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Column / 2020.01.26

【フォトブック三刷決定】「アユニ・D 改造計画」 ゴスロリに廃墟での撮影…1年間を総まとめ♡

BiSHのアユニ・Dが様々なファッションに挑戦して、そのファッションを勉強する連載! 第8回はこれまでの総まとめということで、いろんな服を並べ、その中からいちばんアユニ・Dらしさが出る服を着てもらいました。

ファッションセンスありすぎて困るマンへの道


ジャケット ¥29,800/バーネット トップス ¥7,500、ワンピース ¥16,000、シューズ ¥17,500/すべてベッド

いろんなジャンルのファッションに挑戦するという私の連載が始まってから約1年、bis webと合わせて全部で18種類のファッションに挑戦しました。全部すごくオシャレで気に入ってるんですが、特にお気に入りなのは、赤いコートが印象的な「レトロワンピース」。ノスタルジックで、海外の映画によく出てきそうな服装。ずっと着てみたかったんですよ。でも、私は汗っかきなので、私服は冬でも着やすさを重視していて。手を出したくても、なかなか手を出せなかったジャンルなんです。あとは、「ストライプ」もすごく好きです。ファッションショーでランウェイを歩いてそうな、デザイン性の高い洋服でした。トップスだけじゃなくて、スカートもシャツみたいになっていて、シルエットがめっちゃ可愛かったです。

自分にいちばん合ってたと思うのは、「オールブラック」 かな。廃墟みたいな場所でずっと撮影してみたかったので、廃れた工場地帯的な場所に連れていってもらって楽しかったです。異世界感があってワクワクしたし、自分の世界観ともリンクしてたなって。逆に自分といちばんかけ離れてたのは、「ゴスロリ」。メイド服と同じくらいほど遠かったですね(笑)。小さいころから、ノートの端にゴスロリの格好をした女のコの絵を描いたりしていて。落書きレベルですけど。“可愛い女のコ”の象徴というか。こういう機会がない限り、私は一生着ることがないだろうなと思いました。いろんな系統の洋服を着られてすごく楽しかったけど、私の顔が可愛かったらもっといろいろ着こなせるんだろうなって(笑)。連載を始める前までは自分の好きなファッションが迷走してたのが、連載をしていくなかで明確になっていったし、ファッションに正解はないからこそ、自分が着たい服を着ることがいちばん大事だなって思いました。私にとってファッションとは、生活です。なぜなら、衣食住の衣だから。

advice from Stylist Yu-ya

1年間連載を担当してわかったのは、アユニさん自身が個であり、個性として成立しているということ。なので、総まとめである今回は、普段の彼女に近い、カジュアル&モードにスタイリングしてみました。そして、彼女自身が個であるがゆえに浮かんだのは、たくさんの服の中心に佇む絵。何色にも染まらない“アユニ・D”でした。

アユニ・D

10月12日生まれ 北海道出身 BiSHのメンバー。全国19カ所23公演をまわるバンド編成のホールツアー「NEW HATEFUL KiND TOUR」を開催中。また、アユニ・Dソロプロジェクト「PED RO」の全国ツアーが来春開催予定。

 

祝♡アユニ・Dフォトブック『我是我』(光文社刊)が三刷に!

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アユニ・D改造計画’s archive

Photo_Kojiro Hosoi Stylist_Yu-ya Hair&make-up_Yukiko Aoyama Edit&Text_Yuta Tsutsui