bis

bis

Column

Column / 2024.04.01

中島健人「Sexy Zoneは最高のグループだった」約30万人が見守ったラストライブ

2024年3月31日20:00からSexy Zoneのラストライブが配信され、約30万人が最後の雄姿を見守った。

Sexy Zoneとして最後のパフォーマンス

オープニングから、いつもにも増して笑顔が輝いていた4人。曲の途中、変顔をして笑わせる菊池風磨さんがいたり、その顔を見て噴き出してしまう中島健人さん。「今日はSexy Zoneとして最後のパフォーマンス、12年分の感謝を込めて歌います」と佐藤勝利さんも明るく宣言。「ぎゅっと」を熱唱の後、菊池風磨さんの呼びかけで「ぎゅっとできますか」と4人で思いっきり抱き合ったり、全員がハイテンションに見えた。途中からリモートで参加したマリウス葉さんも、「懐かしい、Xmasのプレゼント交換とかしたよね」と明るく思い出話を語りました。

そんな中、「RUN」の曲中、「やめんな、やめんなよ」のフレーズをいつもより力強く歌った佐藤勝利さん。bisの連載“bis homme”でグループ愛を何度も熱く語っていた彼の思いが自然と溢れ出ていました。

メンバー挨拶

「with you」「夏のハイドレンジア」「本音と建前」など数々のヒット曲を熱唱したあと、一人ずつの挨拶へ。

松島聡「2011年から応援していただいて、感謝しかありません。Sexy Zoneという名前は卒業しますが、これからもそれぞれの活動を応援してください」

佐藤勝利「泣いてしまいそうなので抑えますが、12年間、寂しい思いをさせてしまった事もあると思います。ここまでこれたのは、応援してくれた皆さんとスタッフのおかげです。本当にありがとうございます。」

菊池風磨「名前を卒業したり、中島が抜けること、僕らは去年から話し合ってきたりして準備をしてきたけど、ファンの皆さんは怒涛の3か月、不安にさせてしまってごめんなさい。でも僕ら5人がそれぞれのステップに進んでいく、という前向きな決断。今まで、いろんな夢を叶えさせてもらいました。『やっぱドームだよね』って16歳くらいの時に話していて、まさかこんなに早く卒業するとは思わなかったけど、もっと上を目指していきたいと思います」

中島健人からはメンバーそれぞれに向けたメッセージも。年下の松島聡さんには「アイドルとして最強になっている。また個展行かせてね」、佐藤勝利さんには「ほんと、かっこよくなったな。勝利はSexy Zoneのセンターだけど、今度は世間のセンター取りにいきなよ」とふたりの目覚ましい成長を喜びながらエールを送った。ほぼ同じ年の菊池風磨さんについて語る時は目を真っ赤にしながら「いちばん付き合いが長い。菊池を嫌いなときも好きな時も青春だった。菊池がいたから強くなれたよ。ゴールデンの番組のMCとかも頑張って。明日からはメンバーでなく友達に戻るけど、ここまで一緒に入って来られてよかった、ありがとう」と、頬を涙で塗らしながら語る中島健人さんに、「こちらこそありがとう」とやはり目を真っ赤にした菊池風磨さんが応えた。「中島がシンメでなかったら俺はどこかで腐ってた。ジュニアの頃からいいライバル的存在。出会えてよかったし、思い返すと楽しかったよね。そんな中島がソロになる決意をした時、お前が止めなきゃ、ってみんな思ったかもしれないけど、曲がかかったらこの人のコンデションがわかるぐらいの仲。そんな相手の決断を止められないよね。でもやるからには中島健人らしく。僕らも頑張ります」とエールを送った。

Sexy Zoneとしての活動に幕をおろした4人

最後は「congratulation」を歌い、4人それぞれが薔薇の花をステージ上のテーブルに置き、Sexy Zoneとしての活動に幕をおろした。2024年3月31日でSexy Zoneを脱退した中島健人さんは、4月1日からソロ活動を始める。菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんの3人も4月1日20:00からの配信で、新たなグループ名の発表をし、新しいスタートを切る。

▷▷▷佐藤勝利さんの連載“bis homme”を読む

Text_Izumi Takeshima