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Column

Column / 2018.03.29

その世界のNo.1になったコスプレイヤーえなこさんの魅力♡

若いうちから憧れの世界に踏み出し、その道のプロとして輝いている女性にインタビュー。
その仕事についたきっかけ、苦労、これからチャレンジしたいことを語ってもらいました。

今回は、コスプレイヤーとして活躍しているえなこさんのお話。

 

コスプレイヤーの地位向上! 実はそんな目標を掲げてます

 

自宅でこっそりコスプレを楽しむ普通の女の子でした

インスタのフォロワーは31万人、ツイッターは43万人。今や、日本で一番有名なコスプレイヤーとして活躍するえなこさん。人生初のコスプレは、中学生のころの大ヒットアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』から始まり、本格的にのめり込んだそう。

「初めは、通販で買ったハルヒのコスプレを部屋で着るだけで満足していたんです。高校生になると、友達に誘われて、地元・名古屋のコスプレイベントに参加するように。その際にラブプラスのキャラクター“高嶺愛花”のコスプレをした写真がネットに掲載されて話題になったのがきっかけで、いろんなイベントに呼ばれるようになりました。趣味がコスプレなことを周りに隠す方も多いと思うんですけど、私は全く恥ずかしいと思わなかったですね。学校にも知れわたっていて、文化祭では私のメイド服を貸し出してメイド喫茶をしたくらい(笑)。今思えば、周囲の人に受け入れてもらえてよかったなって思います」

 

プロのコスプレイヤーという新ジャンルに挑戦中

「コスプレは日本発祥のカルチャーだけど、現在はパリやアジア各国でも大人気です。海外でのイベントに呼ばれることが多くなったこともあり、2年前から事務所に所属して、プロのコスプレイヤーとして活動を始めました。キャラクターの衣装だけでなく、水着やグラビアのお仕事も増えたので、最近ファンになっていただいた方からは、ナチュラルな素髪で露出の高い衣装のほうが好評なのが、ちょっと寂しいですけど(笑)。個人的にはウイッグやカラコンでコスプレ感のあるビジュアルが断然好きです。私はタレントではなく、あくまでコスプレイヤーとしてお仕事をしているというのがポリシー。だから、ヘアやメイクは人に任せず、自分でやります。手作りの衣装は壊れやすいので、すぐ直せるようお裁縫道具も持ち歩いていますよ」

 

コスプレをもっとオープンに楽しめる日本になるといいな

「コスプレって、結構規制が厳しいんです。海外ではわりと自由ですが、日本では許可のない街中での撮影はもちろんNGだし、イベント外で衣装を着て出歩くのもNG。イベント自体、開催できる場所が本当に少ないんです。私がプロになった理由の一つが、コスプレへの偏見をなくして、もっといろんな場所でオープンに撮影ができるように、コスプレカルチャーを浸透させたかったからです。大きすぎる目標かもしれないけど、コスプレイヤーの地位向上のために、私ができることを常に考えています!」

 

欠かせないお仕事道具1♡

▽ 安全ピン


衣装が壊れちゃったり、微妙にサイズが合わないときには、安全ピンを使って即行、微調整します。撮影時のマストアイテムです!

 

欠かせないお仕事道具2♡

▽スマホ


衣装のイメージやサイズ調整など、スタッフの人とのやり取りにはLINEが必須。うさぎのぬいぐるみケースはお気に入りすぎて3個目です。

 

神♡美容アイテム1

▽エスティ ローダーのファンデーション


衣装が完璧でも、肌のアラが見えていては完成度が半減します。ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップはカバー力が完璧!

 

神♡美容アイテム2

▽SUGAOのチーク


キャラクター感を演出するのにチークは欠かせません。SUGAOのチークは、じゅわっとした血色感で、あどけない表情が作りたいときに最適。

 

♡INFORMATION♡

Live.me

月1、2回で公式配信しているライブ動画アプリ。海外の人も日本語でコメントしてくれるので、1時間のフリートークを楽しんでいます♥

 

♡Profile♡

1994年生まれの24歳。プロのコスプレイヤーとして多数のメディアや海外のアニメ・ゲームイベントに引っ張りだこ。
最新情報はLINEブログ:https://lineblog.me/enakorin/、インスタグラム:enakorin、ツイッター:@enako_cosをチェック。

 

<<bis 3月号 P127より一部抜粋>>

  • photo

    Yukie Abe

  • text・edit

    Aki Sato