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Interview

Interview / 2021.04.22

【Sexy Zone 佐藤勝利】ついがんばりすぎてしまう女性へ「自分らしくなれる時間を作ってほしい」

SexyZoneの佐藤勝利をbis視点で描写する連載“bishomme”。第4回は「Girl/女の子」をテーマにファイティングガール達へメッセージ。誰も彼もが弱いままでも、ありのままでも生きていける世界を願って。

女性が活躍する姿を見て思うこと

bis編集部に「連載が素敵でした」とか「あの表情がよかったです」とハガキに書いて送ってくれるのも女性が圧倒的に多いと聞きました。精密なイラストを描いてくれる方もいたりして、本当に筆まめだし、純粋にうれしいです。僕は、あまり手紙を書かないので……なんで書かないんだろう? 何かあるのかな、きっと何かあるんでしょうね(笑)。

数年前、地球温暖化の危機を世界に訴えた10代の女性がいましたね。声をあげるだけでも大変なのに、スウェーデン人の彼女は一生懸命英語を勉強して、スピーチに挑んでいました。その健気な姿に感動しましたし、その熱意が世界の意識を動かしましたよね。海外でも多くの女性の方々が素敵な活躍をされています。

逃げ道やホッとする時間を

女性だけではないですが、誰でも逃げ道というか、心の抜きどころ、ホッとする時間が作れないとしんどくなってしまうと思うんです。僕の姉も結構バリバリ働いていましたが、ストレスが溜まったりすることもあったんだと思います。働いているうちに大変さに慣れていくのかもしれないですけど、耐えちゃう、というかがんばりすぎる気がするんですよね。でも、どんな状況、環境にいても、いっぱいいっぱいになる必要はないし、自分らしくなれる時間を作ってほしいと思いますね。

僕はSexyZoneとしてデビューできたこと、紅白に出場できたこと、帝劇の舞台に立てたこと……いくつか夢が叶えられていますが、なかでも主演映画をやらせてもらったことがうれしかったです。演じることが好きですし、この前出演したドラマ「でっけぇ風呂場で待ってます」の梅(梅ヶ丘龍大)役もとても楽しかったので、またああいう面白い作品にも出たいな、と思っています。

意外かもしれないですけど、少女漫画が原作のものとか、王道のラブストーリーみたいな作品にはまだ出たことがないんです。変化球みたいな役が多くて(苦笑)。胸キュンストーリーとかをやってみたいです。

がんばったぶん自分らしく、自分のペースで

SexyZoneとして追いかけている夢はやっぱり、東京ドーム。デビュー1年目から言っていますが、なんなら国立競技場でもコンサートをしたいです。ちょっとビッグマウスですが(笑)。

プライベートでは海外に行きたいと思っています。ただ楽しみに行くのではなくて、日常とは違う世界を見たりして、自分のやりたいことや、やるべきことなどに影響を与えてくれるような新しいエッセンスを探したいし、身につけたい、と思っているんです。国内でもいいとは思いますが、ニューヨークやスペインに行って刺激を受けたりしたいし、ロンドンにもまた行ってみたい。今はアイデンティティの強い国に行ってみたいな、と思っています。がんばったぶん、自分の時間も大切にして、自分らしく生きていくことも大切ですよね。詰め込みすぎず、適度な息抜きもして自分のペースで。

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