自分を大切にするとはどういうこと？ 意味と具体的な5つの方法、メリットを解説

「もっと自分を大切にすること」。さまざまなコラムでも、周囲の人たちからの助言でも、よく聞く言葉ですよね。

しかし漠然としているため、具体的にどうすればよいのかわからない方も多いはず。今回は、自分を大切にするための具体的な方法とメリットを解説します！

 

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「自分を大切にする」とはどういうこと？

「自分を大切にする」とは、自分が人生の決定権をもち、前向きに生きること。「自分を愛する」とも似た意味を持っていますね。

「今どうしたいか」という気持ちを大切にしたり、自分自身の意思や選択を信じたりすることも、自分を大切にすることにつながります。

 

自分を大切にするためにできる具体的な5つの方法

では、具体的にどのような行動をすれば、自分自身を大切にできるのでしょうか。実際にトレーニングを始めてみましょう！

 

（1）自問自答のくせをつける

日常的に、「私はどうしたい？」「私は何を考えている？」など、自分の気持ちを問いかける時間をつくりましょう。人に流されることに慣れていると、そもそも自分の意思もなくしてしまいがちだからこそ、意識して行う必要があるのです。

繰り返しているうちにそれが当たり前になり、自分がどうしたいかが明確になっていくはず。意思を持った「ありのままの自分」を見つけることができれば、大切にすべき気持ちも見えてくるはずです。

 

（2）Noと言える強さを持つ

自分の気持ちを大切にするためには、ときに「No！」と言える強さも必要です。「Yes」と言うのは簡単ですが、否定の言葉を投げかけるのは勇気がいるものですよね。意見が違うことで、嫌われたり仲間外れにされたりする不安がある人も少なくないでしょう。

最初は心臓がドキドキして、不安で汗が吹き出すこともあるかもしれません。しかし、いやなことに対していやだと言えるようになれば、自分の意思を大切にすることができるとともに、生きるのも楽に感じられそうですよ！

 

（3）自分の長所を知る

自分の長所を知ると、自分を好きになることができ、自信につながります。
「長所なんてない」と思ってしまった人も、もう一度考え直してみて。短所と長所は紙一重ですから、思いつかなくても、短所を長所に言い換えるだけで前向きな気持ちになれます。

例えば、「ネガティブ」なら「慎重」「思慮深い」ともいえますよね！　自分にとっては短所でも、ときと場合、人によっては長所ととらえられることもありますよ。

 

（4）成功体験を積む

挑戦して、成功するというプロセスを何度も経験することは、自信につながります。大きな目標じゃなくても、日々小さな目標をつくり、こなしていくことを習慣にしてみましょう。

「できる」が重なると、自分を大切にするための活力もわいてくるはず。

 

（5）なりたい自分になるために行動する

あなたがなりたい自分はどんな自分ですか？　理想像があるのなら、それに近づくために実際に行動していきましょう。

まずは、なりたい自分になるためにできる具体的な行動を文字にして可視化するところから始めてみて。

 

自分を大切にすると得られる3つのメリット

自分を大切にすることができるようになれば、いいことがたくさん！　がんばるためのモチベーションとして、ぜひメリットを知っておいて。

 

（1）ストレスが減り、生きやすくなる

自分の意思を大切にしていくと、人に流されてしまうことで生じる自己嫌悪感やストレスが減少し、生きやすさを感じることができるでしょう。

人付き合いのストレスが減ると、人と関わるのも、心から楽しく感じられるようになるかもしれませんね！

 

（2）心から気が合う人に巡り会える

思うままに生きていれば、本当に気が合う人が周囲に集まってくるようになります。

友達も、恋人も自分とフィーリングが合う人ばかりになりますから、本当の意味で「自分が認められている」ような気持ちになるでしょう。もっと自分のことも好きになれそうですね。

 

（3）人を大切にでき、人からも大切にされる

自分を大切にできれば、周りの人のことをどう大切にするかもわかるようになってきます。

最初は自分で手一杯かもしれませんが、徐々に人に優しく、人の気持ちを尊重できるようになってくるはず。そして人を大切にできれば、自然と周りの人からも大切にされるようになり、幸福を感じられるようになることでしょう。

 

自分を大切にすることで、幸せを引き寄せよう♡

自分を大切にすることは、自分自身の幸せや生きやすさだけでなく、周りの人を大切にすることにもつながります。

人間関係もいい意味でリセットされ、よりよい仲間にも恵まれるかもしれません。

ぜひ今からでも、自分を大切にするための行動を始めてみてくださいね！

 

Text_Kanato Suzaku