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Interview

Interview / 2021.07.28

日本一のコスプレイヤーえなこが考える今後の展望。「プロデュース業やアニソンも」

日本一のコスプレイヤーとして君臨し、今やインフルエンサー的立ち位置も確立しつつある、えなこ。彼女が語る、お仕事の話と今後の展望をチェックして!

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『情熱大陸』出演で注目度アップ。変化したことは?

――コスプレイヤーとしてのえなこさんについてお聞きしたいです。コスプレをするときには、自分でメークをしたり、衣装をオーダーしたりしているんですか?
そうです。カラコンも青色だけで20種類以上持っています。薄い青、濃い青、発色がいい、悪いなどで使い分けています。事務所の倉庫部屋には120個以上ウィッグが保管されていますし、衣装も1〜150くらいまで番号を振って、管理しているんですよ。

――昨年12月には『情熱大陸』に出演し、グラビアの仕事も多く、知名度が上がってきたえなこさん。ファンも増えてきているのでは? 

今までのファン層は、コスプレ写真を撮影する男性のカメコさんが圧倒的に多かったんですが、この1年くらいで男女問わず、ゲームもせずアニメも見ない一般層の方も増えてきました。知名度が上がったという実感はそこまでないんですが、変わってきたなとは思います。
ただ、普段あまり外に出ないので、道で声をかけられることもないですし、コスプレのイメージが強くて、気づかれないみたい(笑)。女の子のファンも少しずつ増えてきて、うれしいです。SNSで「えなこちゃんみたいになりたい」っていうコメントを見て、「本当に私なんかに憧れていいの?」とも思うけど、ありがたいですね。「使っている化粧品やメイク方法を知りたい」という声も多いので、そうした要望にも応えていきたいし、いつか女性限定イベントとかもできたらいいな。

今後やってみたいことや表現したいこと

――4月にはYouTube「えなこちゃんねる」を開設したばかり。

撮影・編集はすべて自分でやることにして、わからないことはその都度調べながらやっています。でも、わからないことをどう検索したらいいのかすらわからない場合も多くて、落ち込んだり、作業が停滞したり……。とにかく、新しいことを始める難しさにあらためて気づかされました。得意な人にお願いしたほうが早くて質のいいものができるかもしれないけど、自分が表現したいことや伝えたいことを自分の目で見て選んで発信したいので、引き続き自分でやっていこうと思います。

――最後に、えなこさんの今後の展望を教えてください

もちろんコスプレイヤーとして表に出る仕事も引き続きがんばりたいし、コスメやカラコンなどのプロデュース業もやってみたいですね。昨年は個人名義初のミニアルバム「ドレス・レ・コード」を出させていただきましたが、ゆくゆくはアニソンも担当したいな。

 

Photo_Shiori Ikeno Styling_Mizuna Ohashi Hair&Make-up_Mizuki Masuda(GiGGLE) Text_Akiko Takada Edit_Yuta Tsutsui