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Fashion / 2019.08.23

「Charles Chaton」ラフォーレ原宿にリアルショップをオープン!

 

株式会社ベイクルーズより展開されているファッションブランド「Charles Chaton(シャルル シャトン)」の初店舗がラフォーレ原宿にオープン。

コンセプターを務める中村美由紀さんにブランド立ち上げの背景やショップコンセプトについてお話を伺いました。

 

 

「Charles Chaton(シャルル シャトン)」とは…

“girl,forever!”をコンセプトに、ガールズカルチャーに生きる今の女の子たち、

さらに50年後の女の子たちにもキャッチされることを意識したアイテムとビジュアルを発信する、人気急上昇中の注目ブランドです。

 

 

―ブランド立ち上げの背景を教えてください。

元々会社(株式会社ベイクルーズ)のプレスでSLOBE IENAやメンズブランドなどを担当していました。

会社は大人向けなブランドが多く、自分が本当に好きだと思えるブランドがなかったんです。

そこで会社のスタートアップキャンプで「若い女の子をターゲットにしたガールズブランドをやりたい!」と提案しました。プレゼンが通り、立ち上げに至りました。

 

―ブランド名の由来を教えてください。

プレゼンの段階で付けていたブランド名があったのですが、既に存在するブランドと発音が同じものがあり商標登録ができず考え直しました。

当時聴いていたカヒミカリィというアーティストの曲調がブランドイメージと近く、曲の中に出てきた「シャトン」という言葉が耳に残ったので使うことにしました。

「シャトン〈Chaton〉」の前に持ってくる単語は同じ頭文字から始まるものが良いと思い、「シャルル〈Charles〉」を選びました。あまりブランド名に深い意味はないです(笑)。

 

―コンセプターとはどういう立場なのですか。

肩書きはコンセプターですが、商品提案から服の買い付け、ECサイトの販売設定や予算管理まで実は全て一人で行っています。なので、本当の肩書きは「全部」ですね(笑)。

 

―ブランドのターゲット層を教えてください。

ターゲットとして年齢は縛りたくなく、20代後半の「大人にならなきゃいけないけれど可愛いものが好きで諦めきれない」というような人にも着て欲しいです。

年齢は関係なく、世界観に共感してくれるすべての女の子に届けたいです。

 

―ブランドのビジュアルを担当している“DOOR”との出会いについて教えてください。

ブランドをどんなビジュアルにしたいかを考えた時に、会社にある既存のブランドはバシッとした固いビジュアルばかりでした。

「シャルル シャトン」はどんくさい女の子がイメージにあったので、プロよりも素人感のある優しい雰囲気を持ちつつも、一般の子には真似できない感度を持ったビジュアルを探していました。

その時に見つけた“DOOR”の作品が理想的で、自らアポイントを取ってお願いをしました。

※DOOR…bisの誌面でも以前連載していた、ガールズインティペンデントマガジングループ。Instagram→door_mag

 

 

―何からインスピレーション受けていますか。

80-90年代のお洋服やカルチャー、自分の持っている1920年代のコットン系のヴィンテージのお洋服を参考にしています。

トレンドは気にしておらず、コンセプトにもあるように50年先でも着れるような普遍的なものを作るようにしています。

ヴィンテージのお洋服は仕様が難しく着にくいものが多いので、デザインはそのままで、着脱をし易くしたり撥水性のある素材を使用したりして仕様だけを現代風にしています。

探すのが難しい一点もののような古着も「シャルル シャトン」ならイメージに近いものが見つかる、と思ってもらいたいです。

 

 

―モデルのエイミーさんやMANONさんの起用理由はなんですか。

ブランドに芸能人のカラーを付けたくなかったので、最初は自ら商品を着て後輩に撮影を頼み、(顔を切った写真を掲載して)販売をしていました。

エイミーさんの顔やスタイルなどの雰囲気ならブランドにぴったりだと思いモデルを頼みました。同じ理由で、今回初めてMANONさんにお声がけをしてみました。

 

―初となる常設店のコンセプトはありますか。

「My sweet home」というタイトルを付けています。お店ではあるのですが、ホテルやお部屋のようなインドアな雰囲気で作りました。

マネキンは置かず、ベッドやキッチン、ダイニングテーブルなどを置き、お部屋でくつろぐ女の子のワンシーンを切り取ったようなお店づくりをしました。

 

―常設店にしかない特別なことはありますか。

オープン時には、パリとロンドンで買い付けたヴィンテージの靴やお洋服を販売します。オリジナルでは、お皿を作りました。店舗限定はこれから少しずつ増えていく予定です。

 

―最後に今後のブランドの展望を教えてください。

売り上げなど数字では考えておらず、すごく濃いファンが集まってくれるようなブランドになればいいなと思っています。

ブランドの世界観に共感してくれる女の子たちに、映画や本などを含めたすべてのガールズカルチャーを「シャルル シャトン」を通して感じてもらえたらと思っています。

 

 

Charles Chaton ラフォーレ原宿店

場所:東京都渋谷区神宮前1丁目11−6 ラフォーレ原宿4F

営業時間:11:00〜21:00

電話番号:03-6721-1870

 

Official HP→https://baycrews.jp/brand/detail/charleschaton

Instagram→charles_chaton