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Column / 2018.10.30

20歳から25歳で訪れる“お肌の曲がり角”。起こりうる身体お悩み3選

肌荒れしてもすぐに治るから大丈夫。メイクを落とさず寝ても問題なし。そんな20歳を過ごしていたのに、一年中肌の乾燥に悩んだり、吹き出物が治らず跡がクレーター化してしまうことも。こんなお肌の変化を感じるようになったのは、子供から大人へと身体が変わっていく時期だから。20歳から25歳にかけて起こりうるお肌の変化を専門家に聞きました!
 

ターンオーバーが乱れやすくなり乾燥肌や敏感肌になりやすくなります

肌の表皮の新陳代謝、つまり皮膚の生まれ変わりをターンオーバーといいます。加齢や不規則な生活習慣でターンオーバーが乱れると、古い角質がはがれ落ちずに肌表面に残り続け、肌の水分が保持できなくなります。肌の潤いがなくなり乾燥肌になったり、バリア力が落ちて敏感肌になったり……。角質のケアには、加齢とともに減少していくセラミドの補充が重要です
 

古い角質が原因で肌がくすみます

古い角質により肌がくすんだり、できてしまった吹き出物が治りにくくなったりするのも、肌のターンオーバーがうまくいっていないせい。角質層が厚くなると、化粧水や美容液などが浸透しにくくなり、肌の表面が硬くなってしまうことも。肌の透明感が失われると、全体的にもくすんだ印象になり、“老け顔”の原因に! いったん厚くなった角質は取り除くのが難しいため、今から洗顔やクレンジングなど地道なケアが必要。

蓄積された紫外線などのダメージが肌に現れ始めます

頬などの紫外線がよく当たる部分にシミができやすくなります。肌の奥深くの真皮まで入り込み、コラーゲンを固く変形させるDEEP紫外線には要注意。DEEP紫外線は、肌のハリの低下やしわ・しみ、真皮のくすみの原因にもなります。PA値が高くDEEP紫外線をカットするUVケア商品や、紫外線で劣化したコラーゲンを再生する商品の使用がマスト。
 

20代女性の多くが悩む「毛穴の開き、黒ずみ」が顕著に

ターンオーバーが乱れると、毛穴から皮脂が過剰に分泌されてしまい、毛穴が広がりがち。そこで皮膚表面の汚れや古い角質などが皮脂と混ざって酸化し、毛穴が黒ずんで見えてしまいます。特にトラブルが起こりやすいのは顔のTゾーン。毛穴パックや市販のピーリング剤などによるケアのし過ぎは、直接的な刺激で逆効果に。正しい洗顔と保湿がなにより大切です。
 
教えていただいたのは…
富士フイルム 化粧品開発部門
乾 江梨子研究員
しわ、たるみなど、肌老化に関する皮膚科学研究に従事。「アスタリフトデスティニー」や「インフォーカス」の開発に携わる。

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    Moe Itaba

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