんはかっこいいし優しいけど、私にはもったいないかな」

このように、遠回しで曖昧な告白の断り方は、反対に男性を傷つけたり、失礼だと感じさせたりします。

あなたは男性に気を遣って遠回しに断っていますが、男性はダメならダメとはっきり伝えてほしいはずです。

遠回しで曖昧な返事は「自分が加害者になりたくない」という、誤った気遣いです。

はっきりと、それでいて丁寧に断ったほうが傷つきにくいでしょう。

 

④今は恋愛をする気がないと伝える

仕事、勉強、部活、趣味などに集中したいとき、恋愛を楽しんだり好きな人をつくったりする余裕はありませんよね。

このようなときは、ありのままの現状を伝えつつ告白を断りましょう。嘘のない理由で断れば、男性は「嫌われた」とは感じにくいはずです。

【例文】
「告白はうれしいけど、今は仕事が忙しくて好きな人をつくる余裕がない」
「今年は受験勉強が忙しくて、付き合ったとしても会えない。今は恋愛をしないと決めているんだ」

 

⑤好きな人がいるときははっきりと伝える

ほかに好きな人や彼氏がいるときに告白をされたら、事実をはっきりと伝えましょう。

曖昧な返事をしてしまうと、何度も告白をされたり、努力をすればチャンスがあると思わせたりしてしまいます。

【例文】
「彼氏がいるから◯◯くんとは付き合えません。ごめんね」
「告白はうれしいけど、好きな人がいるから◯◯くんの気持ちには応えられない」

 

男性を傷つけてしまう告白の断り方と注意点

告白をどう断るかよりも、どうすれば男性を傷つけずに断れるかのほうが、難しい問題です。

以下で紹介する断り方は男性を傷つけて、場合によっては恨まれてしまうこともあります。NG例として覚えておきましょう。

 

①馬鹿にしたような断り方は絶対にNG!

たとえば、好かれていると思わなかった男友達から告白されると、照れ隠しや驚きから、つい面白おかしく告白を断る人もいるかもしれません。

笑いながら「いやいや、ないよ、ありえない」と言ったり、嫌そうな顔をして「無理だよ」と愛想のない即答をしたりすると、男性は馬鹿にされたと思うものです。

あなたは馬鹿にしたつもりがなくても、男性がショックを受けていれば傷ついていることは事実。どのような男性であっても、告白を真摯に受け止めたうえで丁重に断りましょう。

 

②関係が崩れる断り方はしない

職場の同僚や先輩や親しい男友達から告白されたときは、今後の関係も考慮した断り方が重要です。

告白は何気ないできごとだったような断り方をしましょう。また、後日顔を合わせたときは何事もなかったように振る舞うと、ギクシャクしないはずです。

理由を述べたうえで「恋人にはなれないけど、今までと変わらない◯◯くんでいてほしい!」と笑顔で伝えてみてください。

 

③告白されたことを周囲に言わない

告白されたことや断ったことを、女子のグループで話すことは控えましょう。つい女友達に話してワイワイしたくなりますが、これが男性に伝わると嫌な思いをします。

フラれた事実が広まった恥ずかしさや、あなたが周囲に言いふらす口の軽い女性だとわかったことで、さらに傷ついてしまうでしょう。

そのため、告白をされたことはしばらく胸に秘めておいてください。

 

④告白されたことを気にしすぎない

・人に気を遣いがちな女性
・罪悪感を抱いてしまう女性
・ネガティブなことほど頭の中で考えてしまう

このようなタイプの女性は、告白を断ったことに対してしばらく悩みがちです。「相手を傷つけてしまったのではないか」「告白を断るなんて生意気だと思われていないか」と思うかもしれません。

とはいえ、付き合うつもりのない男性であれば、告白を断って正解です。あなた自身がくよくよしていても、男性の気持ちは変わらないため、気にしなくてもよいでしょう。

 

⑤お礼を伝える

どんな相手でも、あなたを思い勇気を出して告白してくれたことには感謝を伝えましょう。

告白であまりうれしい気持ちになれなかったとしても、迷惑そうな態度を取るのはNGです。

お礼を言ったうえで、「付き合えない」ことをはっきりと伝え、付き合えない理由をつけ加えると彼も納得しやすいです。

 

【相手別】傷つけない告白の断り方

相手との関係性によっても告白の断り方はちがってきます。

仲のよい友達同士の場合と、マッチングアプリで知り合ったばかりの相手とでは、今後の関係性も変わるので意識すべきポイントが変わるのです。

告白された相手別に、どのような断り方がよいのかを紹介します。

 

友達の場合

告白してくれた彼が、仲のよい友達だった場合、今後も友達として付き合っていきたいと思うのではないでしょうか。

告白を断ったことでどちらかがグループにいづらくなったり、気まずくなってしまったりするのは悲しいですよね。

しかし、曖昧な態度を取るのは彼を傷つけてしまうので、はっきりと友達のままでいたいことを意思表示しましょう。

友達のままでいたいことを伝え、今後もこれまで通り友達として接するかそうでないかは、彼の判断に任せましょう。

【例文】
「信頼している友達だから、これからも友達として接したいと思っているよ」

 

バイト先や職場の人の場合

顔を合わせる機会の多い職場の上司や同僚、後輩などから告白された場合は、断り方にも注意が必要。

下手な断り方をして険悪になってしまうと、職場全体の雰囲気に悪影響を与えるなど、仕事に支障をきたすこともありえます。

丁寧に断って、これからも職場では信頼関係を築いていきたいことを伝えましょう。

後輩の場合は、プライドを傷つけないよう「弟みたいにしか思えない」などの言葉はNGです。

【例文】
「〇〇さんの気持ちに応えることができなくてごめんなさい。でも尊敬している先輩に思ってもらえるなんて、本当にうれしいです。これからも仕事を教えてください」
「大事な後輩だと思っているけど、付き合うことはできない。これからも仕事仲間として支えてほしい」

 

元彼の場合

元彼から、復縁の告白をされる女性もいるかもしれません。元彼とやり直す意思がないのであれば、この気持ちをはっきりと伝えましょう。

だらだらと連絡を取り続けると、元彼は復縁のチャンスがある、連絡をしてくれると期待をする可能性があります。

元彼との関係を切るほうが、あなたの人生がよい方向に進んでいくかもしれません。

【例文】
「復縁をするつもりはない。私から連絡することはもうないよ」
「◯◯くんと別れて、新しい道を進んでいるから戻れない。復縁はできない」

 

紹介された人の場合

友達や先輩などに紹介してもらった人からの告白を断る場合、より丁寧な対応が必要です。

相手を傷つけるような振り方をしてしまうと、紹介してくれた人との関係も悪化してしまいかねません。

告白してくれた相手には「感謝+付き合えないこと」をしっかり伝え、紹介してくれた人にも一言お礼をしておくとよいでしょう。

 

今後会う可能性の少ない人の場合

マッチングアプリで知り合った彼など、それほど関係が深くないうちに告白された場合は、より相手が納得してくれそうな理由で断るのがベターです。

いくら今後会うことのない相手であっても、「顔が好みじゃない」「生理的に無理」など彼を否定するようなことを言うのはNG。

「今は勉強や仕事が忙しい」など、当たり障りのない理由をつけて断るほうが穏便に済みます。

 

LINEで告白を断る場合に意識すること

対面で告白されたのなら、返事も対面でするのが基本です。しかし、LINEで告白された場合はLINEで断ってもOKでしょう。

LINEなどのメッセージでは顔が見えない分、誤解が生まれやすいので注意が必要です。

誤解がないようにはっきり伝える

対面で話すときは言葉が足りなくても、声のトーンや表情、身振り手振りなどでニュアンスが伝わります。

しかし文字だけのメッセージでは、曖昧な言い回しだと誤解されてしまうことがあります。

「付き合えない。ごめんなさい」ということがはっきりと伝わる文章を意識し、相手を傷つける言葉が入っていないか何度も読み直して確認しましょう。

 

短すぎ・長くなりすぎないように注意

「ごめんなさい」だけなど、あまりにも短すぎるメッセージだと彼は「そんなに嫌だったのかな」と傷ついてしまうでしょう。

反対に、だらだら長文になりすぎて結論がよくわからなくなっていないかも確認してください。

「前は好きだと思ったこともあった」「〇〇なところを直してくれたら付き合いたい」などの思わせぶりな言葉も避けましょう

 

既読無視や日にちの空けすぎはNG

返事に迷ってしまうのはよくあることですが、既読無視の期間を作るのはNGです。返答を待ってほしいなら、いったん「考えさせてほしい」と伝えましょう。

日にちをあけすぎると断りづらくなり、彼も期待してしまうので断るのならなるべく早めに返事をしましょう。

 

告白の相手の気持ちを尊重する断り方が大切

告白を断るとき、相手に気を遣いすぎてしまったり、傷つけてしまったりすることを心配する人が多いはず。

しかし、曖昧な返事をしてしまっては相手が勘違いをしてしまうなど、トラブルになることもあります。

この記事で紹介した例文を参考に、男性の気持ちを尊重しながらも、ありのままの思いをはっきりと伝えて告白を断ってみてください。

 

Text_Akane