bis

bis

Interview

Interview / 2021.05.22

BiSH連載第4回|まるでタイムトリップ。リンリンと昭和レトロな純喫茶へ

メンバーひとりずつを、パーソナルに沿ったテーマとファッションで撮影する“楽器を持たないパンクバンド”ことBiSHの連載。第4回は、純喫茶好きなリンリンを上野にある昭和レトロな雰囲気を醸す純喫茶で撮影しました。

リンリン×純喫茶

コート¥19,800/オトエ ワンピース¥8,990/プレイバック下北沢店 シューズ/スタイリスト私物

純喫茶にいると、時間と一心同体になれる

──今回は、昭和の面影を残すレトロな純喫茶で撮影しました。

こういう雰囲気、好きなんですよ。東京に来てから、どこかの街に行くと、純喫茶を探してフラッと入るようになりました。純喫茶って、お店の人のこだわりが見えるし、そのこだわりをずっと貫き通しているのがカッコいい。落ち着くし、ずっといたくなるし、古いからこそきれいだなって思う。「純喫茶丘」は、地下にあるのもいいですね。ワクワクしました。お店に入ると、別の時代の世界にタイムスリップしたような気持ちにさせてくれて。ソファの座り心地もめちゃめちゃよくて、理想の純喫茶です。

──オーダーしたのは、ナポリタンとメロンソーダでした。

ナポリタン、めっちゃおいしかった! メロンソーダは、氷が溶けて色がグラデーションになっていくのを見ているのも好きなんです。ケータイもいじらずに、ずっと見ていられます。

──ほかの場所では感じられない時間の流れ方が好きなんですかね?

そうですね。普段、時間は勝手にまわってしまうけど、純喫茶にいると自分に合わせて時間がゆっくり流れて、時間と一心同体になれるっていうか。

──衣装とヘアメイクも雰囲気にバッチリ合っていましたね。

いつもよりガーリーだけどカッコよくもしてくださって、自分っぽさも出せたので楽しかったです。最近は花柄のスカートもたまにはくし、髪型はけっこう女の子っぽいけど、前髪は上げて私らしさを出してくださって。

──ファッション的には、ガーリーよりもカッコいい系がもともと好き?

BiSHに入る前は、フリフリのピンクまみれの服が好きでした。でも、BiSHに入ってからはカッコいい女の人になりたいと思いはじめて、ピンクを着るにしても、可愛くじゃなくてカッコよく着られる女性になろうって。そんなふうに、見せたい自分がだんだん変わってきました。

純喫茶 丘
東京都台東区上野6-5-3 尾中ビルB1-2F/tel.03-3835-4401

 

●リンリン 

3月9日生まれ。静岡県出身。BiSHの「無口」担当。独自の感性・センスが光る、グループ随一のファッショニスタ。
公式Twitter:@liNGliNG_BiSH
公式Instagram:@lingling_lingling_bish

 

●BiSH

2015年3月に結成。5月14日(金)KT Zepp Yokohamaを皮切りに、BiSH初となる対バンツアー「BiSH’S 5G are MAKiNG LOVE TOUR」を、12組のゲストを迎えてリベンジ開催。
公式Twitter:@BiSHidol
公式HP:https://www.bish.tokyo/

 

▶︎▶︎▶︎ 今までのBiSH連載はこちらから!

 

Photo_Shiori Ikeno Styling_Yu-ya Hair & Make-up_Mutsuki Text_Kazunori Okubo Edit_Yuta Tsutsui