Interview / 2020.01.19
映画『シグナル100』小関裕太インタビュー? 4台持ちの〝カメラ男子〟。「『写ルンです』の玉手箱感が好き」
自殺催眠をかけられた高校生36人のデスゲームを描いた映画『シグナル100』(主演・橋本環奈 監督・竹葉リサ)が1月24日に公開。榊蒼汰役として出演する小関裕太さんの魅力を深掘りすべく、趣味のカメラについて聞きました!
――小関さんといえば、写真展も行うほどのカメラ好き。インスタグラムで公開されている写真も人気ですが、カメラは何を使っていますか?
4台使っています。FUJIFILMのデジタルカメラとLomographyのフィルムカメラ、80年代物の中古のフィルムカメラ、あと「写ルンです』。
――どれがいちばんお気に入り?
「写ルンです』ですね。いちばん使いたくなる。デジタルカメラは、自分の好きな画角や色、明暗を調整しながら撮影できるので、意思がある写真が撮れるんですけど、「写ルンです』は、どんなふうに撮れるのか、現像してみないとわからない。玉手箱のような感覚になるカメラです。撮影して、1カ月半くらい経って現像したときに、こんなことあったなって(笑)。そういう楽しさがあります。
でも、4つのカメラを使うことによって、偶然生まれた色味と意思を持って生まれた色味と、同じ風景でもまったく違う写真が撮れるので、自分のなかの幅が広がるというか、見えるものが変わると思っています。
――好きな写真家はいますか?
梅澤(勉)さんと興村(憲彦)さんの作品のテイストがすごく好きですね。おふたりとも、撮影でご一緒させていただいたことがありますが、撮ってもらった写真がすごく素敵で。それからずっと好きです。
――写真を撮ることで、撮られることに何か変化がありましたか?
写真の知識が撮影現場で生きることはあります。光がこっちから入っているから、この向きの方がキレイに撮っていただけるかなとか。あと、カメラマンさんと写真について会話しながら撮影ができることが楽しいです。しゃべっていないカットがあまりないと言われることもありますけど(笑)。
「天才テレビくんMAX』に出演させていただいていたころから、いろいろなことにチャレンジすることが好きなんです。周りの方々からいただく作品や撮影だけじゃなく、ワクワクするようなモノづくりなど、これからも自分から発信していけたらと思います。
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映画「シグナル100」(配給:東映 原作:『シグナル100』宮月新・近藤しぐれ 白泉社刊)は1月24日全国公開。
小関裕太(こせき・ゆうた)
1995年6月8日生まれ。東京都出身。1月8日スタートのドラマ「来世ではちゃんとします」(テレビ東京系)に出演。7月にはミュージカル『四月は君の嘘』が控える。
公式Twitter:@yutakoseki
Photo_Maki Hagiwara