Interview / 2023.06.20
上國料萌衣、理想のアイドル像は「松浦亜弥さん」アンジュルムの目標を語る
6月1日(木)発売、bis 7月号は「Genuine/純粋」がテーマの一冊。レギュラーモデル、アンジュルムの“かみこ”こと上國料萌衣ちゃんが登場している『夏のリップメイク特集』はもうチェックしましたか? bisではモデルとしておなじみのかみこ。多数のファッション誌やテレビでも大活躍ですが、アイドル論を聞いてみました♡ グループを卒業するリーダー、竹内朱莉さんへの思いも必見です!
かみこが目指す、理想のアイドル像
――今号のテーマ「Genuine/純粋」は、純正、本物という意味もあります。目指している理想のアイドル像はありますか?
松浦亜弥さんのように、会場全体を支配してるような、パフォーマンスもMCも飽きさせないアイドルになりたいです! YouTubeや、ライブのDVDで松浦さんをよく見てます。実力派で可愛いしかっこいいし、トークもおもしろい。アイドル時代の松浦さんもその後の生き方も、本物のレジェンドだなって思います。
――松浦亜弥さんのデビュー当時は、まだ1〜2歳ですよね
そうなんです。なので、みんなが“あやや”を知っていて大好きだった、その当時を知らないのが悔しいです。松浦さんのライブを生で見るのが夢です! パフォーマンスもMCも見てみたい。
――“クリスタルボイス”と称される歌声、パフォーマンスが魅力ですが、意識していることはありますか?
歌を伝えることを大事にしています。スマイレージの楽曲だと、ティーンの恋愛模様の歌詞が多くて、自分とあてはまらないから正直わからないことが多いんです。でも自分なりに考えて、誰かに届けばいいなって気持ちで歌っています。アンジュルムの曲は、メッセージ性が強くて壮大な規模の愛や希望だったり……あとは自分と葛藤している歌詞が特徴かなと思います。
――ファッション誌でのモデル活動もめまぐるしいですが、女性のファンにとってどんな存在でありたいですか?
元気の源! 加入したてのときは、“かみちゃん”とラフにコミュニケーションとってくれるファンの方が多かったんですが、最近は“上國料さん”って呼ばれることが多くなってきました。憧れられる存在になりたい、とかはまったく思ってなく、ファンの方とは楽しくおしゃべりできる関係でいたいです。個別握手会でメイクのこととか共有できるのはうれしいです。「今日のアイシャドウどこのなんですか!」とか「最近のおすすめは?」とか。女性に限らず、最近は男性も美容好きな方が増えてる印象でスキンケアやネイルのことを話せるのも楽しいなと思ってます。
グループを卒業する、竹内朱莉さんへの思い
――アンジュルムと他のアイドルグループの違いはなんだと思いますか?
まとまりながら暴れているところです。グループ外に出ると静かになるタイプが多いと思っていて(笑)、でもメンバーでいるときはみんながみんな暴れまくっている。ライブでも、楽屋でも。なんか、アンジュって可愛くないなって思います(笑)。
――グループにいると強くなれる感じがする?
しますね。自分ひとりより、アンジュ全員で一緒にいたほうが自分らしくいられるような。安心するし、楽しいしホームですね。でも、メンバーそれぞれが自分自身と葛藤している部分があったりもします。先輩も、後輩も、本当にみんなでよかったなと思います。
――グループのリーダー、竹内朱莉さんの卒業を控えています。今、どんな気持ちですか?
実感はまだ湧きません。竹内さんがいつも通り過ごしているので、私達もきっと卒業の日になるまで実感しないのかもしれないです。リーダーの卒業はとても怖いですけど、なんとかなるって思いもあります。自分にとって初めてのリーダーの卒業が和田彩花さんだったんですけど、そのときは不安が大きかったです。けど、今最高なグループになれてますし、どうにかなる!って。橋迫鈴ちゃんから下の後輩達は初めてのリーダーの卒業に不安を感じている気がするので、自分を含め先輩メンバーは堂々としていたいなと思います。
――リーダー卒業後は佐々木莉佳子さんに次いで、上から2番目の先輩になりますね
ずっと思っているのが、早く先輩らしくならなきゃってことです。でも、先輩らしくなることで後輩との距離感を遠くしたくないというか……グループ内で上下関係を作りたくないという思いもあるので、その葛藤はあります。先輩らしくなるべきなのか、後輩と一緒に成長していくのか、迷っていてまだまだ答えが出ないです。
アンジュルムでの目標は?
――先輩からもらったアドバイスはありますか?
先輩達は、立場が変われば自然と変わるって言ってました。だから、自分もそうなのかなって。そういう意味では楽しみだし、そのときに委ねようかなと思ってます。
――後輩の育成・向き合い方のコツはありますか?
特にはなくて……ただ、いいと思ったことはそのときに伝えるようにしています! 後輩達、本当にみんなかっこいいんです。あまり自分は引っ張っていくタイプではないので、なんなら後輩もタメ口で、雑に扱ってもらいたいくらいです(笑)。
――竹内朱莉さんの卒業後のことについて、佐々木莉佳子さんと話したりしますか?
全然話してないかも。佐々木さんと私はグループ内で年齢も上のほうなので、まだ予定はないですがいつかはやってくる、自分達が卒業した後のことを考えちゃいます。竹内さんの卒業後よりももっと先のことを考えて、後輩達にどういうことをしてあげたらいいのかっていうほうが会話でテーマになることが多いです。でも、みんな強いので不安はないです!
――歴史あるグループをどのように受け継いでいきたいですか?
後輩達は竹内さんを見て育っているので、“竹内イズム”が根付いているし、それをなくしたくないです。その竹内さんや私は和田さんを見て育っていて……そうやって先輩達が築いてきた土台を引き継ぎながら、どんどん大きく成長させたいです。
――グループとしての目標を教えてください
卒コンでなくても大きな会場でライブをするのがひとつの目標です。アンジュルムの全員が個々の魅力を自由に表現できる環境でありたいし、後輩達とどんどん新しい時代を作っていきたいです!
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