Column / 2019.07.25
「瞼きらめくあの子についての考察」vol.6 ピンクの鉛筆(作:ごめん)
「瞼きらめくあの子についての考察」
vol.6 ピンクの鉛筆
子供の頃、
友達の真似をして買った
ピンクの鉛筆を
本当は気に入ってなかった。
好きな色を好きだと言うことを
どうしてためらっていたんだろう。
憧れた濃いブルーを
爪にのせるだけでこんなにも
高揚することを、
あの頃の私は知らない。
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