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Column / 2019.12.05

伊藤万理華(元乃木坂46)が月刊「根本宗子」出演!いま好きなアーティストは誰?

アイドル時代から、独特の感性と表現に対する熱意を示し続けていた伊藤万理華。乃木坂46卒業から2年が経とうとするいま、「私がやりたかったものだ!」と思える舞台への出演が叶いました。話題の劇団・月刊「根本宗子」の公演を控えた彼女が、最近考えていることとは?

 

――乃木坂46卒業からまもなく2年ですね。

気持ちを切り替えて、頂いたお仕事を全うしようと思っています。舞台に関してはひとりになってからまだ2回目なので、これからどういうジャンルのものが来るか分からないんですけど、2回目にしてこの舞台ができることは自分にとってすごく大きいきっかけになりそうな感じがします。

 

――舞台は特にやっていきたいお仕事ですか?

特にこだわっているわけではなく、お芝居も好きだし、いろんなジャンルのお仕事にまんべんなく挑戦したいです。個人的に表現したいことに関しても変わらずやっていきたいなって思ってます。

 

 

――今、特に好きなことはなんでしょうか?

私、自分の好きなことを形にして表現したいってすごく思ってて、来年の1月に個展をやるんですよ(東京・渋谷パルコ「GALLERY X」にて開催予定)。bisの読者の方にはぜひ来てほしい内容になってます。

 

――そうなんですね。どんな内容ですか?

今の年齢だからこそ思うことをファッションだったり、映像だったりにいっぱい詰め込んで、それを作品にして展示しようと思ってます。それが大人に響くかは全然分かんないんですけど、私と同世代の方は私と同じような気持ちを感じ取ってくれそうな気がします。

 

――伊藤さんはファッションがお好きですもんね。ちなみに今日の服装は?

これはずっと欲しかった服。リネンの素材が可愛いなって思って、色違いで黒も買ったんですよ。アウターは古着です。

 

 

アートって勇気がもらえる。

 

――かなり変わった形ですね

そうなんですよ(笑)

 

――最近もアートの展示にはよく行かれていますか?

行くようにしてます。「こういうふうに展示したら、こう伝わるんだ」とか参考になるし、アートって何をやってもいいから、そういう意味で観に行ったら勇気がもらえる。自分も制作を頑張ろうって思えるし、すごく影響されます。

 

――好きなアーティストや最近よかった展示はありますか?

そうですね……トム・サックスが好きですね。アメリカの現代美術家で、いろんな立体物の展示をしている方。この前、日本でも3箇所で展示をしていたので全部観に行きました。それをきっかけに「私もなにかやりたい」って思えましたし、すごく刺激を受けましたね。

 

 

インタビュー前編はこちら
根本宗子さんとの対談記事は12月6日20時公開!

 

舞台『月刊「根本宗子」 今、出来る、精一杯。』
作/演出:根本宗子
音楽:清 竜人
出演:清 竜人・坂井真紀・伊藤万理華・根本宗子ほか
公演日程:2019年12月13日(金)〜19日(木)
公演場所:新国立劇場 中劇場
公式HPはこちら

 

 

伊藤万理華(いとう・まりか)
1996年2月20日生まれ。2011年に乃木坂46に1期生メンバーとして加入。2017年にグループを卒業後、2017年12月ソロ活動を開始。女優業のほか、ファッション・アート・映像などを融合させた個展を開催するなど多方面で活躍中。

 

 

 

Photo_Erika Iida