Interview / 2020.03.16
舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』世古口凌インタビュー♡ 役者を目指すきっかけは『ALWAYS 三丁目の夕日』
通称〝ヒプマイ〟と呼ばれ、社会現象を起こしている音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』。武力ではなく、言葉が力を持った世界を舞台に、ディビジョンと呼ばれるラップユニットに所属するキャラクターたちが領土をかけて繰り広げるラップバトルストーリーです。その舞台化第2弾が5月15日から上演。メインキャストの一人に抜擢された世古口凌さんって、どんな人!?
――注目作品への出演が決まり、これからが期待されています! そもそも、役者を目指したきっかけを教えてください。
「小学生のとき、テレビで『ALWAYS 三丁目の夕日』を観たことがきっかけです。作品を通じて、自分が生きたことがない昭和という時代の雰囲気を体験できることに感激しました。映画って、すごいなって。一気に惹かれていきました」
――結構、映画は観るほうですか?
「昨日も夜中の2時くらいまで『クリープ』というホラー映画を観ていました(笑)。あと、最近は、劇場で『屍人荘の殺人』を観ました。ホラーだけど、コメディ要素も多くて、すごく面白かったです」
――いちばん好きな作品は?
「やっぱり『ALWAYS 三丁目の夕日』ははずせないですね。それから、『僕たちは世界を変えることができない。 but we wanna build a school in cambodia.』も影響を受けた作品の一つ。原作はノンフィクションで、大学生4人がカンボジアに小学校を建てるまでの奮闘を描いた作品なのですが、カンボジアの戦争の歴史や現状を知ることができ、自分がふだん見ている世界って、なんて狭いんだろうと気づかせてくれました」
――今は、注目される作品に出演し、影響を与える側になったのでは?
「まだまだです。まずは、ちゃんと自分という人間を多くの方に知ってもらうことが目標ですね。その上で、僕は映像をきっかけにお仕事をいただけるようになったので、いずれ映画やドラマなど映像作品に出たいという思いがあります。作品を通じて、観る人がふだんは味わえない世界を届けられたらと。
目標は神木隆之介さんのような役者になりたいですね。一度お会いしたときに、すごくやさしくて、器の大きさに圧倒されたんです。役者としても、人間としても尊敬できる方。いつか、一緒にお仕事ができたらなと思っています」
舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-は5月15日から31日まで、品川プリンスホテル ステラボールにて上演。
世古口凌(せこぐち・りょう)
1996年11月5日生まれ 神奈川県出身。恋愛リアリティショー『私の年下王子さま』(AbemaTV)でデビュー。ミュージカル『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ~Night of Blossoming Stars~』などに出演。
Photo_Kosuke Matsuki