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Column / 2019.07.08

【欅共和国2019レポート】観客とともにずぶ濡れ!欅坂46のメンバーが可愛すぎる♡

2017年から開催されている、欅坂46による野外ライブ「欅共和国2019」。今年は7月5日(金)~7日(日)の3日間にわたり、富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催されました。
 

今年も開国!欅共和国2019


今年、富士急ハイランドにて開催3年目を迎えた「欅共和国」。水を使った野外ならではの演出やこだわりぬかれたコンセプトが特徴的なこのライブで、今回の舞台となったのは“船上”。欅共和国から出航した船が、敵の襲来や嵐などの困難に立ち向かい再び平穏を取り戻すまでのストーリーが、多彩な楽曲と共に描かれました。ステージ全体を巨大な船に見立てたセットに加え、7台の見張り台(やぐら)が設置された広い会場には各日16,000人が集結。開催2日目には日本テレビ系音楽特番「THE MUSIC DAY 2019~時代~」と生中継をつなぎスペシャルメドレーを披露するなど、各地で大きな話題を呼びました。
 

水兵さんに扮した尾関梨香が可愛い♡


涼しげな風が吹く中、壮大な音楽が鳴り響き今年も欅共和国が開国。16名のブラスバンドによる演奏が始まると、船員に扮したメンバーが続々とステージに登場しました。パンツスタイルのセーラー衣装という爽やかなマリンルックで、ホウキやデッキブラシを手に船出(ライブ)の準備にかかります。尾関梨香がいたずらっぽい笑顔でバケツの水をひっくり返して、これから始まる物語を予感させる場面も。
 

船長ルックで登場した平手友梨奈に会場は大歓声


三角帽子をかぶった平手友梨奈が最後に現れると、全員でエネルギッシュな水兵ダンスを披露。会場は割れんばかりの歓声に包まれました。
 

欅坂46のダンス職人、鈴本美愉


出港を知らせる汽笛が鳴り、「OVERTURE」と共に乗組員(メンバー)が紹介されると、観客は船出を祝うようにコールを送ります。白シャツ×紺リボンの制服衣装に着替えて勢いよくステージに飛び出したメンバーは、「世界には愛しかない」でライブをスタート。ステージいっぱいに広がり、清涼感あるサウンドに乗せて軽やかなダンスを繰り広げました。写真は欅坂46の中でもダンスメンバーとしてグループを牽引する、鈴本美愉。
 

メンバーを引っ張るキャプテン、菅井友香


キャプテンとしてグループを牽引する菅井友香はMCも担当し、会場の空気を盛り上げました。2日目には今にも雨が降りそうな曇天の中、「今日は雲ひとつない晴天ですね〜!」と大はしゃぎ。「私には雨が見えるな…」と小林由衣がつっこみを入れると、会場は笑いの渦に包まれました。
 

期待の2期生、森田ひかる


アップチューン「手を繋いで帰ろうか」「青空が違う」では、会場の隅まで設置された見張り台や十字に広がる花道に散り、昨年から導入されたウォーターショット(地上70mまで上がる水柱)とバブルマシンを使って観客を盛大におもてなし。船型のゴンドラに乗ったメンバーも客席間を通り抜けながら水風船やウォーターガンを繰り出して、あちこちで歓声を誘いました。写真はbis編集部も注目の2期生、森田ひかる。身長149.9cmという小柄な体型ながら、それが逆に目を惹きます。花道でのファンサービスも最高に可愛いと好評♡
 

青マリの可愛すぎるパフォーマンス


続いて、守屋茜、渡邉理佐、菅井友香、渡辺梨加からなるユニット『青空とMARRY』(通称:青マリ)がデビュー曲「青空が違う」を披露。「MARRY」はメンバーの名前の頭文字で、「いつかメンバーの結婚式で歌えたらいいね」という意味が込められているのだそう。
 

野外ライブならではのにぎやかな演出で、場内はお祭り騒ぎ!


「アンビバレント」の縦横無尽な放水と流れるようなライティングでさらに観客のテンションを高めたあと、キャプテン菅井友香はMCで「欅共和国へようこそ。入国して下さってありがとうございます。今回からメンバーの原田葵が活動を再開しました」とファンへ報告。メンバーと会場のファンから「おかえり~」と言われた原田葵は、「ありがとうございます。久しぶりにたくさんの方の前で、緊張しますが、頑張りますので一緒に盛り上がってください」と挨拶しました。
 

原田葵が「バレエと少年」で復活!


完全復活を遂げた原田葵とともに、上村莉菜、尾関梨香、小池美波、長沢菜々香のユニット『156(イチコロ)』が「バレエと少年」を披露。会場からは「おかえりー!」「かわいい!」との声が続々と上がりました。メンバーの平均身長が156cmだったことから156(イチコロ)と名付けられただけあって、観客たちもイチコロに♡
 

Nobodyではセクシーなダンスを披露


「Nobody」のイントロが流れると、ステージは暗転。瞬く間に紅色に染まりました。可愛いが溢れていた今までのステージとは一転、メンバーたちは大人っぽくセクシーなダンスを披露。MVを彷彿とさせる美しいシルエットパフォーマンスに目を奪われました。
 

共和国ならではの演出が続々♡


キュートな振り付けが印象的なユニット曲「バスルームトラベル」をメンバー全員で披露したあとは、ライブ定番曲となりつつある「危なっかしい計画」をブラスバンドと共にパフォーマンス。ダイナミックに進化したサウンドでファンを沸かせました。守屋茜が「国民の皆さん、雨なんか吹き飛ばせー!」と叫ぶと、二期生の松田里奈も「後半戦まだまだ行けますか~!」と観客を鼓舞。メンバーと観客が一体となって、あいにくの空模様を吹き飛ばすかのようにタオルを振り回してフィールドを揺らしました。
 

ずぶ濡れになりながらのダンスは圧巻


日没も近づいてきた頃、けたたましいサイレン音が緊急事態を知らせます。荒れる海の中にいるかのように放水の勢いが増した「僕たちの戦争」のあと、「Student Dance」では同曲のMVの世界観さながらに、水しぶきをあげて一心不乱に踊る彼女たち。その熱演に、客席からは大きな声援が送られました。
 

嵐が過ぎ、フィナーレへ


嵐を抜け、船が無事に海面に上がったところでライブもいよいよ終盤戦へ。「語るなら未来を・・・」を力強く届けたあとは、盛大なコールを受けながら「風に吹かれても」で体をリズミカルに弾ませます。“最後の戦い”を前に、メンバーはオープニングと同様のスペシャル衣装に早着替え。「サイレントマジョリティー」を凛々しい表情で歌唱して、ライブをクライマックスへと導きました。ブラスバンドが合流すると、メンバーは船の碇を上げて旅の終わりを観客に知らせ、力強いダンスと共に花火が打ち上がる華々しいフィナーレのうちに今年の「欅共和国」は大団円を迎えました。

8月から全国アリーナツアーの開催も決定している欅坂46。ますます勢いづくグループの今後から目が離せない♡

「欅共和国2019」
●日程:2019年7月5日、6日、7日開場16:00 開演17:30
●会場:富士急ハイランド・コニファーフォレスト
セットリスト
オープニング
Overture
1:世界には愛しかない
2:手を繋いで帰ろうか
3:青空が違う
4:太陽は見上げる人を選ばない
5:アンビバレント
6:バレエと少年
7:制服と太陽
8:バスルームトラベル
9:結局、じゃあねしか言えない
10:Nobody
11:危なっかしい計画
12:僕たちの戦争
13:Student Dance
14:避雷針
15:AM1:27
16:I’m out
17:キミガイナイ
18:語るなら未来を・・・
19:風に吹かれても
20:サイレントマジョリティー

■公式リンク
欅坂46オフィシャルサイト
Twitter

■欅坂46(けやきざかふぉーてぃーしっくす)
秋元康総合プロデュース。乃木坂46に続く「坂道シリーズ」第2弾グループとして、応募者2万2509名のオーディションを経て2015年8月に誕生。
同年10月、テレビ東京にて初の冠番組「欅って、書けない?」がスタート。
2016年4月6日、1stシングル「サイレントマジョリティー」でデビュー。女性アーティストオリコン初週売上の歴代1位を獲得。
デビュー8か月にして第67回紅白歌合戦に初出場を果たし、以降3年連続で紅白歌合戦へ出場。
2018年11月にはグループ初の二期生が9名加入。
2019年2月に8thシングル「黒い羊」をリリースし、デビューから続けるオリコンウィークリーチャート1位を8作連続に更新。

  • photo

    Yousuke Kamiyama

  • other

    Akiko Yamada