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Interview

Interview / 2024.05.04

長濱ねるが旅をする理由。昨年訪れたのは11カ国!「移動すること自体が好き」

俳優だけでなく執筆活動やMCなど多方面で存在感を放っている長濱ねるちゃんが登場。今号のテーマ「Journey」にちなみ、旅好きとしても知られる彼女の旅への思いを語る。

長濱ねるちゃんが話す旅の思い出

ドレス¥31,900/キュリオズ 上に着たドレス¥165,000/カナコ タムラ その他/スタイリスト私物

昨年は1年で11カ国もの国を訪れたとか……。

はい、3日休みがあると「あっ、海外行けちゃうかも!」とひとりでサッと旅立っちゃいます。ただ1度、飛行機が止まってしまい「もしかして帰れない?」と焦ったことはありました。昨年は北欧3カ国とロンドン、パリ、ウィーン、バルセロナ、ローマなどにも行きましたし、マカオや香港など近場にも行きました。あとスイスにも行ったのですが、ちょうど雨季で雨が降っていて。晴れやかな絶景は見られなかったので、またリベンジしたいです。年末は日帰りで韓国に行きました。13時に着いて19時には空港に戻ったので、6時間くらいの滞在でしたが、コスメを買ったり、街をぶらぶらして気分転換になりました。

旅に出るときには、目的を持って行きますか?

多分移動すること自体が好きなんだと思います。観光も好きですがオーストラリアのメルボルンに行ったときは、ほぼホテルで過ごしていました。夜、ひとりで出歩くのも怖いので、ホテルの1階にあるカフェのクロワッサンやコンビニご飯を買って食べました。異国にいるという感覚が好きなんだなと思います。

異国の空港に降り立った段階で、気持ちも切り替わりますもんね。

そうなんです。以前は空港のグランドスタッフの仕事をしてみたいと思っていたくらい、空港も大好きです。

旅好きになるきっかけを作った五島列島での体験

ドレス¥242,000、アームカバー¥85,800/ともにタナカダイスケ 上に重ねたバッスル¥49,500/キュリオズ 中に着たトップス¥22,000/ジェニーファックス その他/スタイリスト私物

4度目のカバーに登場です。今号のテーマ「Journey」にちなみ、“時を旅する”ヴィンテージファッションを着ていただきました。撮影の感想を聞かせてください。

イギリスの貴族に憧れがあり、ヴィンテージドレスの図鑑やロバート・アダムという18世紀の建築家の図鑑などを集めています。この時代の衣装や建築、世界観が大好きです。コルセットのあるヴィンテージドレスのようなめったに着ることができない衣装を着れて、本当に楽しかったです。キラキラの星モチーフのヘッドピースも可愛かったですし、黒のロングドレスはパーティなどお呼ばれしたときに着られそうです。ベージュのロングドレスは1910年製のコルセットだとお聞きして、テンションも上がりました。普段着ではなかなか挑戦できないのでうれしかったです。

普段着ている服にも取り入れられそうですか?

普段はカジュアルな服が多いのですが、リボンやフリル、チュールなどガーリーなものをアクセントに使っている服は好きです。いつかゴスロリ系のファッションにもチャレンジしてみたいです。

今気になっているアイテムはありますか?

最近メガネが好きで集めています。春っぽいメガネが欲しいです。シルバーの細めフレーム、軽いディテールのメガネが気になっています。あと、靴も。ローファーはいくつか持っているのですが、大好きなのでもう一足欲しいなぁと思っています。

「Journey」という言葉のイメージを教えてください。

観光地を巡る“トラベル”とは違い、“ジャーニー”という言葉はその土地の文化なども学ぶイメージがあります。非日常の場所に行って特別な目的は持たずに歩きながら街のお花屋さんにふらっと入ったりする感じ。行き当たりばったりの旅が好きなので、自分にぴったりなテーマですごくうれしいです。

ねるさんといえば旅好き。好きになったきっかけや原体験はありますか?

私は長崎県生まれ。3歳から7歳まで五島列島で過ごし、実家は留学生を受け入れるなど、割と海外との繋がりが深い環境でした。社会と関わって働くようになり、やっと自分で海外に行けるようになりました。

今までどのような国を巡りましたか?

主にアジアやアメリカ、ヨーロッパが多いです。それ以外は全然行けていなくて、今はブラジルなどの南米やウズベキスタン、スリランカにも興味があります。

忘れられない景色や絶品だった食べ物など、印象的な旅先は?

アイスランドです。自分が好きな音楽や映画、風景などを調べてみたら実はアイスランドだったということが多くて。昨年やっと念願叶って行くことができました。数年前からずっと行きたかったので、テンションも上がりました。初めて海外で運転にもチャレンジしたのですが、左ハンドル、右側通行! 日本と逆だったのは本当に怖かったです(笑)。超安全運転で、海外初運転も無事にクリアしました!

長濱ねる

1998年生まれ。長崎県出身。幼少期、五島列島で育つ。読書家で知られ、エッセイをまとめた書籍『たゆたう』が発売中。『離島で発見!ラストファミリー』(NHK総合)のMCレギュラー出演をはじめ、J-WAVE『NTT Group BIBLIOTHECA ~THE WEEKEND LIBRARY〜』ナビゲーター、NHK・SDGsキャンペーン『未来へ17アクション』PR大使、東京2025デフリンピック応援アンバサダーを務める。’23年7月ドラマ『ウソ婚』(カンテレ)ではヒロインを演じ、’24年1月ドラマ『院内警察』(フジテレビ)に出演など多岐にわたり活躍中。

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Photography_Wakaba Noda(TRON) Styling_Nao Koyabu Hair & Makeup_Nozomi Kawashima(io) Interview_Akiko Takada Text & Edit_Megumi Shimbo