Interview / 2022.07.07
デビュー11年目! 女優・山本舞香ちゃんが心境や家族とのプライベートを語る♡
bis7月号の表紙&巻頭で“Y2K”ファッションを披露してくれた、女優・山本舞香ちゃんにインタビュー。上京した当時の思い出と今の心境、家族とのエピソードなど、たっぷりと語ります。
山本舞香ちゃんにインタビュー♡
――表紙は1年と4カ月ぶりでしたね。今日の撮影はいかがでしたか?
前号にも出演させてもらったのですが、ちょっと派手めな衣装が多かったので、今日はシンプルめで私服でも着たいって思いました! デニムパンツがすごく可愛くてお気に入りです。2000年代のトレンドがまた流行っているって勉強もできたし、私服に取り入れたいものがたくさんありました。すべてのコーディネイトで着けていたMのイニシャルネックレスをいただいちゃいました。
――お気に入りのルックは?
結構全部好きです! 特に白いシャツとベルボトムのルックですかね。シンプルだけど、ちょっとお腹とか肌見せがある感じで。こういう組み合わせは流行るんじゃないかなって思いました。本当に全部可愛かったです。
――最近買った、お気に入りのアイテムはありますか?
最近はセリーヌにハマっています。夏に向けて、インナーをたくさん買いましたね。見せブラとか見せパンとか……肌見せのコーディネイトのときに必要じゃないですか。いろんなスタイリストさんにどこのブランドが可愛いかリサーチして買っています。それこそ、スタイリストさんが用意した衣装を気に入ってそのまま買い取ったりもします。
――今号のテーマが「City Girl」。シティガールは、都会の雰囲気になじんでいて流行に敏感な女の子っていう意味ですが、印象はどうでしょうか?
私がシティガールっていうテーマで撮影できるようになったんだって思いました。田舎から出てきているので。流行なんて、もちろん服も興味がなかったですし。上京したころは、黒が好きだったので真っ黒なファッションしかしてなかったです。「黒を着ておけばおしゃれに見えるでょ」っていう感覚だったので、あんまりおしゃれに興味はなかったです。スキニーパンツに黒いTシャツ、そしてレザーのアイテムの組み合わせをよ
くしていました。でも、この仕事をするようになって服がだんだん好きになりました。最近は、色物を着ることも増えました。マネージャーや周りの人にも真っ黒の服じゃなくなったよね」って言われます。
――住む前と後で東京の印象は変わりましたか?
未知の世界という印象から、住むようになっていろいろ経験したので東京に染まりましたね(笑)。東京は嫌いじゃないです。
――東京の好きな街や住んでみたい街はありますか?
表参道が好きで、ショッピングによく行きます。住んでみたい街はもう住みました! 何度か引っ越してるので。荷物が多くて大変なんですが……(笑)。大きいトラック数台を使って大移動しています。
――大変そうです。鳥取から引っ越してくるときはどんな気持ちでしたか?
家族と離れるのは寂しかったです。引っ越すのもめちゃくちゃ嫌だったし、帰りたいなと思っていました。あっという間に10年経ったので、自分でもびっくりしています。
デビュー11年目! 変わったことは?
――今年はデビュー11年目に突入ですね。デビュー時から大きく変わったことはありますか?
思ったらすぐ行動したり、言うようになりました。当時は「大人って敵ばっかり」って思っていて。でも、敵だと思っていた人達は私を変えるために、守るためにいろいろやってくれていると気がつきました。それがわからず、反発していましたね。この歳になってやっと自分でいろいろ選択していけるようになりました。自分のいいところをどう出せるかを考えてたり、マネージャーに相談したり。自分の性格をわかってくれる人と仕事できたらいいかなって今は考えています。この10年間、芝居で演じる役とは100%本気で向き合ってきました。芝居じゃない現場は、自分で考えて選択して自然体で仕事したいと思っています。
――マネージャーさんとの関係がすごくよさそうですね。
すごいいいですよ! 10年間の中で、人と人だから合わないっていうのもありましたが、マネージャーとは一日一緒にいるから、そこは特にいい関係でいたいですよね。今のチームは、ガチッとハマっていて。みんなでがんばっていこうっていう今の関係性が私を救ってくれています。こういう雑誌の仕事もタイミングや媒体など、ちゃんと理解して組んでくれているなと感じます。このチームに支えられているので、仕事により集中できているとすごく思います。
――舞香さんは家族とも仲がいいですよね。最近の印象的なエピソードはありますか?
兄にまた子どもができて、双子なんです。安定期に入って双子っていうことを兄が親に発表するときに、私は東京にいたのでビデオ電話で繋げてもらって、みんなでお祝いしました。
――小さいころから兄弟は仲がいいんですか?
いや、昔はめちゃくちゃけんかしていました。兄は年が結構離れているので、そんなにけんかはしなかったんですけど、弟とは毎日殴り合いのけんかをしていました。でも今は仲がいいです。みんな落ち着きました(笑)。
――地元にはよく帰っていますか?
コロナの様子を見ながら、帰れるときは帰っています。夏休みがとれるのであれば、地元にジェットスキーと船の免許を取りにいきたいですね。小さいときは、毎週末、海でジェットスキーをしてバーベキューをしていたんです。子どもができたときにジェットスキーとかで遊んだら楽しいなって思っていたのでチャレンジしたいですね。
あわせて読む
Photo_Wakaba Noda(TRON) Styling_Yuka Sakakibara Hair&Make-up_Nozomi Kawashima(io) Text&Edit_Megumi Shimbo