Interview / 2020.05.10
【倉悠貴×夏子】出会いはナンパ?pink coupleの妄想トーク♡
bisでおなじみの夏子と、SNSで募った「気になる男の子」で上位にあがった注目の若手俳優、倉悠貴さんが1組のカップルを演じます。
pink couple どんな関係!? 妄想トーク
――今回、映画のような撮影をお二人にお願いしながらも、こんなカップルという設定はありませんでした。このpink coupleの二人は、どういう関係だったのか?ここで妄想トークをしてください!と、その前に。この二人の間に流れている伴奏があるとしたら?
倉悠貴さん(以下、Y):なんだろう……、夏子さんは実際どういう音楽が好きなんですか?
夏子(以下、N):何でも聴くけど、あんまり知られていないタイプの曲が多いかも。今、この場でパッと言っても、みんな知らなくて”ああ”っていうリアクションになっちゃうような曲です(笑)。だから、倉くんお願いします(笑)。みんなが知ってる曲を(笑)。
Y:僕、”はっぴいえんど”の曲が最近好きなんですよ。〈風をあつめて〉 とか。
N:”はっぴいえんど”のMVってカッコいいですよね。
Y:よかった、夏子さん聴いていてくれて。ちょっと昔の音楽とかも聴いてそうだなって思ったんです。
N:古いもの好きなふしあるんで。
Y:僕も古いものが好きです。
N:じゃあ、このpink coupleの二人は、古着屋で出会う設定にしますか。倉くんが店員さんで。
Y:あっ、まさかの(笑)。僕、リアルに古着屋で働いてたんです、昔。高校生のときに。
N:すごい!じゃあ、洋服好きなんですね。
Y:ちょ、ちょっとかじる程度ですけど(笑)。
N:今、わたしはワンピースが好きなので……。
Y:僕がヴィンテージのワンピースをおすすめして。で、彼女が買ってくれて……。
N:袋を開けたら。
Y:ああっ……、ナンパ?
N:ダメだ(笑)。やっぱり、わたしが先に好きになるパターンのほうがいい気がします(笑)。カッコいい男の子がいるから、買わずに何回も通う、みたいな。
Y:なるほど。そしたら僕はそのとき、本を読んでいることにします。
N:「何読んでるんですか?」って聞いたら……。
Y:えっ。何にしよう……、じゃあ、村上春樹さんを読んでることにしますか。
N:すごい!(笑)わたし、今日リアルにカバンに村上春樹さんの本、入ってます(笑)。“世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド”が。
Y:ほんとですか?じゃあ、読んでるのはそれにしましょう(笑)。
N:好きな本が合うって素敵なこと。
Y:ですね。それで意気投合して……。
N:近くの喫茶店でお茶をすることになり。
Y:お茶して。次は、飲みに行って……、どうします?
N:さらに意気投合して……。
Y:意気投合して。で……(笑)。
――帰れなくなって。
Y:朝まで、ガードレールのところで話して(笑)。
N:話も尽きないし、離れられなくて。なんだか、朝が来た、みたいな?
Y:エモい感じだ。じつは彼、本を読みながら、彼女のことをずっと見てたのかもしれないですね、ちらちら。
N:両想いだったんです、じつは。彼は一見、何を考えてるかわからないけど、話してみると素直で可愛くて。彼女はそこが好きになって……。
Y:彼の場合は、普段大人っぽくて、そっけないけど、ときどき甘えてくる彼女に、ちょっとキュン、みたいな(笑)。
――そんなわけで、”はっぴいえんど”の〈風をあつめて〉に乗せて、2度目のpink coupleをご覧ください。
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倉悠貴(くら・ゆうき)
1999年12月19日、大阪府生まれ。雑誌のスナップに載ったのがきっかけでスカウトされる。デビュー後まもなく、ドラマや映画に 出演。2020年夏公開の池田エライザ初監督作『夏、至るころ』では主演を務めるな ど、今年ブレイクの予感大な若手実力派。