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Interview

Interview / 2020.03.03

イラストレーター・東 ちなつが語る、ピンクとグレーの関係性

可愛くてドリーミーで憧れる。そんな世界をつくり続けるクリエイターに今までのこと、これからのことをインタビュー。今回お話を伺ったのは、雑誌、広告、プロダクトデザインなど、各方面で活躍する東ちなつさん。チャーミングで多幸感溢れる女性の夢や喜びを表現する彼女に迫りました。

Q&A ♡

Q.好きな色は?
A.ピンク
ピンクをまとうと、気持ちが上向きになる。でも絵の具でいちばんなくなる色はグレーです。深みと奥行きが出るので絵には必ずグレーを入れていて。実はピンクとグレーって表裏一体なのかなって思っていて、そういう危うさにも惹かれます。

Q.ずっと好きなアーティストや人物は?
A.水森亜土さん、Leith Clark(元Lula Magazine編集長)、ソフィア・コッポラ
大学時代に亜土さんのお手伝いをしているときから今まで、私の中では大きな存在です。ご本人もチャーミング! 水森“小”亜土と呼ばれていたときは光栄でした(笑)。

Q.好きな場所は?
A.喫茶店
甘いものが好きなのと空間がすごく落ち着くので息子ともよく行きます。なくなってしまった中野「名曲喫茶クラシック」は名店でした。学芸大学「マッターホーン」、銀座「ウエスト」は特に好き。

Works Archives


いつもピンクを身につけるちなつさん。「身につけると無条件で気分が上がる大好きな色です」。


砂糖でつくった「NEW金花糖・NEW WAVE SUGAR」の立体作品達。本物の花のようにフラワーベースに挿してレイアウト。レースをかたどったものは、ブローチなどにして持ち歩いても。


ちなつさんが描く女の子達は、何を考えているのか知りたくなる、人を惹きつける表情を浮かべている。

CHINATSU HIGASHI

東 ちなつ・イラストレーター、砂糖細工作家。金沢市出身。ペインティング、ハンドクラフト、コラージュなど、平面と立体を使い、チャーミングで多幸感溢れる女性の夢や喜びを表現。雑誌、広告、プロダクトデザインなど、各方面で活躍。

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