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Interview

Interview / 2020.01.18

映画『シグナル100』小関裕太インタビュー❤︎ スリラー作品なのに、監督から「全力でキュンキュンさせて」!?

自殺催眠をかけられた高校生36人のデスゲームを描いた映画『シグナル100』(主演・橋本環奈 監督・竹葉リサ)が1月24日に公開。次々とクラスメイトが自殺に追い込まれる狂気の教室で、榊蒼汰役を演じた小関裕太さんに、作品への思いや撮影現場での裏話を聞きました!

 

 

瀬戸利樹君とラーメン行きました

 

――高校の教室を舞台にした作品ですが、同世代の役者さんが多い撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

 

すごく和気あいあいとしていました。リハーサルの1日目が、初共演となる和田隼役の瀬戸利樹君と2人きりでしたが、瀬戸君はすごくやさしくて、初日から休憩時間に「ラーメン行こうよ」って。瀬戸君とは対立する役だからこそ、お互いに「榊と和田はこういう関係だと思うけど、どうかな?」としっかり話し合えたので、やりやすかったですね。

 

――主演の橋本環奈さんとはどうでしたか?

 

環奈ちゃんは、演技に対する意思をしっかり持っていて、作品全体のことも考えているすごくしっかりした女優さんだと思いました。でも、撮影から離れるとすごく無邪気で、普通の女の子っぽい。誕生日の3日後が撮影の初日で、20歳になったばかりだったので「お酒が飲める~」って、嬉しそうに言っていたのが可愛かった(笑)。

 

 

――役作りではどんなことを意識しましたか?

 

まず、自殺催眠というあり得ないシチュエーションを嘘じゃなく見せるということが一番の課題だなと。クラスメイトがどんどん死んでいくという場面に僕自身がしっかりと向き合って、作品の世界でリアルに痛みを感じなければいけないと思いました。当たり前のように人が死ぬことに慣れていくという、榊の気持ちの変化も疑似体験していかなければならないと。

 

あと、「これは、キュンキュン映画なの」というのが監督のこだわりで(笑)。「樫村のフィルターを通して映った榊君であってほしいから、〝樫村、可愛いな〟という雰囲気も全力で! 青春映画としてやってね」という指示をいただいて、それも意識しました(笑)。原作ファンの方にも、また違った榊を楽しんでもらえるのかなと思います。

 

 

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映画「シグナル100」(配給:東映 原作:『シグナル100』宮月新・近藤しぐれ 白泉社刊)は1月24日全国公開。

 

小関裕太(こせき・ゆうた)
1995年6月8日生まれ。東京都出身。1月8日スタートのドラマ「来世ではちゃんとします」(テレビ東京系)に出演。7月にはミュージカル『四月は君の嘘』が控える。

公式Twitter:@yutakoseki

 

Photo_Maki Hagiwara