Interview / 2019.11.26
写真好きな黒島結菜とカルチャーの関係。ハマっているのはキューバのノリ!
女優・黒島結菜さんにスペシャルインタビュー。好きな写真や、音楽について聞きました。
初めてのフジロックは?
――結菜さんのインスタを拝見していると、本当に写真が好きなんだなって感じるのですが、普段はどういう感じで写真を撮っているんですか?
最近、ひとりで旅行に行くことにハマってて、写真はそういうときに撮る事が増えてきました。でも、日常的なものだったらiPhoneでもすごく良く撮れるじゃないですか。最近はきれいだなって思うものをカメラよりiPhoneで撮ったりするので、あまり持ち歩かなくなっちゃって。
――カメラを?
はい。でも、旅行に行ったときは、景色がいつも見ているものとは違うんで、散歩しているときに目についたものを撮ったり、なるべく気になったものをカメラで撮るようにしているんですけど。やっぱりキレイな景色とか、そういうものが好きだなって思います。
――今、行きたいところはどこですか?
ポルトガルに行きたいです。あとは、スペイン。
――行ったことは?
ないです。ほかは、アメリカの大自然か、アイスランドに行きたいです。
――好きな写真家はいますか?
ウタ・バースっていうアメリカの女性の写真家。結構、抽象的な写真が多くて、“空間を撮る”っていうのをシリーズでやってる方で。チェロと自分との間を撮る、みたいな。だから彼女の撮った写真はボケボケなんです。それと、ファッションでいったら、サラムーンが好きです。
――音楽はどうですか? 最近好きなアーティストは?
私は、あんまりひとつのものにハマることがなくて、いろいろ聴く感じなので、どういうアーティストなのか詳しく知らずに聴いているのですが、Confidence Manっていうふたり組のアーティストの曲が好きです。どこの国の方々なのかも全然知らないんですけど(笑)。
―知らないアーティストや曲にはどこで出会うんですか?
それこそインスタで、好きなアーティストをフォローしてると、その人たちが聴いてる曲を共有してくれるんですよ。ストーリーズにあげたりとか。そこで見つけて、「自分が好きなアーティストが好きなんだから、面白いはず!」と思って聴いたりします。
――ライブには行かれないんですか?
今年、フジロックに初めて行きました! フェスに行ったことが無くて、ずっと行ってみたいなって思ってて。「ストレンジャー・シングス」っていうネットフリックスで配信しているドラマがあるんですが、それに出ている俳優の男の子がやっているバンド(カルプルニア)があって、彼らが来日するってなってたから「行きたい!」って思っていったのに、まさかの出演キャンセルになっちゃって、お目当てがいなくなっちゃったんですけど(笑)。でも、フジロックに行ってみたいって思ってたので、とても楽しかったです。どしゃぶりで大変だったんですけど。
――泊まったんですか?
テントに泊まりました。知らないアーティストでもみんな盛り上がってたりして、その中にいるだけで面白かったです。
――聴いてみて、良かったアーティストは?
ソウル・フラワー・ユニオンが良かったです。沖縄っぽい音楽を入れたりしている方たちで、楽しいノリとハッピーな感じで。そういえば、この間キューバにも行ったんですけど、キューバとか南米の音楽が結構好きで、そういう雰囲気のバンドも良かったです。
――キューバではライブは観ましたか?
観ました、すっごい良かったです(笑)。キューバあたりのノリノリな音楽が最近いいなって思って聴いています。
黒島結菜(くろしまゆいな)
1997年沖縄県生まれ。2012年のデビュー以降、数々の映画、ドラマに出演。NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、村田富江役を公演。ヒロインを務める映画『カツベン』(監督:周防正行)は、12月13日より公開。
Instagram:@yuinakuroshima_official
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