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Interview

Interview / 2021.11.22

ギャップに目が離せない♡ King & Prince 髙橋海人さんの新たな素顔をキャッチ

King & Princeでの活躍はもちろん多方面で活躍するアーティな存在、髙橋海人が3年ぶりにbisに登場。天性の弟キャラに潜む、底が知れないポテンシャル。日に日に変わるギャップに目が離せない彼の新たな素顔をキャッチ。

料理でストレス発散して、「ドラえもん」で涙して、猫に癒やされる日常

今号のbisのテーマは「ときめき」なんですよね。僕がときめくことといったら料理ですね。今までも好きでやっていたんですけど、最近「ヒルナンデス!」などテレビを見ていて、おいしそうだなと思ったものを作ります。楽しくて簡単にできるレシピを選んでいますね。この前はビビン麺を作ったのですが、おいしかったです。あとは、たまに実家の味が恋しくなるので母親に「あの料理のレシピ送って」とお願いしてメールを送ってもらって、それを見ながら作ります。この間作ったベーコンと豚肉の炒め物はなかなかうまくできました。料理を作っている時間はストレス発散にもなるし、楽しくていいですね。
心が動かされるものといえば「ドラえもん」の映画です。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、ストーリーものび太が恐竜の赤ちゃんとの出会いによって成長していく姿が素敵だし、主題歌も僕の好きなMr.Childrenさんなので、曲が流れてきた瞬間から泣けました。とても深い内容で観終わったあと、素直な気持ちになれて、僕もいろいろと考えてみよう! と思えました。
あとは、実家の猫がとうとう12匹になりました! 父親が保護してきちゃってどんどん増えています。でも、猫って可愛いですよね。一緒にいるだけでめちゃくちゃ癒やされます。

男の嗜みみたいなものは、紫耀がすべて教えてくれています

ファッションは相変わらず流行とかを追うのではなく、自分に合うもの、自分が着たいと思ったものを選んでいますが、最近は変わった服を着るのが好きになりました。今日穿いているパンツ、アイロンをかけ忘れたわけではなく、シワ加工なんです。でも、それが気に入って「あ、買おう」ってなったんです。そういう普通なものとは少し毛色が違ったものとか、変わった形のものを見ると買いたくなっちゃうんですよね。
アクセサリーはメンバーからもらったものばかり。時計、指輪、ブレスレットと僕の両腕にはみんながいらなくなったものが集まっているんです(笑)。(平野)紫耀は特に僕に甘くて、いろいろとくれますね。最近、ライブ中にピアスをなくしてしまったので、紫耀にピアスをおねだり中です。もう少しでもらえるかもしれません(笑)。
僕は姉しかいないので、ずっとお兄ちゃんが欲しいと思っていました。ジャニーズ事務所に入って、やっと本当のお兄ちゃんみたいな人ができて、うれしかったです。今や、僕の趣味は全部と言っていいほど紫耀の影響を受けたものばかりです。時計や車など、男の嗜みみたいなものは紫耀からいろいろと教えてもらいました。車は紫耀からいろいろ聞いていたら、クラシックなものに魅力を感じるようになりました。オリジナリティあふれるデザインがめちゃくちゃかっこいい。何より人と被らないことがいいですね。

人生初の衝撃! 小説にハマっています

今までは小説をあまり読まなかったのですが、尾崎世界観さんの小説『母影』を読んでおもしろかったので、読むようになりました。元々、尾崎さんの書く詩が好きで、クリープハイプさんの歌をよく聴いていて、尾崎さんとも仲よくさせてもらっていました。小説を読んだら、文章も好きだなと思ったし、すごい才能を持った方だなと思いましたね。少女の視点で描かれている物語ですが、すべての表現がめちゃくちゃ丁寧で、描写が細かくて、頭がずっと殴られているように思うくらい衝撃的なものでした。ずっとジャブを受けている感じでしたが、その感覚が心地よかったですね。尾崎さんって、そんなところまで見てるの? 生活の中で一体何を見てるんだろうと考えてしまうくらい、たとえや比喩表現みたいなものが秀逸なんですよね。ストーリーもおもしろくて、すごく引きこまれてしまいました。僕ってこんなに小説が読める人だったんだっていうのも発見でした。尾崎さんの作品くらいしかまだ読んでいないのですが、本は読んでおいたほうが絶対いいんだろうなと思うので、これからも読んでいきたいです。

髙橋海人
1999年4月3日生まれ、神奈川県出身。’18年5月、King & Princeとしてデビュー。今年4月期のドラマ「ドラゴン桜」では瀬戸輝役を好演。現在、漫画家としても活躍中。8枚目となるシングル「恋降る月夜に君想ふ」が10月6日にリリースされる。

Interview_Izumi Takeshima