Column / 2020.03.31
新社会人デビューの基本! エレベーターの乗り降りマナー
いよいよ春から新社会人。「早く仕事を覚えるぞ!」と気合いを入れている方も多いかと思いますが、社会人としてのビジネスマナーは大丈夫ですか?
今回は、上司や先輩、取引先の方と一緒に行動するときに覚えておきたいエレベーターでの乗り降りマナーを紹介します♪ 日常生活でも使えるマナーですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.エレベーター待ちのときは?
エレベーターを待つとき、ドアの目の前に立つのはNG! ドアが開いたら、まずはエレベーターの中にいる人が先に降ります。ドア前は空けておきましょう。エレベーターが到着してドアが開いたら、人が降りてから乗るのがマナーです。
2.エレベーターに乗る順番は?
到着したエレベーターに誰もいない状態であれば「お先に失礼します」と一声掛けてから目下の人が先に乗り、「開」ボタンを押しながら目上順に乗っていくのが基本です。お客さまがいる場合は、お客さまが最初に乗り、その後に目上順となります。ただし、すでに最初からエレベーターに人が乗っていた場合は、エレベーターホール側のボタンを押し、先に上司やお客さまに乗ってもらいます。この場合は、ボタンを押してくれている人に「ありがとうございます」と一言添えて最後に乗るとスマートです。
3.エレベーター内での立ち位置は?
目下となる新社会人さんは、エレベーターの階数操作ができる位置が下座となるため、ここをチェック! その後ろが、地位の高い人やお客さまが乗る上座の位置になります。下座の真後ろが上座となると覚えておいてくださいね。
4.エレベーターの操作は?
エレベーターのパネル操作は、下座にいる人の役割です。ほかの人が乗ってきた場合は「何階ですか?」と自分から声を掛けてみてくださいね。
5.エレベーターで移動中のときは?
エレベーターに乗っている最中に電話をするのはマナー違反ですのでご注意を。上司や先輩など、エレベーターに乗っている人がほかにいる場合は、SNSやメールチェックも控えておくと◎。狭い密室空間ですので、会話もしないように。特に仕事関係の会話は誰が聞いているか分からないので、おしゃべりNGです。
6.エレベーターから降りるときは?
目的の階に到着したら、下座の人がエレベーターの操作パネルで「開」ボタンを押し、お客さま→社内の上司→先輩と目上の方から順番に降りていきます。余裕があれば「開」ボタンを押しながらドアを手で押さえてあげると「マナーのある子だな」と思われる可能性も! エレベーターガールになった気分で実践してみてくださいね。
7.上司やお客さまと偶然乗り合わせたら?
エレベーターで偶然、上司やお客さまと乗り合わせた場合は、自分が降りる階がきたら「お先に失礼いたします」と声を掛けて降りるとスマートです。
8.お客さまをお見送りするときは?
打ち合わせでお客さまが来社されたときは、エレベーター前まで見送るのが一般的。企業によってルールが異なりますが、目下の人がエレベーターボタンを押し、エレベーターにお客さまが乗ったのを確認したらお辞儀をして「ありがとうございました」とお見送りするパターンが多く見られます。
エレベーターの乗り降りマナーは、オフィスはもちろん駅やデパートなど、さまざまな場所で使えます。ちょっとした行動が自分をアップデートさせるきっかけになりますので、ぜひ実践してくださいね♪
Edit・Text_izumi