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Column / 2020.01.16

人気アートディレクター正田啓介が国内初個展「sense of wonder」を開催!

bisでもおなじみアートディレクター・正田啓介さんが立ち上げたSTUDIO THE BLUE BOYが、国内初の個展「sense of wonder」を開催します!

sense of wonder

「sense of wonder」では、正田さんの心にふと浮かび上がったユーモア溢れる好奇心や、独特の感性がドラマチックに表現されています。思わず写真に残した美しい景色が持つ、日中と夕方の異なる二つの顔を1枚にしたラグや、異世界への入り口を想像させるドアやホールを描いたラグ、さらに、花を挿したくなるほどモダンな徳利など、思わず彼の世界に引き込まれる作品ばかりが並びます。

 

この個展の大きな見所は、キャンバスに表現してきたこれまでの方法から、ラグや陶器といった立体的な造形方法への進化。正田さんのアブストラクトなスタイルに凹凸や質感が加わり、感触やフォルムを持った新たな作品たちはこれまで以上に表情やユニークさを持ち、人々のライフスタイルに溶け込みます。

正田氏コメント

「美しいものを自然に私たちの生活に取り入れたくて、インテリアに目を向けました。実際に使用できる身近なものに落とし込みたいと考え、まず思いついたのがラグでした。ラグ一枚の中に表現できることは無限にある。一緒に共存しえない景色をミックスしてみたり、空間を広く見せる効果に着目したり。トリックアートのような視覚を楽しませるものや、日常の中にふとした非現実を生み出す作品などが完成しました。とても満足しています」

素材や工程にも注目!

今回は素材や工程にもこだわりが。ラグはニュージーランド産のウール100%を使用し、染色から織りまで日本で丁寧につくられています。大阪の染め工場で染色を行った後、京都の工場でフックガンと呼ばれる手持ちの機械で地道に糸を打ち込み、仕上げます。高低差も線密に表現されていて、メイドインジャパンの技術の高さが見事に現れています。

空間に色を添える徳利は、仮面作家兼陶芸家として活動する坂爪康太郎氏とのコラボレーションにより誕生。実用的かつモダンなデザインは和の香りが漂い、日本伝統特有の趣を感じることができます。ユニークな成形は坂爪氏、絵付けは正田さん自身が手がけました。正田さんが得意とする巧みな色使いに加え、テクスチャーや立体感で、見る人の五感を刺激する作品たちの魅力をぜひ肌で感じてください。

STUDIO THE BLUE BOY Exhibition
presented by KEISUKE SHODA

会期:2020年1月24日(金)〜1月26日(日)
会場:BRICK
住所:東京都渋谷区神宮前 4-27-6
開館時間:11:00 ~ 20:00
URL:https://studio-theblueboy.com/
お問い合わせ:info@keisukeshoda.com(担当:八田)

Collaboration Artists
Nareg Taimoorian (Los Angeles, USA based Art Director / Visual Designer)
Ryan Strongin (Los Angeles, USA based Photographer)
Kotaro Sakazume (Tokyo, Japan based Ceramic Artist)
Takunobu Sawada (Kyoto, Japan based Ceramic Artist)