Mote / 2023.01.07
好きすぎてつらいのはなぜ? 理由を理解して不安や苦しさを解消しよう
好きな人を心から愛する気持ちは、とても素敵なことです。しかし、あまりにも好きすぎるとつらい気持ちが大きくなり、幸せを感じられなくなってしまいます。
そこで今回は、彼氏や片思いの相手を好きすぎてつらい理由と対処法を紹介します。今はつらくても、考え方を変えられるとハッピーな恋愛になるかもしれません♡
photo:@jam___pam
彼氏や片思いの相手を好きすぎるのは悪いこと?
彼氏や片思いの相手に対して「好きすぎてつらい」と感じた経験は、誰にでも一度や二度はあるもの。
好きすぎることは、決して悪いことではありません。
しかし、好きすぎるあまりストーカーのような行動をしてしまったり、日常生活に支障が出たりするようでは、恋愛について今一度考える必要がありそうです。
好きすぎることが原因で起こるつらい気持ち
彼のことが好きすぎるあまり、以下のような状態になってしまっていませんか?
当てはまるものが多ければ、彼のことを好きすぎるあまり、思いつめてしまっている状態かもしれません。
- ・好きな相手のことが頭から離れない
- ・ネガティブなことばかり考えて疲れる
- ・先のことが不安でたまらない
- ・ほかのことが手につかない
- ・考えすぎて眠れない、泣きたくなる
「自分のことが本当に好きなのか」、「浮気しているのではないか」など、彼のことを疑ってネガティブなことばかり考えてしまうと苦しいですよね。
「いつまで一緒にいられるんだろう? 別れなければならないときがくるのかな?」考えても仕方のない未来を想像しては不安になる方もいるでしょう。
これらは、彼を好きすぎるあまりに湧き出る感情です。
眠れない、ふとした瞬間に泣きたくなるなど、日常生活にも支障をきたすほど思いつめてしまう女性もいます。
好きすぎてつらくなる理由【彼氏編】
まずは、付き合っている彼氏が好きすぎてつらくなる具体的な理由を紹介します。
①付き合っているのに愛を感じない
- ・LINEや電話でコミュニケーションがとりにくい
- ・いつもおうちデートばかりで外出をしない
- ・あなたばかりが尽くしている
このような特徴に当てはまるとき、あなたは彼氏が大好きなのに、彼氏からの愛が感じられずとてもつらくなります。
彼氏が忙しく放置されすぎていると「私達付き合っているんだよね?」と聞きたくなるもの。愛情の温度差を感じると、付き合っている意味が見出せません。
②スキンシップが少ない
キスやハグなどのスキンシップは、愛情を確かめるためにも必要なこと。極端にスキンシップの回数が少ないときは心身ともにつらくさみしく感じます。
付き合った当初は頻繁にキスやハグをしていたのに、徐々にスキンシップが減っていくと「好きじゃなくなったのかな」「ほかに好きな人ができたのかな」と不安に感じるでしょう。
③遠距離で会える回数が少ない
どれだけ好きな気持ちがあっても、すぐに会えない遠距離恋愛はとてもつらいですよね。
会えないと思うと余計に会いたい気持ちが募り、お互いが好きすぎてつらい気持ちを抱えてしまいます。
ビデオ通話で顔を見ながら会話はできますが、やはり彼氏の体温を感じたいものです。
④彼氏に依存しがち
あなたの気持ちの問題として、彼氏に依存していると好きすぎてつらいと感じます。
「彼氏がいないと生きていけない」と日々感じているのであればそれは依存している証かも。
彼氏の気持ちや周りが見えていない恋愛は、自分自身に悪影響をおよぼすでしょう。
好きすぎてつらくなる理由【片思い編】
次は、片思いをしている相手に対して好きすぎてつらくなる理由を見ていきましょう。人によっては、彼氏を好きすぎるよりもつらく感じてしまうかもしれません。
①片思い相手にパートナーがいる
片思いをしている男性に彼女がいる、結婚をしているときは「この恋は報われない」と落ち込みます。
好きな人の幸せを壊してまで幸せになりたいとも思わず、男性の幸せを願い、ただ見ているだけしかできない状況はまさに好きすぎてつらい状態です。
②付き合っていないのに嫉妬してしまう
恋愛における嫉妬は好きすぎるがゆえの行動。付き合ってもいないのにほかの女性と仲睦まじくしている姿を見たときはつらくなるのです。
好きな人がほかの女性にとられるかもしれない不安と、嫉妬してしまう自分への葛藤で苦しくなる女性もいるでしょう。
③絶対に叶わない恋をしている
芸能人やアニメのキャラクターなど、絶対に手が届かない相手に恋をしている人も好きすぎてつらいと悩む人もいます。
現実的ではない恋愛をすると、周囲からは冷ややかな目で見られることもありますが、それもまたつらさのひとつ。
永遠の片思いだとわかっているのに恋は止められないのです。
④自分の悪いところばかり気になってしまう
相手にアプローチをしてもなかなか気持ちが通じない場合など、片思いしている期間が長くなればなるほど、しだいに自己肯定感が低くなってしまいます。
「私は誰からも愛されないんだ」「私に魅力がないからだ」と、自分の悪いところばかり意識してしまうのです。
思い通りにいかないことが多く、自分を責めてばかりいると疲れてしまうしつらいですよね。
彼氏や片思いの相手が好きすぎてつらいときの対処法
好きすぎてつらい気持ちのときは、仕事や勉強に集中できないですよね。このようなときの対処法を紹介します。
趣味を見つける
彼以外に心惹かれるものを見つけると、少し心が軽くなるかもしれません。
彼氏のことを愛しながらもほかのことを考える時間が増えるので、好きすぎてつらい気持ちが抑制できるでしょう。
運動をする
熱中できる趣味がないときは自分磨きの意味も込めて体を動かすと好きすぎてつらい気持ちが忘れられるかもしれません。
筋トレやランニングで汗をかけば、ネガティブな気持ちも少しずつ明るくなります。また、美容や健康にもよいので一石二鳥の効果を得られそうです。
SNSで発散する
好きすぎてつらい気持ちを手っ取り早く発散させたいときは、SNSで思いをつづることもおすすめです。
ただ、彼氏や友人も見られる場所に書いてしまっては、うっとうしさや重さを感じられてしまうので専用のアカウントを作ることがベスト。
スマホさえあれば夜中や早朝でも発散できるので、恋愛で不安や不満が募る女性にとって効果的な対処法です。
スマホを触らない時間を作る
SNSを活用してもなかなか改善しないときは、いったんスマホから離れてみるのもよいでしょう。
スマホがそばにあると、彼から連絡がきていないかやSNSの更新がないか気になりますよね。
SNSで彼がほかの子に「いいね!」しているのを見つけて何も手につかなくなってしまう……なんてこともあるかもしれません。
寝る前の2時間はスマホを触らないようにして、趣味の時間にあてるなどルールを決めるのもおすすめです。
夜は早めに電源を切って映画や読書に熱中してみてはいかがでしょうか?
ひとりにならないようにする
悩みだしたら止まらなくなってどんどんネガティブになってしまうようなら、なるべくひとりの時間を作らないようにしてみましょう。
家族と過ごす、友人と出かけるなどの予定で埋めて考え事をする時間を少しでも減らし、彼や恋愛のことを忘れる時間が必要です。友人に悩みを打ち明けてみるのもよいでしょう。
考え込む時間を減らすことができれば、うまく気分転換できて少しスッキリした気持ちになれるかもしれません。
「してもらうこと」より「してあげること」を考える
相手が思うような行動を取ってくれないとき、ほしい言葉を言ってくれないときにはイライラしたりつらいと感じたりするものです。
- ・愛情表現をしてくれない
- ・電話したいときにしてくれない
- ・LINEの返事を待っているのに返してくれない
- ・不安な気持ちを察してくれない
など、彼に期待して求めすぎてはいませんか?
彼にしてもらうことばかりを考えていると、その通りの行動をしてくれなかったときに「私ばっかり好きでつらい」「私はこんなにがんばっているのに」といった気持ちになってしまうのです。
彼に求めるばかりではなく、彼が喜ぶことを優先に考えると彼の行動が変化するかもしれません。
愛情表現をしてほしいときはあなたからしてみるなど、まずは自分から与えてみてください。
好きすぎてつらくてもしてはいけないこと
相手を好きすぎたとしてもしてはいけないことがあります。特に、以下の項目には注意しましょう。
しつこく電話やLINEをする
彼氏が忙しくてかまってくれないときなど、しつこく電話やLINEすると嫌われてしまいます。
好きすぎる気持ちが抑えられないことはわかりますが、ときにはさみしさに耐えることも必要です。
普段から一切連絡をしないなど、あきらかに愛情が感じられないときは別れも選択肢のひとつ。
しっかりコミュニケーションがとれる人と付き合うと気持ちが安定するかもしれません。
自分を犠牲にする
相手を好きすぎたとしても時間やお金を犠牲にしてまで尽くす必要はありません。
「◯◯をすれば振り向いてくれるかも」と過度な期待を寄せて、勝手に尽くして見返りを求めるのはNG。
お願いをされてもいないのに、家で料理を作ったりプレゼントを渡したりするのは控えましょう。
試し行為をする
試し行為とは、相手の愛情を試す行為のことです。彼があなたのことを好きかどうか確かめるためにあえて取る行動全般を指します。
たとえば別れる気はないのにわざと「別れる」「嫌い」と告げるのも試し行動のひとつ。彼があせったり、「別れたくない」と言ったりするのを見て安心したいのです。
試し行為をされたほうはショックを受けますし、繰り返されると面倒くさくなってしまいます。
愛情表現を強要する
彼が愛情を言葉や態度で示してくれると安心しますよね。しかし、好きすぎてつらい気持ちや不安を解消するために愛情表現を強要するのはよくありません。
彼も愛情表現をしているつもりなのに、さらに求められると「これ以上どうしていいかわからない」「伝えているつもりなのに届かない」と感じてしまいます。
関係の進展を急ぐ
彼を好きすぎるあまり、彼がどこにも行かないようにつなぎとめておきたい気持ちに駆られることもあるのではないでしょうか。
友人に紹介したり実家に連れて行ったりすることで、簡単には別れられないようにしようと思ってしまうこともあるかもしれません。
お互いに同意したタイミングならもちろんOKですが、関係の進展を急ぎすぎて、まわりに紹介するのは避けましょう。
好きすぎてつらいのは相手の愛情を感じられないから
好きすぎてつらく感じるのは、彼氏や片思いの相手からあなたと同じくらいの愛情を感じられていないからです。
それは彼氏があまりにも冷たすぎる、もしくはあなたの愛情が大きすぎるのかもしれません。もちろん片思いの相手だと同じように愛情をくれるわけではないので、つらくなることは必然です。
つらくて仕方がないときこそ、恋愛とは別のことに目を向けてみませんか? ハッピーに恋愛を楽しめるきっかけがすぐそばにあるかもしれません♡
Text_Akane