Interview / 2022.01.27
Sexy Zone 佐藤勝利、もしも生まれ変わったら? エココンシャスな考え方も語る
Sexy Zoneの佐藤勝利をbis視点で描写する連載“bis homme”。第8回は、「Reborn/再生」がテーマ。意識せずに身に付いた、エココンシャスな考え方を語る。
“自分の人生"というゲームを楽しんでいる
Rebornは生まれ変わるっていう意味もありますけど、僕は生まれ変わりたいとは思いません。今が充実しているからではなく、”自分の人生"というゲームを楽しんでいるからかな。自分で積み重ねたものを信じたいし、そこには嘘がないですよね。生まれ変わってしまったら、今までがんばってきたことも消えてしまって、虚しく感じるんじゃないかと思います。でも犬になってチャイと会話はしたいですね(笑)。今どう思っているかを聞きたいです。ご飯について、環境についてとか、確認事項がいろいろあります。
地球に優しい行動や考え方が身についたわけ
今回(bis1月号の)撮影で着た衣装は、サステナブルなブランドでした。ファッションやビューティ業界がその分野では先導している感じですよね。ムーブメントを起こすことはとても素敵なことだと思います。
自分自身も、食材からバスソルトまでオーガニックなものを選んでいたり、サステナブルな洋服も何着か持っています。でも僕は、「環境や体にいい」ということをあまり意識せずに選んでいます。両親がとても熱心にエコを実践していたので、ゴミの分別なども昔からきっちりやっていました。小さいころは分別って大変だな、でも怒られないようにしなきゃ、という気持ちからやっていたんですけど、大人になったらもうそれが自然なことになっていて。今ではエコ生活が楽しくも思えるし、ちゃんとやらないと罪悪感が生まれるというか、気持ち悪く思えるくらいなんです。親の教育の勝利です。親に怒られちゃうっていう思いがまだ根底にあるのかもしれませんね(笑)。身について自然にやっていることが、地球にいいとか、環境にいいとか、全部プラスになることだからとてもよかった。大人になってから意識してやるのは大変なこと。無理せずにできることからやっていけばいいと思うし、「環境のことを考えなきゃ」と気づくことが大事なんだと思います。でも、もっともっと社会的レベルで大きな動きをしないと、なかなか変わっていけない気もします。いつか、サステナブルな活動をサポートできるようなことをして、もっと地球を救えたらいいな、なんて思ったりもします。
サステナブルな活動には、動物愛護も含まれますよね。緊急事態宣言で人と会えなくて寂しくなってペットを飼ったけど、一定期間でもう必要なくなったから手放しちゃう。そんな人がいるなんて、信じられないことです。もう怒りを通り越してあきれてしまいます。犬猫殺傷処分もゼロになってほしいです。
Interview_Izumi Takeshima