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Interview

Interview / 2025.12.31

timelesz 佐藤勝利の連載《bis homme》最終回!「自分の新しい一面をたくさん見せることができた」

5年続いた、佐藤勝利さんの連載「bis homme」も今回で最終回。全25回にわたって届けてきたビジュアルと言葉の記録を振り返りながら、bisの現場で感じてきたこと、連載を通して見つけた自分自身の変化、そして29歳を迎えた今の心境までを語ってもらった。

自分自身も救われた部分がありました

そして今日は、bis定期刊行ラストの撮影でもありました。創刊号から出させていただき、連載「bis homme」はこれまでに25回。連載を通して、自分の新しい一面をたくさん見せることができたと思います。ビジュアルだけでなく、言葉の部分も大切にしてもらえたことは、僕にとって本当にうれしい経験でした。

初回は、編集部の方から「好きなスタッフで撮影してみませんか?」と提案していただき、自分の希望するチームで撮影させてもらいました。2回目以降は編集部が選んだスタッフの方々と、bisの世界観にどっぷり浸かるような撮影を重ねてきました。カメラマンさんをはじめ、回ごとにスタッフの顔ぶれが少しずつ違う現場はあまり経験がなかったので、その点でも刺激的で、勉強になることが多くありました。

スタイリングも毎回新鮮でした。ガーリーで中性的なものから、少し攻めたものまで、普段あまり着ない個性的なファッションに挑戦できたのが楽しかったです。なかでもハーフパンツは本当によく穿きました。今日も1本ありましたし、たぶんどの回にも登場していたんじゃないかな。連載の振り返りでも毎回ハーフパンツの話をしていたそうで(笑)、僕も少し面白がって触れていたところがありますが、“bisといえばガーリー”と同じくらい、“bisといえばハーフパンツ”というイメージが自分のなかで定着していました。

毎号のテーマも斬新で面白かったのを憶えています。ここまでひとつのトピックを深く丁寧に掘り下げてインタビューしてもらえる機会もあまりないので、その都度テーマと向き合いながら自分なりに答えを出して話せたことが楽しかったですし、「今、自分はこういうことを思っているんだな」と考えを整理するきっかけにもなりました。なかには「Feminine(フェミニン)」というテーマもありましたね。ジェンダーレスが浸透してきた今だからこそ話せるテーマで、聞く側にも覚悟が必要だったと思います。でも僕は、それを難しく考えすぎず、もっと身近に捉えることが大事だと感じていたので、自分の言葉で話す機会をもらえたことはよかったなと思いました。

こうして自分の言葉で伝えることで、自分自身も救われた部分がありました。ファンの方から見ても、僕がここまで自分のことを話す機会はこれまでになかったと思うので、きっと新鮮に感じてもらえていたんじゃないかなと思います。編集部に手紙などを届けてくださった方もいたと聞きました。この連載を楽しんでいてもらえたなら、僕としても本当にうれしいです。ここまで支えてくださった、応援してくださったみなさんに心から感謝しています。長い間お世話になり、本当にありがとうございました。

顔に人間性や生き方が出ているような人でありたい

ちなみに、今年の夏号に(橋本)将生、(猪俣)周杜、しの(篠塚大輝)が出ているのも見ました。みんな、しっかりbisの世界観に染まっていましたね。僕についてもいろいろ話してくれたみたいで、将生が「イジり甲斐のある人」と言っていたことに関しては、その自覚があるならよかったと思いました(笑)。また、僕がいると「場が和む」って言ってもらえたのは、素直にうれしかったです。やっぱり、昔からグループ活動のなかで意識してきた部分ではあったので。タイプロ(『timeelesz profect』)で初めて僕を見た方のなかには、少し怖い印象を持った方もいるかもしれません。確かに、どちらかというと、周りを緊張させるタイプではあると思うんです。でも、嫌な緊張感はグループにとってあまりプラスにならないので。普段は柔らかくいることを心がけつつ、大事な場面ではみんなを引き締める。そのバランスをこれからも大事にしていきたいです。

10月30日に、29歳になりました。ラスト20代です。20代のうちにやっておきたいことのひとつとして、時計を買うのもいいかな、となんとなく考えています。今まであまり時計をつけるタイプではなかったですし、買ったこともないんですが、そろそろ大人としてちゃんとしたものを1本持っていてもいいのかなと。目をつけているものもあるので、もしどこかで腕にしていたら「あ、買ったんだな」と思ってください。

その後の30代をどう過ごしたいかについては、特別なことはあまり考えていません。ただ、40代になったときに、顔に人間性や生き方が出ているような人でありたいなとは思うので、30代も今まで通り、充実した時間を過ごせたらいいなと思います。

表紙をプレイバック

こうして並べてみると、雰囲気がぜんぜん違っていて面白いですね。初回の写真(1枚目)は、光の感じが好きでした。2回目(2枚目)の表紙はフィルム撮影がメインで、「一瞬は永遠のときめき」というタイトル通り、なにげない一瞬を切り取った感じが素敵でした。

Interview_Yuri Tokoro