Column / 2018.03.25
“Kraków”、好きなもの巡りのたび。
プラハから電車とバスで約5時間。
ポーランドの京都こと“Kraków(クラクフ)”にやってきました。
4泊5日のひとり旅。
今回の記事では「美・食・器」 の3点に絞り、私のポーランド・クラクフ旅行を紹介します。
これはおみやげ屋さんの可愛いマスコット!
一つ一つ手書きでちょっとブサイクなのもある、
思わず手に取ってしまいます・・・
美
まずは、やっぱり、美!
おすすめの美術館・Dom Józefa Mehoffera, です。
(住所:Krupnicza 26, 31-123 Kraków, ポーランド)
お屋敷を改築した館内は趣があり、なんだか、懐かしい感じがします。
工芸品って博物館などの展示空間で見るとあんまり、イメージが湧かなくて興味を持ちにくいなあと思ってしまったりもするのですが、
こうやって実際に使われていた状態で展示されいると、また、違った印象を受けます。
もちろん、いい絵絵もたくさん見れます。
日曜日は入館無料なので、ぜひ足を運んでいただきたい場所です。
食
ポーランドも美味しいものがたくさんありますが、
中でもおすすめしたいのは、「pierogi」!
ポーランドでポピュラーな餃子。揚げか茹でか選べます。
「Milkbar Tomasza」(住所:Świętego Tomasza 24, 33-332 Kraków, ポーランド)
モチモチの皮を楽しみたい方は、茹でがおすすめです。
スパイスの効いたジューシーな具はタレなしでも十分うまみがあり、お肉の味もしっかり。
これだけで充分なランチになります。
店内もおしゃれで、賑わっています。
続いては、クラクフのおやつ「pączki」(ポンチュキ)!
まず名前が可愛くて、思わず口に出してしまうごろ感。味も魅力的です。
グレースがけの揚げパンの中にローズジャムが入っています。上品な甘さと口当たりで、揚げてあるのに思ったより重くありません。何個でも食べらる…
食べ比べした中でも、地元の ランキングでも一位を獲得している
「Cukiernia Michałek」(住所:Krupnicza 6, 33-332 Kraków, ポーランド)
というお店が一番美味しかったです。
これがすごくおいしくて、5日間の滞在で1日一個は確実に食べました・・・
他には、屋台でよく見るベーグルみたいなの。
口の水分が全部持ってかれるけど、しっかりめの生地は歯ごたえがあって腹持ち抜群、サンドイッチにも合いそう。
顔より大きい〜!
器
最後は泣くほど可愛いポーランド食器、ポーリッシュポタリーの紹介です。
これ全部手書きなので、絵柄がちょっとずつ違います。
ぽってりしたフォルムも相まって、一つ一つ表情があるみたい!
とっても魅力的で全部欲しくなってしまいます・・・・
見やすくて、素敵なものが多いなと思ったのは、
「kobalt」(住所:pottery & more, Grodzka, 30-962 Kraków, ポーランド)というお店。
私も、母におねだりされてバックを買い足さなくてはならないほどの食器を買って帰ることになりました。なんでも、日本で買うよりずっと安いそう・・・。
でも、後悔はありません。
だってすっごく気に入ったので! 母も喜んでくれるといいな。
「美・食・器」からみるクラクフ旅行、いかがでしたか?
今回はこの三点に着目してお届けしましたが、クラクフとその周辺には多くの見所があります。
プラハからは少し距離がありますが(と行っても日本からって考えたら近すぎるくらいです!)ぜひ、足を運んでほしい所です。
次回は、この旅行の最大の目的である
「アウシュヴィッツ強制収容所」について書きたいと思っています
自己紹介
20歳の美大生、睡です。( ミスiD2018大森靖子賞受賞 )
四月まで、3カ月間チェコのアトリエでインターンをしています。プラハ近郊と周辺国のリアルを、長期滞在ならではのゆる〜い感覚と感性でお届けします。