Mote / 2023.08.28
好き避けしてしまう女性の態度・心理とは? つい避けてしまう理由と対処法を解説
好きなのにうまくコミュニケーションがとれない、緊張しすぎて近づけない……それはいわゆる「好き避け」と呼ばれる行動です。
好き避けしてぎくしゃくしてしまう自分をどうにかしたい、と悩む人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、好き避けする女性の心理と対処法について解説します。気になる彼との関係改善に役立ててください♡
photo:@kemidoll_oo
好き避けってどういう意味?
好き避けとは、好意を抱いている人に対して、そっけない態度をとることを指します。ツンデレと似ていますが、好き避けは「ツンはあってもデレがない」のが決定的な違い。
素直に好意や本音を伝えられず、つい好きな相手を避けてしまうときに使われる言葉です。
好きなのに避けるなんておかしいと思うかもしれませんが、恋する女子だからこそいろいろと思い悩んで好き避けしてしまうのです。
好きな人を避けてしまう女性の心理
女性が好きな男性を避けてしまう心理は、以下の3つが考えられます。
「もしかして、わたしも好き避けしてるのかも?」と感じたらチェックしてみましょう。
① 好きな人に対して自信がない
好きな男性に対してどう接すればいいのかわからず、つい避けてしまうのです。
たとえば、
・近くにいるだけでも恥ずかしい
・話しかけられたらどうしようと緊張する
・私なんかが好きでもいいのかなと迷う
このようにいろいろな感情が募るものの、恋愛関係につなげられるアクションができないため、相手を避けてしまいます。
避けてしまうのでもちろん関係は進展しませんが、関係が悪化することもありません。
振られて傷ついてしまうこともないので、つい保身に走ってしまうタイプの女性に多いパターンです。
② 好き避けすることで気を引こうとしている
自分の存在に注目してほしい、好意に気づいてほしいという心理から、わざと好き避けをする女性もいます。
このパターンでは自然と避けるのではなく、むしろちょっとわざとらしく避けてみて、「気づいてくれないかな♡」と様子を伺っています。
一見するとかまってちゃんのように見えますが、よほど鈍感な男性じゃない限り女性の存在に気づくもの。
男性にさりげなく好意をアピールするには効果的といえるかもしれません。
③ あまのじゃくな性格である
もともとあまのじゃくな性格の女性は、好きな人に対しても常に好意とは逆の行動をしてしまうのです。
好きなのに避けてしまう、アプローチされても離れてしまう……あまのじゃくな性格が原因で素直に好意が伝えられず、悩む人も少なくないでしょう。
もともとの性格を変えることはむずかしいですが、好きな人にキツく接したり、思ってもいないことを口にしたりしてもいいことはありません。
「もしかして、あまのじゃくなのかも」と自覚がある場合は、少しずつ素直な気持ちを表に出すことを意識してみて♡
好き避けする女性が無意識にとる行動3パターン
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好き避けをしてしまう人は、無意識にこんな態度や行動をとりがち。
当てはまる……と思った人は、好き避け女子の予備軍かも?
早口になる
好きな人と話すとき緊張感でいっぱいで、うまく話せず会話の内容が支離滅裂になった経験はきっと誰にでもあるはず。
特に、相手から急に話しかけられるとテンパってしまい、早口になってしまうことも。
ほかにも、好きな彼とずっと話しているとソワソワしてしまい、早く会話を終わらせて切り上げようと早口になる女性もいます。
とはいえ、何か用事があって話しかけられた場合、途中で話を切り上げると彼にも迷惑をかけてしまうかもしれません。気になる彼に話しかけられても焦らないでいいように、日頃から頭でシミュレーションしてみるとよいでしょう。
避けるのについ目で追ってしまう
好きな人が近くにいたら避けるのに、つい目で追ってしまうのは好き避け女子の特徴です。
遠くから見つめるだけなら、緊張もしないし「何を話そう」と焦る必要もありません。
しかし、あまりにもずっと目で追っていると、彼と目が合ってしまうことも。それが何度も繰り返されると、あなたがなんらかの気持ちを抱いていることに彼も気がつくかもしれません。
目が合って彼が笑顔になるなら脈ありかもしれないので、素直にコミュニケーションをとるチャンスです♡
そっけない挨拶や返事をしてしまう
好き避けする女性は物理的距離をとるだけではなく、言葉や反応でも避けようとしがち。本心では笑顔で会話をしたいと思っているものの、どうしても恥ずかしくてそっけない態度になってしまうのです。
好き避けしてしまう気持ちはわかりますが、恋を発展させるならそっけないよりも親しみやすいほうがいいです。返事をするときは「はい」と一緒に、
・わかりました!
・いつもありがとう
・また相談させてください
のような一言を添えると、話しやすい印象に変わるでしょう。
好き避けをやめたい! 今日からできる対処法3つ
photo:@kemidoll_oo
どうしても好き避けしてしまう、好きな人を前にすると焦ってしまう人もいるかもしれません。
好き避けすることで彼に誤解を与えたくない人は、以下の3つのことに挑戦してみてください。
①目が合ったらニコッとする
彼の前では緊張してうまく話せないという人も、ニコッとほほえむことはできるはず。彼と目が合ったら、とりあえず優しく笑いかけましょう。
そっけなく冷たい態度をとっていては、彼にいい印象を与えることはむずかしいでしょう。
いつもニコニコしていて可愛らしい子だな、と彼に思わせることができたらバッチリ♡
②緊張しやすいと素直に伝える
クラスメイトや職場の人など、ある程度コミュニケーションをとれる関係なら、いっそ素直に「緊張しやすい性格」であることを伝えてみるのも手です。
「緊張してうまく話せないこともあるけど、イヤとかじゃないからね」と一言、勇気を出して伝えてみましょう。
あらかじめそう伝えておくことで、彼の前でテンパってしまっても「緊張しているんだな」と理解してもらえるでしょう。
③自分を好きになる
好きな人に好き避けしてしまうのは、「私なんかが彼を好きだとバレたくない」という自信のなさが原因であるケースが多いです。
無意識のうちに自分自身を卑下してしまい、それが好き避けという態度となってあらわれます。
好き避けをやめるためには、自分に自信をもつことが大切です。少しずつでもいいので、自分を好きになる努力をしましょう。
たとえば、ダイエットをしたり、ヘアスタイルやメイクを変えてみたり、自分磨きをしてみるのもいいかもしれません。
好き避けor嫌い避け? 見極めポイント
女性の行動が好き避けのパターンもあれば、単純に嫌いだから避けている「嫌い避け」であるパターンもあります。
「あの子好き避けしてる?」と思ったら、実は嫌い避けだったということも。ここでは好き避けと嫌い避けを見分けるポイントを紹介します。
会話をすぐに終わらせる
・機嫌が悪そうに会話を終わらせる
・話を聞いているのか聞いていないのかわからない
・反応が薄い、相槌が適当
こんなコミュニケーションの取り方なら、照れや恥ずかしさではなく単純に嫌いなだけの可能性が高いです。
一見すると好き避けと同じように見えるかもしれませんが、話しに集中しておらず、面倒くさそうかが好意の有無を見分けるポイントです。
表情が冷たいまま変わらない
好き避けする女性は表情が冷たいことが多いものの、好きな男性と話しているとつい笑顔やはにかんだ表情を見せることもあります。
一方で嫌い避けの場合は、相手に対して嫌悪感があるため基本的にずっと冷たい表情や無表情であることが多いでしょう。
物理的な距離が遠い
不自然なほど物理的な距離を取られているのは嫌いな証拠かもしれません。たとえ仕事などで必要な用事でも、好きではない男性にはできれば近づきたくないもの。
仕方がないからコミュニケーションをとるけれど、できれば関わりたくないという心理が、物理的な距離の遠さにあらわれるのです。
特定の男性に対してだけパーソナルスペースが広いようなら、その人のことを嫌い避けしている可能性は高いです。
好き避けしてしまう女性心理を理解して、関係を進展させよう♡
女性の好き避けは、緊張や自信のなさから無意識にしてしまうものと、相手に気づいてほしくてわざとやっている2パターンあります。
いずれにせよ男性には「ちょっと避けられているな」と気づかれやすいので、わざとやっているケースでは好意をアピールするのに効果的なことも。
ただし、無意識でそっけない態度をとってしまう場合は、彼に誤解されてしまう可能性があるので、あらかじめ緊張しやすいことを伝えておくと安心です。
女性が好き避けする原因は自信のなさからくることが少なくないので、自分磨きをして自信をつけることで改善するチャンス!
気になる彼との関係を進展させるために、ほんの少し勇気を出してアプローチしてみましょう♡
Text_Aoi